シリアの難民、道端に座る子供
  • 虐待をされている被害者の子どもは年間4千万人
  • 思春期の子どもの自殺は、死因の第3位
  • ウクライナの特別施設に預けられる障害を持った子供の30%は18歳になる前に死亡
  • 女性のおよそ20%、男性の5–10%が幼児期に性的虐待を経験
  • 毎年300万人の少女達が性器切除を施されている

英紙アイビータイムズより、「世界で最も子供の性的虐待が多い国ワースト5」をご紹介します。海外の悲惨な現状を知ることで、日本だけでなく世界の子供たちにできることはないか考えるきっかけになればと思います。

 

1南アフリカ共和国

2009年の南アフリカ貿易連合Solidarityの報告によると、南アフリカでは3分に1人の子供がレイプされている計算になります。

さらに2009年の同国メディカルリサーチカウンシルの統計では、南アフリカ男性の4人に1人がレイプの加害者になったことがあると認めています。11歳以上の男児の62%が強制的に性行為をすることは暴力ではないと捉えており、3分の一の男児は女性のほうもレイプされるのを楽しんでいると思うと回答しました。

生後6ヶ月の赤ちゃんが性的虐待の被害者になることもあり、多くの被害者が虐待中の怪我で命を落とし、HIVの感染によって亡くなる子供も後を絶ちません。

南アフリカでは処女とセックスをすれば、HIV感染を治せると信じている人も多くいます。2002年、統合地域情報ネットワーク(IRIN)で、メディカルリサーチカウンシルのディレクターであるDr Rachel Jewkesは次のように語りました。

処女との性行為で、エイズを除去できると信じている人も南アフリカには現実にいます。

子供をレイプするのはエイズの除去が目的の場合も多いです。

2インド

「性的虐待から子供を守る団体Hell Holes」の2013年の報告によると、インドにおける子供への性的攻撃は急増しています。2001年から2011年までの10年間で4万8千人以上の子供がレイプの被害者となりました。2001年には2113件だったレイプ事件が2011年には7112件となり、この10年間で336%増加していることがわかりました。

2012年にはインドの国会で、子供の性的虐待保護の決議案が採択され、報告の手順や証拠の録画(録音)、捜査などの手順を統一しました。2007年のインド政府による報告によると、インド全体の子供の53%にあたる1万2500人が男児女児関係なく、性的虐待の被害者となっています。

3ジンバブエ

ジンバブエ警察のスポークスマン兼警察部長補佐のCharity Charambaは2012年、NewsdeZimbabweの取材で子供のレイプ事件はジンバブエ全体で増加傾向にあると指摘しました。

2012年9月18日からの1週間で、被害件数が65件から81件に上昇しています。

我々の捜査によると、子供の性的暴力事件の多くが近親者によるものです。

2011年には子供のレイプ被害者の数は3172人にのぼり、2883人だった2010年のデータと比べても、増加していることがわかります。

英紙ガーディアンの2009年の記事によると、ジンバブエの首都ハラレにある専門のクリニックでは2009年までの4年間で3万人の女児が治療を受けました。Girl Child Network (GCN)の創始者であるBetty Makoniによると、実際にレイプの被害にあっている子供の数は2倍以上だと指摘しています。

4イギリス

英紙デイリー・テレグラフの2000年の記事によると、200人に1人以上のイギリス人がペドフィリア(13歳以下を対象とした性愛・性的嗜好)です。

National Society for Prevention of Cruelty to Children (NSPCC)によると、2012~2013年の間に、16歳以下の子供が被害にあった性的事件は全部で1万8915件でした。13歳以下の女児に対するわいせつ行為は4,171件、13歳以下の男児に対するわいせつ行為は1,267件でした。

イギリスでは4.8%にあたる20人に1人の子供が何らかの性的虐待を経験しており、虐待を経験した90%の子供は、知っている人から虐待されたと語っています。

5アメリカ

Children Assessment Centre (CAC)によると、アメリカで子供の性的虐待が広がっていることはあまり知られていません。しかし現実に、アメリカで今年生まれる赤ちゃんの10万人が18歳になるまでに何らかの性的虐待を経験し、それを防ぐ術はないとされています。

アメリカ保健福祉省の2010年の報告によると、14歳から17歳までの若者の16%が同じ年に性的被害者になったと供述しました。また、「これまで性的被害者になった経験がありますか?」という質問には14歳から17歳までの若者の28%が「はい」と回答。

CACによると、女性の4人に1人、男性の6人に1人が18歳になるまでに性的被害者になることを経験しています。これはつまり、子供時代に性的虐待を経験した大人がアメリカ全体で4千200万人いることになります。

 

おわりに
発展途上国だけでなく、先進国もランクインしていることが意外でした。ちなみに日本では児童相談所に寄せられた2009年の性的虐待の相談件数は1350件。しかし、アメリカのCACが若者に直接行ったような調査はないので、日本ではどれくらいの人が実際に被害にあっているのか、正確な数字はわかりません。

途上国も先進国も、大人の心の闇の被害を受けてしまうのは小さくて、弱い子供たち。

あなたはどうすれば子供を虐待から救えると思いますか?

参照:IBTimes, 写真:Bengin Ahmad

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3 コメント

  1. アメリカの性的虐待の件数が多いのは
    やっぱりほかの国と比べて性的虐待になる事案の枠が広いせいか?
    日本だと普通なことでもアメリカだと性的虐待、みたいな。
    たとえば日本では普通のことだけど父親と娘が一緒に風呂に入るとアメリカでは性的虐待になるんだろ?

  2. 日本は治安は一見して良いが外国人女性や日本人女性等の性犯罪被害が多く人身売買に関与している国10位で日本人女性の被害が最も多くJK散歩等人身売買性犯罪が行われてることから慰安婦問題性奴隷問題になるわけである。
    ゆえに風俗廃止婦女暴行事件の発端となり慰安婦の起源である軍及び基地廃絶性を商業科する異様なグラビアAKB等人身売買的商法の廃絶が必要である。(児童ポルノ等も問題であり雑誌で普通に性を商業科するエロいえげつない雑誌が普通にコンビニ等に売られている現状も問題視しなければならない)。表現は確かに自由だがしかし人身売買が行われるような性をもてあそぶ基本的人権を侵害する表現やヘイトは廃絶しなければならないだろう。
    日本も他人事ではない! 人身売買に関与している国ランキング
    10位日本。
    日本は人身売買の中継国であり、受入国です。多くの女性と子どもたちは中国、東南アジアや東欧から日本へ人身売買されています。 被害者のすべての女性は、組織犯罪を強要されています。お金と豊かな生活を約束され来日した被害者たちは、目的地に到着するとパスポートは没収され、移動を制限されます。オーナーへの支払いのために労働(売春)を余儀なくされます。2011年6月27日に米国務省により発表された世界の人身売買に実態に関する年次報告書によれば、日本企業の実施する「外国人研修・技能実習制度」が、賃金不払い、長時間労働、パスポートを取り上げるなどの不正行為によって移動の制限を行うなどにより、中国、東南アジア出身者の人権を蹂躙したり、暴力団組織が性風俗産業で外国人女性を強制労働させている実態を紹介し、日本政府による対応の不備を指摘しました。このため、「人身売買根絶の最低基準を満たさない国」(4ランク中上から2番目)に分類されており、これは7年連続となります。これまでに保護された女性の多くは祖国に送還されたり、避難所に入れられています。政府は人身売買撲滅メッセージを多言語で記載したパンフレットを配布するなどして対応にあたっています。