日本人よ、「愛してる」と言ってくれ。

日本に帰国したとき、フランスで老後を過ごしたいという男性(50代)がこんなことを言っていた。

「旦那さんがフランス人ってことは、やっぱりあっちの人って奥さんに毎日“愛してる”って言うものなの?いやぁ、気持ちは伝えた方がいいってことはわかってるんだけどさぁ…。ほら、日本人ってどうも“そんなこと言わなくてもわかってるでしょ?”って思うところがあって、結局は言わないんだよねぇ。」

確かに、日本人は男女ともに欧米人に比べ、“愛している”という気持ちを伝えるのが苦手なようだ。そして、この日本人男性が「愛してる」と口にする外国人について疑問に思うように、外国人も「なんで日本人は愛してると言わないのか?」と疑問に思う。

日本人はなぜ「愛している」と口にしないのか?外国人のスレを翻訳した。

Do Japanese say “I Love you”?

 

名前:ドロバード
僕は日本人とアメリカで結婚しました。しかし、私の妻は今まで一度も“愛してる”と言わないのです。彼女に理由を尋ねると、「日本人だから」と言われたり、「日本語では“愛してる”にあたる言葉はない」と言われました。

これって本当なんですか?愛していると言わないのは、彼女がうちの両親を避けていたり、僕が両親と会わないようにしているのではないかと考えたりもします。「愛してる」と言うかどうかは、単に文化の違いというのではなく、他に何か理由があるような気がしてなりません。

名前:ウコ
「愛してる」と口にしない日本人夫婦でも、仲の良いカップルはたくさんいますし、相手の気持ちを感じ取ることが大切なのではないのでしょうか。ノン・バーバルでも通じ合う夫婦というのは、それはそれで美しいものです。
それに、日本人は「好き」とか、「大好き」といった言葉はよく使うけど、「愛してる」というのはあまり言いません。日本人にとって、「愛してる」という言葉は大胆すぎるのだと思います。

ただし、日本人夫婦は欧米人に比べ、キスしたり抱き合ったりすることが少ないと聞いたことがあります。毎回、花をもらうのを嫌がる日本人妻もいるそうです。私の日本人の旦那はめったに花なんて贈ってくれないので、羨ましい限りですが。

名前:Aj
私の友人は日本に彼女がいます。彼女は僕の友人につきあいたいという意思表示はしていたそうですが、一度も「愛してる」と言ってくれなかったそうです。その後4年間付き合っても、状況は変わらず。ついに口論になったとき、彼女は言いました。「私が愛してると言わない理由は、ヒミツよ。」

名前:アズミ
僕の妻は英語で“I love you”とよく言ってくれましたが、日本語で「愛してる」とは一度も言ってくれませんでした。理由を尋ねると、「日本人にとって“愛してる”と言う言葉の持つ意味はとっても深いの」と言われました。ま、その数か月後に彼女が他の男と浮気しているのを発見したわけですが。

名前:ディーク
僕は日本人の妻と結婚して10年になりますが、彼女が自発的に「愛してる」と言ったことは一度もありません。最初は僕も辛かったですが、次第に慣れていき、今ではそんな彼女をからかっています。僕は彼女に「どうして愛してると言わないの?」と問い詰めるのが大好きなんです。彼女はいつもすぐに「愛してるよ」と答えてくれます。彼女が僕のことを愛していると、自信を持って言えます。ただ、言葉にして伝えること自体に対して意味を持たないと彼女は思っているようです。

名前:エンジェルスティール
旦那(日本人)と私もみなさんと同じような状況にいますが、私たちの状況はもっと最悪です。何とか2人一緒にいられるよう、もう2年間も喧嘩が続いています。私の旦那は「愛してる」とか「I love you」と言ってくれませんが、私は彼が自分から言ってくれるまで、毎日言うようにしています。

名前:ブリンク
私の妻(日本人)は毎日、“愛してる”と日本語で言います。僕の考えでは、夫婦の関係というのは“老い”に少し似ていると思うのです。毎日鏡を見ても、“老い”には全く気が付かないけれども、何年か前の写真を見たら自分が確実に老けていることに気が付く。人間関係というのも毎日気持ちを伝え合うことが大切で、結婚当初は仲が良かった夫婦でも、月日がたち気が付けば相手のことがまるでわからない“他人同士”のような関係になってしまうこともあるのではないでしょうか?

