「日本人女性っておしゃれだよね!」

私の友人で日本に留学した外国人女性はこう言う。「日本人女性は女らしい」、「日本人女性は見た目に気を使ってる」など、日本人女性のおしゃれを褒められることが少なくない。

筆者はファッションの発祥地・パリに住んでいるが、街ゆくおしゃれなパリジャンに比べても、引けを取らないくらい日本人女性はおしゃれだと思う。しかし、パリジェンヌのファッションと日本人女性のファッションには多少の違いがある。

それでは、海外の女性と比べた日本人女性のファッションの特徴は何だろうか。そこで今回は、これまでに聞いた外国人女性の意見を参考に「日本人女性ファッションの特徴」をまとめてみた。小奇麗な日本人女性のファッションから見える女性の価値観の違いを探ってみよう!

 

1.バラエティ豊か

日本のファッションの特徴のひとつは、そのバラエティの豊かさ。女性ファッションの種類だけでも、可愛い系、キレイ系、ギャル系、原宿(古着)系、姫系、ロリータ、ゴシックなど多様である。海外のファッションもこのようにジャンル分けができないわけではないが、日本のようにはっきりとした違いはなく、原宿系やロリータなどの奇抜なファッションは海外では敬遠されやすい。また、日本のファッションは渋谷や原宿などの街にたむろする若者たちのなかから自然発生的に生まれたストリートファッションが多い。ストリートファッションが起源になっているから、ファッションの種類も海外に比べて多いのではないかと思う。

 

2.可愛らしいものが好き!

バラエティ豊かな日本のファッションであるが、全体を通した印象としては、日本は海外に比べ“可愛らしさ”を重視したものが多い。レースやフリルなどの女の子らしい素材を使った洋服が多く、バックや靴も可愛らしいデザインのものの種類が豊富だ。反対にフランスなどのヨーロッパでは可愛い系の服は少なく、スタイリッシュなものやかっこいい系のシンプルな洋服が多い。販売されている洋服の違いから、日本人女性が社会にどのように見られたいかという願望が見え隠れしているようにもとれる。

日本人女性はいつまでも若く、かわいらしく、男性が思わず守ってあげたくなるような女性でありたい。ファッションでふわふわとした女の子らしい柔らかさを表現し、男性を癒してあげられるような女性を演出する。反対にフランス人女性は仕事のできる自立した女性、きちんとした身なりで颯爽と街を歩く。自分をしっかり持っていて、いい意味でとっつきにくい。男性が声をかけてつかみたくなるような、挑みたくなるようないい女。

少しステレオタイプが過ぎるかもしれないが、日本人女性とフランス人女性のファッションの違いから見た“理想の女性像”はこんな感じだ。

 

3.重ね着【日本人女性ファッションの特徴】海外のおしゃれとの違い7パターン

日本人はよく重ね着をするというのが、外国人女性からよく指摘されることの一つだ。確かに、Tシャツ×ロンTのような重ね着スタイルは海外では見たことがない。レギンスも海外で履いている人を見かけるが、日本人ほどレギンスを履いている国はないと思う。海外では寒い時にカーディガンやジャケットを羽織るようなことはあるが、Tシャツやタンクトップを重ねて着るようなことはあまりしない。外国人の友人に「そんなに何枚も重ねて何の意味があるの?」と聞かれたことがある。

 

4.メイクとヘアは入念に

日本人女性の特徴といえば、メイクとヘアセットに時間をかけている点だ。この点が他のアジア人女性とはっきりと異なるところでもある。アメリカ人女性やフランス人女性などは毎朝髪をブラッシングする程度で、日本人女性のようにコテで巻き髪にしたりするのはパーティーなどの特別な時に限られる。時間のかかるアレンジヘアは滅多なことがない限りしない。洗いざらしのルーズなウェーブがナチュラルでかっこいい外国人女性に対し、日本人女性はヘアスタイルのセットがとても上手く、まるでヘアカタログから飛び出してきたかのような完璧なフォルムを素人ながらにして作り上げてしまう。

化粧に関しても同様で、外国人女性に比べ日本人女性はつけまつげやメザイクなどアイメイクに凝る。ヘアセットもアイメイクもこだわりぬき、テクニシャンな日本人女性。ヘアメイクに関心の高い日本人女性に比べると、海外の女性はとても質素な印象だ。

 

5.セクシーさはマイナス

日本人女性と外国人女性の美的感覚の最大の違いは、”セクシーさ”に対するとらえ方である。海外の女性は男性から性的対象として見られるための”セクシーさ”を重要視し、「セクシーな女性」と言うことが最大の褒め言葉である。セクシーという言葉には”女性として魅力的である”という意味を含み、娼婦に見間違われない限りセクシーさを出し惜しみしない。反対に日本人女性はセクシーな部分は全面的にださず、むしろ隠そうとする傾向にあると思う。日本では女性の性的魅力はあくまでプライベートな部分であり、表に見せるものではないという考え方が背景にあるのではないだろうか。

 

6.色使い

海外と日本のファッションでは色使いが明らかに違う。まず、アパレルショップに並ぶ洋服を見ているだけでも感じるが、海外の洋服は真っ赤だったり、真っ青だったり、蛍光色であったり、わりと奇抜な色のものが多い。反対に日本では、白、黒、紺、ベージュなどのどんな洋服とも合わせやすく、(当然と言えば当然だが)日本人の肌色によく合う色味のものが多い。

また海外では全身黒、全身白など、全身を1色でまとめるようなスタイルをよく見かけるが、これもあまり日本では見ない。

 

