日本の社会問題のひとつである過労死。日本のひどい労働状況が欧米でも報道されることが増え、過労死はそのまま「Karoshi」として翻訳されている。過労死の報道が海外でもされるようになり、日本の労働環境の厳しさが世界中の人に知られるようになったが、日本で現在働いている外国人は日本での仕事についてどう思っているのだろうか?そこで今回は海外サイトより、「日本でエンジニアとして働きたいけど、日本で働くってそんなに大変なの?」に寄せられた外国人たちの反応を紹介する。外国人たちには日本の労働環境や職場の習慣、社会人の常識などがどのように映るのだろうか。何かと問題視される「日本人と仕事」を外から見てみよう。

 

TheEvilDickさん(三重県)
僕が日本の職場で腹が立つのは、会議中に上司が女性社員にお茶くみに行かせることだな。これは男性社員には絶対に頼まないことだし、秘書がすべきことだと思う。だから僕は会社のみんなに「お茶くみは女性社員の仕事ではないし、秘書を雇ってその人にさせましょう」と提案してみたけど、会社の人は聞く耳なしって感じで未だに女性社員にお茶くみをさせてる。僕は一体どうしたらいいの?

so3arbelnoxさん(東京都)
日本の労働環境での一番の問題はサービス残業だと思う。うんざりするような量の残業をボランティアでやる人っているよね。
僕の会社の女性社員はデジタルアーティストなんだけど、1週間に100時間の残業を2か月連続でやってるらしい。彼女はちょっとずつ体調を悪くしているようで、まるでゾンビのように働いていたよ。だから僕は上司に彼女は大丈夫なのか?と聞いてみたんだけど、そしたらこんな返事をもらったんだ。
「まぁ、僕は何度も彼女に家に帰るように言ってるんだけどね。でも彼女が残業しても大丈夫ですって言うもんだから…(笑)。」
それなら彼女を強制的に家に帰らせればいいんじゃないの?僕が思うに、日本の労働問題はとても深刻だし、行動を起こさない限り何も変わらないと思うよ。

Sversさん(東京都)
人生は一度きり。それならどうしてその大切な人生を最悪な会社で過ごすの?会社にいながら、他の会社の面接を受けることだってできるでしょう?そうすれば遅かれ早かれ、素敵な職場に出会えるはずです。

Aurigarionさん(東京都)
僕の会社では残業は1時間ごとに計算される。毎月、“普通”に働いて元々の給料よりもかなり多くの額をもらってるぞ。それだけ日本では残業が当たり前なんだよ。だからサービス残業のない会社を選ぶことが日本では大切かなと思う。

【海外から見た日本】日本で働くって最悪?外国人サラリーマンの本音

dagbrownさん(埼玉県)
私は現在、システム管理者として働いています。
私の職場はとっても待遇がいいですよ。私は最近、ひどい足のけがをして、パソコンの前で仕事することが難しくなったんです。会社には「元気になるのに必要な時間を使ってゆっくり休むなさい」と言われました。会社に行くことはできないけれど家では仕事ができると伝えた時には、家での仕事でもいいと言われました。会社に復帰した後も、早退してなるべく満員電車を避けられるように考慮してくれたりもしました。

edtumbさん
ソフトウェアエンジニアです。
労働時間はひどいもんです。期限に間に合わせるために、家で仕事しなくちゃいけない時もあります(もちろんタダで)。上司がバカだから締め切りとかワークフローとかをうまくマネージできないんです。転職しようかと考えています。

TheRealSamBellさん
なんだか英会話教師っていう僕の仕事も悪くないように思えてきた・・・

dmorさん(神奈川県)
フェアな立場から見て、最悪のコンディションで仕事している僕の友達はみんなグラフィックデザイナーだよ。おそらく美大卒できちんと仕事をできる人の数が日本は多いんだと思う。それに対して職場の数が少ない。日本のグラフィックデザイナーは、突出して凄い人以外は職場を選べないというのが現状なんじゃないかな。それに、日本の大学はたくさんのエンジニアを輩出しているけど、経験を積むまでみんな必死だからね。

