海外で多い立食パーティー。外国語を使って会話をする立食パーティーは外国人との会話術のなかでも、かなり難しいジャンルに入るのではないでしょうか。母国語ではない外国語を話すというハンディキャップがある上に、いろんなグループに動き回って会話をするという自由さがあることから、立食パーティーは立ち回りが難しい社交場です。

筆者もずっと立食パーティーが苦手でした。どこのグループに入ればいいかわからない、誰に話しかければいいのかわからない、話しかけたけど会話が途切れてしまった、どのタイミングで会話に参加すればいいのだろう…?

パーティーでの立ち振る舞いを考えているだけでパーティーの時間が終わってしまい、全然楽しめず、誰とも仲良くなれず、疲労感と後悔だけが残る立食パーティーをいくつも経験してきました。しかし、そんな失敗を何度も繰り返すうちに、最近ではストレスなく外国人との会話も楽しめ、会話が弾んで仲良くなれるようになりました。

その理由は、「立食パーティーにはコツがある」ことを掴んだからです。

そこで今回は、これまで何度も海外の立食パーティーで失敗してきた筆者の経験を元に、「外国人との立食パーティーでも会話を途切れさせない5つのコツ」をご紹介します。これを知っておくと、苦手な立食パーティーもかなりストレスを軽減できると思います。参考にしてみて下さい。

 

1. 会話に参加しているフリをする

筆者は立食パーティー開始後すぐは、「会話に参加しているフリ」をしています。自分の近くの人の輪に体だけ入って、話を聞いている風に見せています。場の雰囲気に慣れ、緊張感がなくなるまでは静かにしていることが多いです(笑)。

こうすることでパーティー参加者それぞれのキャラクターや場の空気、盛り上っている話のネタなどをざっと掴むことができるので、いざ自分が会話するときになって役に立ちます。パーティー開始後すぐは会話のネタ探しをする準備時間と捉え、場の雰囲気が和やかになるのを待ちましょう。

立食パーティーでは一人でポツンを立っていると目立つので、これだけは避けるようにします。積極的に会話に参加していなくても、遠くから見て会話に参加しているように見えれば、あなたのマイナスイメージを与えることはありません。パーティー中に疲れたときにも使えるワザなので、ぜひやってみてください。

 

2. 鉄板ネタをもっておく

聞いているフリをしていた準備時間に仕入れた情報を元に、鉄板ネタを考えましょう。「鉄板ネタ」といっても、何も難しい話ではなく、何といって話しかけるかという”掴み“を知っておけば良いのです。

例えば、「このパスタおいしかったですよ」と言って話しかけるとか、「この会にはもう長く参加しているんですか?」といって話しかけようと決めるのです。掴みの言葉が2~3パターンあると便利です。

この”掴みの言葉”を最初に決めておくと、「何と言って話しかけようか…」という悩みが消えるので、パーティー中とても楽になります。

 

3. 自分から声をかける

立食パーティーでは話しかけられるのを待っていては、いつまでたっても話しかけられません。パーティー中、アクティブに話しかけている人ほど話しかけられやすくなるという不思議な法則があるのです。なので、会話のハードルを下げるという意味でも、自分から話しかけるようにして下さい。

さらに、自分から話しかけると会話の流れをリードできるという利点があります。自分の興味のある分野に話を誘導できやすくなるので、話しかけられて質問に答えるだけの会話よりも話が盛り上りやすくなります。相手に話しかけられ、質問された場合は「面白く答えなければならない」というプレッシャーがありますが、自分から質問する場合は自分の興味のある分野のことを聞けば良いので、より簡単に、よりスムーズに会話が進みます。

 

4. つまらなそうにしている人を探す

【外国人との会話術】苦手な立食パーティーでも会話を途切れさせない4つのコツそうは言っても、自分からなかなか話しかけられない…。その場合は会場でつまらなそうにしている人を探しましょう。立食パーティーでは、誰もが楽しい話をしているわけではありません。会話が止まって気まずい空気になっている人、どこのグループに入ろうかと立ち往生している人、話しかけられるのを待っている人、つまらなそうな顔をしている人など様々です。みんな、あなたのように緊張しているのです。

立食パーティーではこのようになりがちな人を最初に目をつけておくといいでしょう。「なんかこういうパーティーって緊張しちゃうよね」と言って話しかけるのも一つの手です。すでに会話が盛り上っているグループに入って会話を始めるよりもずっと楽に話ができます。

 

5. 相手の世界に興味をもつ

そして、何といっても会話が途切れないために一番大切なことは「相手の世界に興味をもつこと」です。目の前にいる人がどんな生活をしていて、何をすることが好きで、どんなことを考えて生活し、どんな悩みをもっているんだろう?

相手の人生や生活を知ろうとする、理解しようとする。そのプロセスが「仲良くなる」というプロセスだと思います。人と仲良くなるのが早い人は相手の世界に入るまでの時間が短く、また自分の世界に入れてあげるのも早いです。相手との壁を取っ払い、好奇心をもって会話をすることで、目の前にいる相手に対する質問が次々に浮かび、会話が途切れなくなります。

また、人は誰でも自分の話を聞いてほしいという欲求をもっています。相手の話をよく聞き、相手がどんな分野の話がしたいと思っているのかを探りましょう。相手が話したいことのなかで、あなたが興味を持って広げられることはないか、共通点を知りましょう。

相手も自分も話したいと思うテーマが見つかれば、あとは歯車が合うようにスムーズに会話が進みます。要するに、歯車あわせまでの時間を短くしてあげればいいわけです。そのためにまず、相手の世界を知ろうとすることから始めましょう。

 

まとめ

立食パーティーで外国人と会話を途切れさせないためには、様子を探って、自分から話しかけて、共通点を探すことです。

自分ひとりが外国人の場合は、自分だけ浮いているように感じて心地が悪いですが、逆に言えば「他の人には提供できないような会話のネタや論点を持っている」ということ。

外国人というのはハンディキャップであり、武器でもあります。自分の武器を知り、相手に合わせてうまく使うようにしましょう。

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