爆笑する女性

「明るくなりたい」という人がいます。確かに、性格が明るいほうが幸せな感じがしますね。しかし、最新のアメリカの大学の調査によると、幸せすぎる人は悲観的な人よりも寿命が短いことが、英紙デイリーメールにて報じられました。

この研究では1920年代の子どもが大人になるまでをフォローしたもので、子ども時代、学校の先生に“とても明るい子”と評された子どもは他のクラスメイトに比べ早死にするという結果が出ました。その理由として、明るい性格の人はどこかで無理をしていることが多く、バイポーラ(躁うつ病)などのメンタル面での不調を引き起こしやすいとされています。また、恐れることをあまりしないので、致命的な事故を引き起こす可能性を高めてしまいやすいとされています。

また、無理して幸せになろうと頑張る人は多くの場合、以前よりも憂鬱感を抱えやすくなってしまうと、世界のあらゆる大学の研究で証明されています。気分を変えようと努力すると、期待を裏切られたように感じてしまうことが原因のようです。

さらに、雑誌でよく目にする『幸せになるための○カ条』のような記事は、ますますうつ病を増大させると言われています。ある研究では、被験者に「気分を良くするための方法」という記事を読ませ、その方法がどれだけ効果的なのかを試す実験を行いました。

ある被験者は「陽気な映画を見る」というメソッドを実践してみましたが、結果は思うようにはならなかったそうです。“気分を良くすること”に意識を集中しすぎて、“自然に”変えることにはならなかったといいます。つまり、映画を観終わるまでの間に、“気分を変える”アドバイスが期待外れだと感じ、怒り、映画を見始めた時よりも気分が悪くなってしまうというわけです。

しかしながら、幸せへの秘訣はもっと単純なものであると、Perspectives on Psychological Science(PPS)は明らかにしました。それは、家族や友人と有意義な関係をもつことです。この研究に参加した、アメリカイェール大学心理学部教授ジューン・グルバー博士はこのように言っています。

「幸福度を高めるための一番の方法は、自分が今幸せかどうか心配するのをやめることです。その代りに、他の人との社会的なつながりを大切にして育てる方向に目を向けてみるのです。」

日本を代表するお笑いタレントの明石家さんまさんは、あるバラエティー番組のなかでこのように言っていました。

「僕は“幸せ”って言葉をこの世からなくしたいんですよ。人間みんな、“幸せ”って言葉があるからどうも、シアワセにとらわれるんとちゃうかなーって。」

確かにその通りなのかもしれませんね。幸せを追求しすぎず、自然体が体と心には一番良いということでしょう。

写真:zenjazzygeek

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