7.ヒール

【日本人女性ファッションの特徴】海外のおしゃれとの違い7パターン

日本人女性は海外の女性に比べて、日常的にヒールを履く人が多い。海外には年中ペタンコシューズで、ヒールのある靴を履くのはパーティーなどの特別な時だけという人も少なくない。どんな靴を履くかはその人の好みの違いによるところが大きく、海外でも毎日ヒールのある靴を履くという女性もいるが、全体的に見てヒールを履いている人の数は日本人女性のほうが圧倒的に多い印象だ。

日本人女性と外国人女性の体形の違いも関係しているのかもしれないが、日本人女性がよくヒールを履く理由のひとつは日本のきれいに補整された道路にあるのではないだろうか。日本の道路は海外に比べてきれいに補整されていて歩きやすく、地下鉄や駅に必ずと言っていいほどエスカレーターやエレベーターが設置されているため、少々ヒールがあっても歩くのに疲れない。反対に海外は道はデコボコ、エスカレーターが少なく階段が多いため、一日中ヒールで街を歩いたら疲れてしまう。

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4 コメント

  1. >>海外の女性は男性から性的対象として見られるための”セクシーさ”

    これは違うと思います。海外の女性たちは、決して、男性の為だけに、着こなしを決めているのではありません。

    まず、人間のありのままの姿というのは、裸です。服というものは人が文明を築いていくにしたがって、副産物として生まれただけであって、本来人間に必要なものではありません。

    アフリカやアマゾンの先住民を想像してもらえると分かりやすいと思います。女性は欧米の女性よりも身体を露出し、胸までさらけ出している場合もあります。ですが、彼女たちは男性に性的対象として見られるために服を着ないのでしょうか?

    違います。彼女たちは、服を着ない姿こと人間の本来の姿であるから(服を着る必要がないから)、服を着ないのです。

    むしろ、服を着飾ることは不自然なのです。

    世界各国どこの国でも、女性は体のラインが浮き出ないような服装(男性が好む慎ましい服装)が好まれています。

    男女平等が進んでいる欧米では、女性は「私たちは人間であり、男性の思い通りの服装ではなく、ありのままの(自然の)自分を表現したい!男性なんて知るか!」と思ったのです。

    その結果、男性に気を遣わない胸などが露出した服装、体のラインが浮き出る服装などが好まれています。

    むしろ、欧米の女性は男性のことなんて意識していません。ありのままの、自然の自分をさらけ出しているんです。もちろん、男性に性的な目で見てもらうためのファンションなんて、していませんよ。

  2. むしろ日本人女性のように、男性に見られるためだけに、髪形や服装などに凄く技巧を凝らすことは不自然なのではないでしょうか。

    私は男ですが、なぜそのように、いつも男性中心にものごとを考えるのかわかりません。

    欧米の女性は自立しているので、男性よりもまず自分。

    しかし、日本人女性は、自分よりもまず男性。

    これは不自然じゃありませんか?人間は性別において皆平等なのです。なぜ女性が男性に気を遣って、おしゃれに気を遣って男性の目をうかがわなくてはならないのでしょう。

    「日本人女性は女らしい」、「日本人女性は見た目に気を使ってる」は褒め言葉ですか?

  3. 日本人女性はファッションやメイクにばかり気にかけて、中身を野暮ったい言うのが私の印象。

    折角、ファッションに金掛けてヘアやメイクに抜かりが無くても、姿勢が悪かったり歩き方が汚かったり歯が黄色かったり並びが悪かったりしたら全く意味無い。
    ファッションよりまずはそっちを磨いてからだろ、と言ってやりたい若い子が本当に多いと思う(特に歩き方が酷い。)。
    ブランド物に身を包んで高いヒールを履いた女の子が前傾姿勢で膝曲げてガツガツ歩いてるの良く見かけるけど、滑稽でしかない。ちゃんと歩けないなら無理してヒールなんて履くな、と。
    道路も関係ないな

    フルフリした服重ね着してメイクやへアをバッチリ決めた女の子がペタペタグニャグニャ歩いてるよりも、デニムミニ+タンクトップのシンプルな服装でポニーテールの女の子が背筋伸ばして颯爽と歩いてる方が圧倒的に素敵だと思う。

  4. 日本でもセクシーはマイナスではないと思うな。
    今、日本は糞暑い夏真っ盛りだけど、ミニスカートorホットパンツ+キャミソールみたいな露出の多い服着た女の子は大量に見かける、喜ばしいことに(笑)。
    俺自身、むしろそういった服装の方が健康的だし良い意味でエロくて好きだね。
    もちろん、そういった服装を嫌う男もいるけど、それは日本だけでなく欧米でも同じじゃないかな?
    イギリスでも、セクシーな服装した女の子を”slut”,”whore”呼ばわりして嫌う男も結構いる。他の欧米の国でも同じだと予想。
    あと、女は「男から性的対象として見られるため」と言うよりは、自分の好きなファッションをし、それぞれの価値観に基づいた「いい女、可愛い女」として生きることを楽しんでるとうほうが正しいと思う。
    仮に、皆が男に媚びる為にファッションに気を使っているなら、それこそ「1. バラエティ豊か」が失われるはず。

    ちなみに、2.の「可愛らしいものが好き」であるようなレースやフリルを多用したファッションは00年代半ば位(?)からイギリスでも見られる傾向だな。同時に”fair skin(色白)”指向も強まってて、ヴィクトリア時代の再来なんていわれることもある。アメリカなんかもTaylor SwiftやElle Fanningみたいな若者に人気な歌手、モデル、タレントが好むファッションとかみてもそういう傾向はあるかも。