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今流行のフランス婚からみる新しい日本人の結婚 フランス人の反応

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フランス結婚事情3パターン 今流行のフランス婚からみる新しい日本人の結婚

結婚に関する最近の傾向として顕著なのは、全体の婚姻件数が減少傾向にあり、まったく結婚しない人の率(未婚率)が増えているということ。ある結婚相談所の調べによると、以前のように、一度結婚してしまったら「時が二人を分かつまで」生活を共にする夫婦は減ってきており、離婚や再婚を経験する人が増えているそうです。

そこで最近注目を集めているのが、フランス式の結婚。既成の「結婚」の概念にとらわれず、「事実婚で自分らしい結婚スタイルを構築したい」と願う男女の出会いをサポートする次世代婚活サービス「フランス婚.com」がスタートしました。そこで今回は、これまでの日本人には馴染みのないフランスでの自由な結婚観についてチェックしてみましょう。

 

 フランス人カップルの結婚3パターン

フランス人のカップルが生涯一緒に過ごそうと決意したら場合、とれる選択肢は全部で3つあります。

1. 結婚

日本の場合と同じ。法律上、“夫婦”となる。別れた場合は“離婚”となり、バツイチになる。

 

2. 事実婚

当事者間の主体的・意図的な選択によって婚姻届を出さないまま、全く法的手続きをせず共同生活を営む結婚。法律上も二人の夫婦関係を示すものはない。配偶者控除なし。別れても、書類上では離婚にならず、バツイチにもならない。

 

3.PACS(パックス)婚

結婚よりも法的制約が少ないが、パートナーとして優遇措置が受けられる連帯市民協約。優遇措置が受けられるにも関わらず、別れても書類上では離婚にならない。元々は結婚が認められない同性愛カップルの要望から生まれたものだが、税金などの優遇措置が受けられる上に、片方の意思だけで契約解消できるパックスの手軽さが、結婚に二の足を踏んでいたカップルに受け入れられた。

 

報道陣に結婚のことを聞かれた夏木マリさんが、ご自身の結婚を評して「フランス婚」と言ったことから、事実婚という意味でフランス婚という言葉が広まりました。しかし、実際のフランスには事実婚にも2つの種類があるのです。結婚も、税制上で一番有利な6月に(一年の収入がまるまる二人分として計上される)入籍するカップルが多いという実利的な面を重視するフランス人。ロマンチックに結婚を夢見るより、これからもパックスを選択するカップルは増え続けるだろうとされています。

 

 それぞれの結婚に対するフランス人の反応

フランス結婚事情3パターン 今流行のフランス婚からみる新しい日本人の結婚これら3つのフランス結婚にも様々な意見があるようです。

 

● 「僕は妻と結婚という法律で縛られた関係ではなく、自分たちの意思で一緒にいたいから事実婚という選択をした。」 (事実婚歴30年フランス人男性)

● 「本来、結婚には責任がつきまとうもの。それを負う覚悟がないなら未婚のままでいるほうがいいと思う。」 (20代未婚フランス人男性)

● 「 何にせよ選択肢が多いというのはいいことだと思う。」 (20代未婚フランス人女性)

● 「最初から“リスク”を考えて事実婚やパックスにする、というのはちょっと違うと思います。」 (結婚歴20年フランス人女性)

● 「パートナーとは対等で自立した関係でいたい、でも法的な措置ほしい。その両方を叶えられるのがパックスの良さです。」 (20代パックス婚女性)

● 「本格的に結婚する前段階として、ひとまずパックスしておくっていうのもアリだと思う。」 (20代未婚フランス人男性)

● 「素敵なプロポーズされた後に“じゃ、とりあえずパックスで”って話になったら冷める。」 (20代未婚フランス人女性)

● 「離婚が多い時代だからこういった冷静すぎる結婚が生まれたのだと思う。確かに離婚しないとも言い切れないし。」 (30代未婚フランス人女性)

● 「事実婚はまだいいわかるけど、パックスはパートナーに逃げ道をつくってあげるだけ。中途半端な方法だし、中途半端な当事者の精神状態がよく表れている。」 (結婚5年フランス人男性)

恋愛至上主義者が多いとされるフランス人ですが、結婚や家族観などは人によって様々なようです。たくさんの選択肢があるからこそ、パートナーとじっくり話し合ってお互いの結婚観の理解を深めることが大切だといいます。

 

  これからの日本人にあった結婚のカタチ

日本でも離婚が増えてきており、離婚に対する不安からなかなか結婚に踏み切れないという人も多いのではないでしょうか。将来的には今の恋人と結婚したいが今は難しいという人、夫婦別姓でいたいと思う人、相手が本当にいいパートナーなのか見極めたいという人…。そういった新しいニーズ応えるべく近年生まれたのが、フランス婚なのかもしれません。

しかしフランスでの事実婚やパックス婚のように、日本でうまくいくかと問われると少し疑問です。フランスといえば個人主義国で、恋愛や結婚に関しても“当事者同士の意思”を尊重する傾向にあります。本人たちが決めたことに周りが口をださない、個人を尊重する節があるため、事実婚やパックスといった選択もしやすいのだと思います。反対に日本の場合は、“家同士の結婚”と昔から言われているように家族単位での結婚という概念が現代でも少なからず残っています。いくら本人たちが納得していても、周りの家族が籍を入れないことを認めないというケースも考えられます。日本人同士のフランス婚の場合には、家族の説得が必要不可欠となり、これがネックになりがちです。

 

昔はお見合い結婚が主流とされていた日本では今、新しいカタチの結婚が生まれようとしています。現代は恋愛も自由、結婚も自由。おまけに籍を入れるか否かも自由なのです。

しかしいずれの場合も、それぞれのメリットとデメリットを調べよく理解した上で自分たちにあった形をパートナーと一緒に話し合うことが大切です。

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