これは面白い!世界の見方が変わる15の地図

平均寿命、治安の良さ、アルコール消費量…。世界を様々な角度から捉え、その統計を地図にしたら面白い結果になりました。英紙『デイリー・テレグラフ』より、世界の見方が変わる面白いワールドマップを15枚紹介します。あなたはどの国が理想的だと思いますか。

1平均寿命

濃いブルーになるほど、平均寿命が長い国です。平均寿命が60歳以下の国は、アフリカ大陸に集中しており、全部で28か国あります。世界で最も平均寿命が短い国はシエラレオネで、46歳。逆に、世界で最も平均寿命が長い国は日本で、84歳です。日本に続き、平均寿命が83歳の国は6か国あり、アンドラ、オーストラリア、スイス、イタリア、シンガポール、サンマリノです。この地図は、WHO発表の2016年データを元に作成されました。

2治安の良さ(イギリスから見た)

イギリス人旅行者が訪問するのに安全な国を緑、危険な国を赤で記しています。一部の地域で注意が必要な国は黄色で記しています。この地図は、イギリス外務省のデータを元に作成されました。

3テロの脅威

この地図は、イギリス外務省が予想する「テロ被害に遭いそうな国」のデータをもとに作成されました。テロの脅威が「高い」に指定されているのは、全部で30か国あります。夏休みに多くの観光客が訪れるスペインやフランスは、リビア、パキスタン、ソマリアと同程度だとされています。ロシア、エジプト、チュニジア、ミャンマー、ケニア、フィリピン、コロンビア、トルコ、タイ、オーストリア、ベルギーなどもテロの脅威が高い国とされており、これは中東のイラク、サウジアラビア、イエメン、シリア、レバノン、イスラエル、アフガニスタンと同程度です。

反対にテロ脅威が「低い」とされている国は、アイスランド、ボリビア、エクアドル、ポーランド、チェコ、スイス、ハンガリー、ベトナム、日本です。

4人口密度

色が黄色から赤に近づくほど、人口密度の高い国です。国際連合経済社会局人口部の作成した『世界の人口推計』の最新版を元にした世界地図です。ヨーロッパとアジアは人口密度が高いことがわかります。

5アルコール消費量

一世帯当たりのアルコール消費量を世界地図に表したもので、濃いブルーほどアルコール消費量が多い国です。アルコール消費量が最も多い国はベラルーシで、ベラルーシの成人は1年間に平均17.5リットルの純アルコール消費しています。これは、ワインボトル179本分、ウォッカ1750ショット分に相当します。

ベラルーシの次に消費量が多い国はモルドバ、リトアニア、ロシア、ルーマニア、ウクライナ。ちなみに、日本の年間アルコール消費量は7.2リットルです。

それでは逆に、最もアルコールを飲まない国はどこでしょう?言うまでもありませんね。アルコール飲料の販売や消費が制限されているイスラム教徒の多い国です。パキスタン、モーリタニア、リビア、クウェートでは、国民一人当たりの1年間の平均純アルコール消費量は100ml。ワインボトル1本分のアルコール量です。

6世界遺産の数

濃いブルーの国が世界遺産の数が多い国です。これによると、世界で最も世界遺産の多い国はイタリアで51、2番目は中国で48、次にスペインで44、フランス41と続きます。ルネサンス誕生の国、イタリアが堂々の第一位です。

7飛行機を頻繁に利用する人

どの国籍の人が最も頻繁に飛行機を利用しているかを調べた、世界銀行の2014年データを元に作成された地図です。色が赤いほど、航空会社の上得意客。これによると、最も航空会社を利用しているのはアメリカで、去年は955万便がアメリカから飛び立ちました。2位は中国で、335万便でした。

3位はカナダで129万便、4位イギリス 106万便、5位ブラジル 93万便、6位日本 92万便、7位ドイツ 91万便、8位ロシア 74万便、9位トルコ 72万便、10位インド 72万便。(ノルウェー、ウルグアイ、スウェーデンはデータなし)