名前:イタリアン・サムライ
日本人だから「愛してる」と言わないというのは、どうかなぁ。人によるんじゃないの?でも確かに言えるのは、日本人は一般的に気持ちを言葉にするのが苦手なようだね。「愛してる」と言うかどうかに限らず、怒りも憤りもストレスも何でも。これはもう、愛してるというかどうか?という次元の問題ではなく、感情を言葉や表情に表すことができるか?という話。集団主義の日本社会からくるものだと思うよ。

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9 コメント

  1. 私にとって「愛してる」という言葉はなんていうか大仰な印象があります。
    それを言う自分がうそ臭く感じるので自発的には中々出ません。
    「大好き」という言葉の方が自分の感情にしっくりきます。
    ただパートナーがその言葉を求めるならそのくらい言ってあげても良いんじゃないかとも思います。

    それにしても「愛してる」を言うか言わないかの話で「日本人=集団主義」が出てくるとは。
    これを聞くたびに日本文化を外国人に理解してもらうのって本当に難しいんだなと思います。
    「愛してるというのが恥ずかしい」気分ってとても個人的なことで、
    他の人が言っているか言ってないかなんて全く関係ありません。
    また、周りの皆が普通に出る言葉だとしても「恥ずかしさ」が無くなるわけでもない。
    自分の気持ちにぴったりこない言葉を話す照れとか違和感を表現する言葉は、
    海外ではもしかして「恥ずかしい」じゃ無いのでしょうか?

  2. 日本人には、感情を露骨に表現する事を忌避する習慣があり、率直な感情表現が苦手であるということは事実だと思います。
    しかし、よく話題になるこのテーマにはもっと別の側面があるように思います。

    それは、言葉のニュアンスの違いです。
    確かに “I love you” の日本語訳は、「(私はあなたを)愛しています」 には違いないのですが、会話としてのニュアンスはかなり違います。
    日本語の「愛」という言葉はかなり深い意味を表していて、日常会話で気軽に使うような言葉ではないのです。

    逆に日本人から見ると「おいおい、 “I love you” って、そんなに気楽に挨拶代わりに使うような言葉なのかよ。」といつも感じます。
    その意味から、こういう使い方をされる “I love you” の日本語訳は「好きだよ」、「好きよ」のほうがより適切だと考えています。
    日本人でも「愛してる」というより「好きだよ」「好きよ」だったら、もっと抵抗無く言えるのではないでしょうか。

  3. 空気を読む文化ですからねぇ。なにもかもを言葉にだすのは無粋。 むしろ「愛している」を何度も言われると軽く感じます。日本人は「愛している」を違う言葉で置き換えて伝えていると思いますよぉ。

  4. なんというか、回数口にすればするほどその言葉に込めた思いが薄れるっていう気がするんですよね。
    日本人の方が「愛してる」という言葉の意味を重要視しているのではないかと思います。
    一生に1度言うか言わないか、一生分の思いを込めてじゃないと言わない言葉が日本人的な「愛してる」という言葉だという気がします。
    日本人で挨拶変わりに「愛してる」を言う人がいたらそれは恋愛をゲームだと思っている人々、明日にはどこかへ行ってしまってもおかしくないような軽い遊びの関係、実際には何の思いも込められていない台詞としか受け取られないですね。
    海外の方のI love youの使い方は日本語の「好き」の方が近いですね。
    逆に言うと「愛してる」に対する英語は無いのかも。

  5. これは基本的に「I love you」の意味やニュアンスがどうといった問題というより、日本人がその部分にこだわりすぎ、本来の意図を理解していない事から起こる問題ですよね。

    これはキャッチボールと一緒で、相手に言われ返されて初めて成り立つコミュニケーションだからです。

    「 I love you」と言われ、「i love you too」と言い返す事で、お互いの存在(及び、相手に対する気持ち)をreassuranceする事が第一目的。