名無しさん(大阪府)
僕は大阪でグラフィックウェブデザイナーとして働くアメリカ人です。
海外で働いて生活するのは素晴らしい経験だし、おすすめだけど、「日本」を選択する場合は注意したほうがいいかもしれません。仮にオファーをもらっていたとしても、働く場所が悪ければ(僕のように)、その先のキャリアアップも遮られてしまうでしょう。そうすれば、同じように海外で働く同僚に先を越されてしまうかもしれません(これは僕が恐れていること)。

sempukiさん
ボーナスについて: 本当の“ボーナス”はありません。採用された時に提示された年収を16に割ったものを月給として与えられます。そして年に2回、残りの2カ月分の給与をボーナスとして与えられるのです。

oishisounakotoさん
面白いのは、日本のビジネスが現在のような状況になったことの理由の大部分が、外国人(ほとんどが欧米人)が日本に来てこのようにビジネスをしろと指導したからなんだよね。日本はそれでビジネスを成功させて、うまくいってたんだ。未だに60歳以上の日本人はこう思っているんじゃないかな。「俺らは一度は欧米化してうまくいったんだ!頑張ればまた80年代のようになれる!」って。

bunnyishさん(福井県)
僕は以前、教師をしてました。
労働時間は40時間と決められていましたが、僕の周りにいた先生たちはゾンビになるまでクレイジーに働いていました
他の先生の引き継ぎで雇われたので、給料は良かったです。他の先生方や校長先生はとてもいい人たちでしたが、あまりフレンドリーではなかったです。僕がトイレで落ち込んだり泣いていたりしても、声をかけてくれる人はいませんでした(おそらくどう接すればいいのかわからなかったんだと思います)。
またある先生は、自分の心配事を語っていました。彼は50歳で職場の同僚と結婚して、18歳の娘がいたんですが、この娘さんが僕とデートしようとしてました。
自由度に関しては、休み時間などに授業の準備をしたり採点をしたりすることもありましたが、それがないときは外を散歩したり好きなことをしていました。

 参照:reddit.com

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10 コメント

  1. うちの会社はお茶くみは下っ端の仕事ですね
    給湯室の使い方とか覚える必要もあるけど
    お茶くみがてら適度に息抜きしなさいと言ってある

  2. >人生は一度きり。それならどうしてその大切な人生を最悪な会社で過ごすの?会社にいながら、他の会社の面接を受けることだってできるでしょう?そうすれば遅かれ早かれ、素敵な職場に出会えるはずです。

    A.他の会社も同じく最悪な会社だから

    その人にとって可能な条件で違う状況の職場というものが日本ではほとんどない
    問題を抱えている会社の業種はどこにいっても同じ状況
    いい会社と最悪な会社があるのではなく最悪な会社と同じぐらい最悪な会社があるだけ

    そこから抜け出すには本人がよっぽどスペックアップするか、異なる業種に行くしかないが
    日本では社会人がそこから学歴を上げても評価につながらないし
    職歴ですら、評価につながらない

    会社が求めているのは「換えの効かない優秀な人材」ではなく「いつどんな人間に入れ替わっても全体に影響の及ばないシステムとその歯車になれる没個性な人材」だから
    個人の能力が突出すれば余計にその受け皿は狭くなる

  3. そもそも行政が取締ってないし、機能していない。
    そういう野放し状態の環境で、違法な労働環境じゃない企業を探すことは困難。
    さらに、拘束時間や出勤日数が多いと仕事を探す余裕もないどころか疲弊していて行動すら起こせない。

    結末は、過労死、鬱になって自殺、社会不安になって引きこもり、あるいは生活保護。
    負のスパイラル状態。

    生活保護を非難するべきではない。

    三交代による不規則な生活を要求する勤務体制は残業手当以上の手当と保障が必要。
    36協定のような悪質な奴隷制度の廃止が必要。
    24時間を休日と認める異常な法律の改正が必要。

    行政が腐れば、社会が腐る。
    結果、過労死、自殺、生活保護が増える。
    それでもなお、経済連呼によって人権軽視と奴隷化が進む現実。

    賛美に溺れる人は負を見失う。
    日本をより素敵な国にするためには負を直視し改善しなければならない。

  4. 下を見れば切りが無いようで申し訳ないけど、ちゃんとしてる会社はちゃんとしてる。
    まぁ、それでも海外に比べれば悪い条件に違いないが、ここ10年でも少しずつでもマシになって来てる。

    ちゃんとしてないとこで働いてる人には、残念ですね。としか言えない。

  5. 日本のちゃんとした会社が殆どない件について※会社数ベース
    根拠は、日本の会社の中小企業比率。