日本からホームステイ先の家族にお土産を買って行こうと思っても、いざ買うとなると何がいいのか迷ってしまったという経験をもつ人も少なくないのでは?外国人へのお土産は日本人へのお土産とはわけが違うので、ちょっとしたことを知っておく必要があります。そこで今回は外国人への日本のお土産選びで確実に喜ばれるものを選び出す方法を5つご紹介します。よくネットで「~をあげたら喜ばれました」というフレーズを見つけますが、実際に喜ばれたかどうかはわかりづらいはずです。せっかくプレゼントするものなので、是非とも喜んでもらいたいですよね。

 

1現地に住んでいる日本人に聞いてみる

まずは実際に現地に住んでいる日本人とコンタクトを図ってみましょう。現地で人気のある日本の製品はどんなものか?、現地人たちの消費者傾向はどうか?、どういったものが喜ばれるか?など、いろんな質問をしてリサーチをすることにしましょう。海外でも国によって喜ばれるものは全然違います。現地情報に詳しい人なら、年齢と性別だけである程度喜ばれそうなお土産をピックアップしてくれるでしょう。


2どの程度日本ツウなのかリサーチする

これは食品をお土産にする場合に特に注意が必要です。外国人がどの程度日本ツウかによって、喜ばれるお土産も変わります。相手の外国人が日本食といえば寿司しか知らないタイプなのか、他の日本食も食べるのか。日本の味にどの程度親しんでいるのかをリサーチしたうえで、食べ物のお土産を買いましょう。ほとんどの場合、日本食初心者の外国人には食べ物以外のものが喜ばれます。海外では手に入らない日本ならではの食べ物となると、少し抵抗感があるという外国の方も少なくありません。

3キャラクター製品は子どもにだけ

「キティをプレゼントしました」、「キティちゃんが喜ばれました」というコメントをよく目にしますが、これは欧米では気をつけた方がいいです。欧米では「キャラクターもの=子ども」という概念が一般的で、ティーンの若者でもキャラものを身につけたがりません。反対にアジアでは人気のあるキャラクター製品ですが、欧米人の大人相手にキャラクターものをあげるというのは危険ですので、特にキャラクター好きの外国人相手以外にはプレゼントしない方が無難です。人によっては無礼な行為として見なす人もいるかもしれません。


4高いものでなくてよい

デパートの高級菓子や高級な扇子など、気合を入れて高いものをプレゼントする人がいますが、その必要はありません。中国や韓国、台湾へのおみやげなら、日本の高価なモノの価値をある程度わかってくれるでしょうが、欧米人相手にはその価値がいまいち伝わりません。見栄を張らず、ちょっとしたものを心を込めて贈ればきっと喜ばれるはずです。

5何がいいかわからない場合は色んなものを少しずつ

あれこれ考えて何を買えばいいのかわからない場合は、いろんなものをちょっとずつたくさん買うことをおすすめします。例えば、100円ショップの和風雑貨をいくつかまとめてプレゼントしたり、スーパーのお菓子をいろいろ詰めたものをプレゼントしたり…。日本のお土産をあげる方も、もらう方も、気に入るかどうかわからないという不安感は一緒です。それなら小さなものをいろいろ買って、外国人本人に好きか嫌いか発見してもらうことをコンセプトにお土産を買いましょう。その方が喜んでもらえる可能性は高いです。

 

※ これだけは絶対におススメしないお土産

佃煮や梅干し、めんたいこ、漬物などのご飯のおかず系食品は避けた方が無難です。白米を食べるという習慣のない欧米では、こういった食品の食べ方がわかりません。ご飯なしでそのまま食べてしまいます。日本人はもらって嬉しいお土産ですが、よっぽどのハードコアな日本食ファン以外の外国人にはあまり喜ばれないお土産です。


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