インドのバレンタインデーは両親の日?バレンタイン禁止ポスターがひどい

日本では女性から男性にチョコレートを贈る習慣がありますが、この日に「女性から男性に」プレゼントをする国は世界的にみても珍しいって知っていましたか?ヨーロッパや北米、東南アジアなどでは男性から女性にプレゼントをするのが主流だといいます。

ところ変わればこんなにも変わってしまう世界のバレンタインデー事情ですが、インドではバレンタインをめぐって対立がおきています。そこで今回は海外のニュースサイトmashable.comより、インドのバレンタイン事情をお伝えします。

 

These ads are asking Delhi residents to celebrate Valentine’s Day as parents’ day
これらのポスターはバレンタインデーを「両親の日」として祝うように要求

今週、インドの首都デリーの地下鉄に乗った人は気がついただろう。恋人たちの愛を誓う2月14日を「両親崇拝の日」として祝うように要求したポスターに。

インドでもこの時期は、街のレストランやショップはバレンタイン商戦が本格化しているが、一部右翼団体が「ヒンズ文化に合わない」として、バレンタインを祝うものを攻撃すると宣言し、以前から問題になっているのだ。

今年は、デリーの地下鉄駅構内に50枚以上の「バレンタインデー禁止ポスター」が貼られ、インド国内で物議を醸している。このポスターはヒンドゥー教指導者のアサラム氏率いる急進派グループ「Sri Ram Sena」が貼ったものである。(アサラム氏は未成年少女へのわいせつ罪で現在入監中)

このポスターでは2つの写真が対比されている。一つは両親に拝んでいる写真、もう一つはバレンタインデーを祝ったカップルを警察が処罰している写真だ。

インドのバレンタインデーは両親の日?バレンタイン禁止ポスターがひどい インドでのバレンタインデーといえば、「右翼団体によるプロテストの日」という認識だ。
これら右翼団体は、バレンタインデーを導入してしまうことは「インド文化に反する」としており、「欧米的価値観の汚染」に値するとして反対しているそうだ。過去にはショップやレストランなどへの器物損壊事件や、2月14日を一緒に過ごすカップルへの脅迫事件などが起きている。

参照:mashable.com

 

インドでのバレンタインデーは、あまり穏やかなものではないようだ。バレンタインを取り入れることが、「欧米的価値観を入れる汚染」になるのなら、バレンタインはおろか、クリスマスやハロウィンまで楽しんでしまう私たち日本人はインドの右翼団体にどう思われてしまうのだろう?信仰心の厚いインド人からすれば、日本人の「他者に対する尊敬」を重要視する宗教観は、ひょっとすると、理解の範疇を越えているのかもしれない。

バレンタインデーひとつをとっても、その事情は世界各国様々だ。

女性が男性にチョコをあげ、会社の人へは義理チョコ、友達には友チョコを渡し、ホワイトデーに“お返し”が返ってくるという日本独自のバレンタインデーが、やっぱり平和でいいなと思う。

 

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3 コメント

  1. 私の彼はインド人です。しかもシク教とです。
    確かにインドに行った時に様々な事をまのあたりにしたけれど、みんながそういう認識ではなく、日本同様若い世代の考えや方向性は変わりつつあります。
    記事の中に「フランス人がみんな差別意識があるわけではない」というような記事がありましたが、それと同様インド人もみんながそのような考えではない事を記事に一言添えてもらわないと勘違いされます。
    服装も変わりつつあります。
    ただインドの歴史はインダスからの長い歴史があり、ヨーロッパや日本とは一味も二味も違う違う思考を持った人種です。
    インド事情をしっかりと把握してから記事にしていただきたいと思いました。
    他の記事が面白く説得力があっただけにこの記事は少し残念でした。

    • 記事を読み返しましたが、問題はないと思います。

      お相手のインド人は日本で出会われたのですか。日本に来ることのできる経済的な余裕があるインド人と、13億人以上いるインド人の価値観が同じなわけないですよね。あれだけ国土が広く、宗教も様々で、貧富の差が大きい国のことを一般化しにくいというのは、言わずもがなです。

      その“言わずもがな”なことを、あえて「全てのインド人には当てはまりません」と予防線をはる意味がわかりません。元記事のマッシャブルを英語で読みましたか?記者のインド人女性ですら、わざわざ「インド人は様々です」なんてわかりきったことを言っていませんよ?

      「フランス人がみんな差別意識があるわけではない」というような記事は、記事の趣旨が違います。