    相手に「愛しているよ」と言う事は、気持ちを伝える以上に「愛されている」と言う事を確認する行為であって、英語での表現やニュアンス、意味にこだわってしまう日本人は「言い返す」事の大切さを見過ごしてしまい「言う事」にフォーカスしてしまう事で恥ずかしくなってしまい言えなくなったりするのでしょう。

    「I love you」ではなく「Do you love me?」と思いながら(聞きながら)「I love you」と言うと(聞くと)、気持ち的にもっと言いやすく(返事しやすく)なるのではないかと思います。

  6. 日本人は変に正直だから、言えないんだと思う。

    結婚して何年も経つと、もう情熱的な気持ちは無くなって、大切な家族って感じになってしまうから。
    そんな時に、パートナーをどう思っているか、と聞かれたら、
    「大切に思う。」
    って言うのが正直な気持ちだけど、相手は、
    「愛してる。」
    って言って欲しいんだろうし、でも、もう嵐のような気持ちはすでに無いから、
    「愛してる。」
    なんて、嘘ついてるわけじゃないけど、歯が浮くようで、しっくりとこない、っていう状況なのでは?

    それか、巷で言うところの、「日本人は熱しやすく、冷めやすい。」が事実で、でも子供のためにも家庭崩壊させたくないから、お互い黙っているってことなのでは?

  7. 結論から言うと、「love」には、日本語の「愛)」の意味が含まれていないを知る人は皆無です。つまり、頻繁に「I love you」を繰返すのは、互いに相手の心を掴んでいない証であり、自信のなさを示しています。

    『旧約聖書』には、「全地は同じ発音、同じ言葉であった」とあります。この「同じ言葉」は何語であったかは、学術的に解明されていません。
    しかし、アイヌ語であったことは多くの単語を解読すると判ります。
    例えば、「スラム街」は「貧しい人たちが寄り集まって住んでいる区域/貧民窟」のことです。
    「スラム」のアイヌ語訳は、「鍋+下の方/低い所+詰まる/通る孔が詰まる」で、「鍋底(底辺)で行詰まる➡貧しい」意味になります。
    「イスラム」は「イ+スラム」で、「イ」のアイヌ語訳「もの/こと/所」に「スラム」を加えて、「貧しい者/こと/所」の意味になります。
    「エルサレム(イスラエルの首都/ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地)」のアイヌ語訳は、「三つ(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の勢力)が互いに食い合い閉塞する」となり、現在の実態を表していることが判ります。

    また、日本語は漢字でも表記をしています。漢字の成立ち=漢字の起源を調べるとその意味が自ずと判ります。
    恋は、「亦(また)+心」で心が(安定せず)右に左に揺れる様子で、「love」のアイヌ語訳と同じ。
    愛は「爪+冖(屋根)+心+夊(足を引きずる/歩みが遅い)」で、屋根(家財)と心をしっかり掴み、(離れがたく)歩みが遅い様子を表します。

    love(ラブ)のアイヌ語訳は、①~の羽で、羽の(様に心がユラユラと揺れ、不安定な様子)、つまり、漢字の「恋」の意味と同じです。
    ②羽+不良じみている/生意気だ/乱暴するで、(心がユラユラと揺れて、)不良じみている/生意気だ/乱暴するで、つまりは、DV(家庭内暴力)に繋がります。

  8. 母は私に愛してるという言葉をよく言います。
    母は、私が先に死んだら、
    生きている意味がないから
    直ぐに後追い自殺をするそうです。
    そこまでの重さが、日本語の「愛してる」には
    あるんじゃないでしょうか。
    外国人の旦那さまに私が死んだら
    一緒に死んでくれる?って聞いてみてください。

  9. 日本人には「愛」という言葉は不変なものであるという思い込みがあるからではないでしょうか。
    私は海外生まれ育ちの日本人ですが、日本に来た時に私の祖父は「安売りはしたくないから、言わない」と言っていました。
    Because they don’t bargain sale the word “love” という感じかしら。
    在庫が1つしかないためか、出し惜しみしているのか、もったいぶっているのか、相手にはOfferされている事すらわからないのだと思います。