写真:berliz

グローバル化が進み、一般の会社でも外国の方との関わりが増えてきました。外国人と会って、誰もが最初にすることと言えば自己紹介。英語で上手に自己紹介ができたら、その後の会話やコミュニケーションもスムーズにいきます

あなたもいつかは経験するかもしれない英語での自己紹介。しかし、これが簡単そうで案外難しいのです。私たち日本人は中学校で英語での自己紹介の仕方を勉強しますが、中学校で習ったとおりに自己紹介をするとネイティブスピーカーには不自然に聞こえてしまいます。まるで本に書かれた文章を読み上げているような印象を受けるそうです。

しかし、せっかく英語で自己紹介するなら、ネイティブのようにかっこよく自然な言い方で自己紹介してたい!

そこで今回は、そんな英語学習者のために英語での自己紹介で誰もが使ってしまう5つの不自然なフレーズを紹介します。英語での自然な自己紹介をするための例文も解説しているので、ぜひ一読してみて下さい。

 

1. I’m fine thank you, and you?

“How are you?”と聞かれて、反射的に”アイム ファイン センキュー アンド ユー?”と答えてしまうという人は少なくないのではないでしょうか。もちろん、このように中学校で教わったフレーズをそのまま言っても間違っているわけではなく、ネイティブにも意味が伝わります。しかし、とても堅苦しく重たい印象のフレーズです。久しぶりに会った友人に「やぁ!元気?」と聞いて、「私はとても元気です、あなたはどうですか?」と返ってくるようなまどろっこしさがあります。

よりスムーズなコミュニケーションに繋げるためには、シンプルに“Good”だけで十分です。相手はどうなのか聞きたいときは、“I’m good and you?”。他にも「悪くないよ」の意味で“Not bad”や、「最高!」の意味で“Can’t be better ! “と答えてもいいかもしれません。色んな返し方がありますが、”How are you?”に関してはそこまで深く考える必要はないという印象です。実際あなたに”How are you?”と聞いたネイティブも、そこまで深く考えて質問していません。

日本語でも誰かに「元気?」と聞いたら、ほとんどの人が「元気だよ」と答えてすぐに別の話題に移りますよね。英語も基本的にはこれと一緒です。”How are you?”はあくまで挨拶なので、ここはさらっと流してスムーズな会話につなげましょう。

↓  英語で様々な状況に対応できる人にはおすすめのフレーズ

 

2. My name is ~.

これも決して間違っている表現ではありませんが、やはり堅苦しい言い方です。”My name is ~”はかしこまった言い方やスピーチ向けの表現で、普段の挨拶ではシンプルに“I’m ~”で充分です。山田太郎さんを例にするなら、“I’m Taro Yamada.”と言ったり、“I’m Taro,Taro Yamada.”という風に最初に名前だけを言って、次に名前、苗字の順で言うこともできます。

 

3.  I’m an office worker.

自己紹介で”What do I do (for a living)?”と聞かれて、自分の職業を伝えたい場合にはどうすればいいのでしょうか。実は、「会社員です」をそのまま英語にした“I’m an office worker.”では不十分なんです。

これは文化の違いからくるところもあります。日本人同士の場合、初対面の自己紹介のときに相手が「会社員です」と答えても不自然に思うことはありませんが、外国人からすると不思議に思うそうです。ネイティブの人たちは、より具体的に”I work in sales.(営業食です)”や、”I work for a consulting firm(コンサルティング会社で働いています)”という言い方をします。

「会社員です」と答えてしまうと、相手の外国人はなぜはっきりと言わないのか、なぜ隠そうとするのか不思議に思います。自分のしている仕事に誇りがないと判断されてしまうかもしれないし、オブラートに包まないといけないようなヤバい仕事についていると勘違いされてしまうかもしれません。

そんな自己紹介で大丈夫?英会話で避けるべきNG例文5パターン「職業は何ですか?」に対する答えは、自分を積極的にアピールする文化の外国人と謙遜が美徳である日本人ではっきり違いがでてきます。英語で外国人とコミュニケーションをする場合は、日本人相手よりも“少々大きく出る”くらいの気持ちでいいかもしれません。大学生の場合も同様に、”I’m a student.”と答えるのではなく、より具体的に”I’m a student of  AAA university.(AAA大学の学生です)”や、”I’m a graduate student in Economics(大学院で経済を勉強しています)”と答えるといいです。

※注意! ×「I am a salary man(私は会社員です)」は通じません。サラリーマンは和製英語です。

 

4. My hobby is ~.

自分の趣味を伝える時、”My hobby is ~”というフレーズを使う人がいます。これも間違ってはいないのですが、口頭でより自然に言いたいときは次のような言い方をするといいでしょう。

I’m collecting stamps as a hobby.(趣味で切手を集めています)、“I like to go to the cinema/ the movies(映画を見に行くのが好きです)、I do Facebook in all my free time.(暇さえあればフェイスブックをしてます)などの言い方があります。しかし、”My hobby is ~”という言い方を話し言葉として使ってはいけないというわけではなく、あくまで会話の流れが重要です。手紙や自己紹介文、あるいは会話でも状況によっては”My hobby is ~”と言ってもおかしくないこともあります。

 

5.  What’s your name ?

相手の名前を聞きたいとき、”What is your name?”と聞く人が多いのではないでしょうか。これも正しい英語ですが、会話では少し唐突に聞こえることもあります。この表現は、言われた方からすると上から目線に感じてしまったり、尋問のように受け取ってしまったりします。

映画翻訳家の戸田奈津子さんは、テレビで“I’m Natsuko Toda, and you are?”という聞き方がいいと勧めていました。他にも、“May I ask your name?”(名前を聞いてもいいですか?)や”What can I call you?”(何て呼んだらいいですか)、“What name do you go by?”(何て呼んだらいいですか)という聞き方があります。

自己紹介されたのに相手の名前を忘れてしまったり、聞き逃してしまった時には“Sorry, What was your name again?”(すみません、お名前なんでしたっけ?)と聞きましょう。

 

おわりに ”Nice meeting you!”

初対面の人に会って、「初めまして」の意味の”Nice to meet you”を忘れる人はあまりいません。でも、初対面の人と別れる時に一言“Nice meeting you“(お会いできて嬉しいです)と言う人は少ないのではないでしょうか。

しかし実際、外国人たちはこっちのフレーズをよく使っているように感じます。これは「お会いできて良かった。またね!」というニュアンスの言葉で、別れ際に言うフレーズです。ぜひ、外国人と初めて会った時に使ってみて下さい。

さてさて、ここまで英語での自己紹介における不自然なNG例文と、より自然な英会話での表現方法を語りました。

ですが、英語はあくまでコミュニケーションツールです。間違えや正しい言い方ばかりに気をとられすぎず、まずは相手との会話を楽しむこと、相手を知って自分を知ってもらいことを第一目標にして下さい。少々英語で不自然なところがあっても、あなたの素敵な笑顔や素晴らしい人柄が相手に伝わればそれで良し

あまり堅苦しく考えず、リラックスして外国人との会話やコミュニケーションを楽しみましょう!

 

“”

シェア


返事を書く

 

※ コメントは承認制です
コメント反映までに時間がかかることがあります。予めご了承ください。

1コメント

  1. こんにちは。小林と申します。
    質問です。
    ネイティヴと称する人が、仕事で自分の事を伝えるのにThis is Yamada from ABC .
    のように使う。I’m My name is
    より良いと言われました。
    本当ですか?
    宜しくお願い致します。