最もフライトが少ない国はチャドで、2014年は75便でした。

8自然災害

この地図は、国連大学環境・人間の安全保障研究所(UNU-EHS)が2015年に発表したワールドリスクレポートを元に、地震や暴風、浸水、干ばつなどの自然災害が最も多い国を表したものです。濃い赤色になるほど自然災害の多い国であることを示しています。

このリポートでは、調査対象国がどれだけ自然災害の予防対策を施しているかも考慮されて作成されています。ヨーロッパではオランダ、アルバニア、セルビアを除いたほとんどの国で自然災害が「ほぼない」国とされています。アメリカやカナダも同様です。アフリカやパシフィックリム(環太平洋地域)では、ハイリスクとなっています。

9都会化

全体の人口における都会に住む人の割合が高い国を、濃いブルーで示しています。都会に住む人口の割合が100%の国や地域は、香港、シンガポール、バミューダ諸島、マカオ、ケイマン諸島、セント・マーチン島、モナコです。その他の都会化が進む国は、カタール、クウェート、ベルギー、マルタ、ウルグアイ。

都会化が最も遅れている国はほとんどがアジアやアフリカ、カリブ地方で、トリニダード・トバゴ共和国、ブルンジ、パプアニューギニア、ウガンダ、マラウイ、ネパール、スリランカが最も都会化されていない10か国です。

10観光産業依存度

国の経済のうち、観光産業への依存度が高い国を赤、低い国を黄色で示しています。観光産業依存度が高い国の上位10か国のうち9国が島国で、モルディブ、セーシェル、バハマなど。マカオは他の国よりも観光業に国の経済を頼っており、GDPの44%は外国人観光客からの収入です。

11緑の多い国

この地図は、世界銀行のデータを元に森林の多い国を濃い緑で表わしたものです。南米、カリブ地方、アフリカ、東南アジア、南太平洋では緑が多い国が多く、トップ10はスリナム、ミクロネシア連邦、パラオ、ガボン、ガイアナ、アメリカ領サモア、ソロモン諸島です。トップ10には及ばないものの比較的緑の多い北太平洋の国は、11位フィンランド(森林地域72.9%)、15位スウェーデン(森林地域69.2%)、17位日本(森林地域68.6%)です。

最も緑の少ない国は、サンマリノ、カタール、グリーンランド、オマーンです。

12鉄道レールの長さ

この地図は、国にある鉄道レールの長さを表したもので、濃いブルーになるほどレールの長さが長いことを示しています。最も鉄道レールが長い国は、国土面積が広く人口も多いアメリカ、中国、ロシア、インド、カナダでトップ5を占めています。

日本は山が多く、鉄道が走れる国土面積が狭いにもかかわらず、鉄道レールの長さは2万7182キロメートルと長いです。日本は比較的人口密度が高く、都市内輸送、都市間輸送において鉄道が重要な役割を担っているため、日本の鉄道の旅客輸送人員は、世界全体の4割のシェアを占めるまでになっています。

鉄道が全くない国も存在します。アイスランド、グリーンランド、イエメン、オマーン、ブータン、リビア、パプアニューギニアには鉄道がありません。

13交通事故死

人口10万人当たりの交通事故死の数を世界地図で表しました。交通事故死の多い国を赤、少ない国を黄色で示しています。これによると、最も交通事故死の多い国はアフリカの国、エリトリア。40.5人のリビア、31.5人のイラクも死亡事故の多い国ですが、観光目当てでこの国を訪れる人は少ないのではないでしょうか。

日本人にも海外旅行先として人気のあるタイ(38.1)は交通事故死が多く、南アフリカ(31.9)でも高いです。他には、エクアドル、ベトナム、ブラジル、パラグアイ、ケニア、ラオスも比較的死亡事故の多い国です。

交通事故死が最も少ない国は、モルディブで1.9人、ノルウェー (2.9)、デンマーク(3)、スウェーデン(3)、スイス(3.4)です。 ちなみに、日本は4.8です。

14道路網の長さ

この地図は、国にある道路網の長さを表したもので、赤になるほど道路の長さが長いことを示しています。最も道路網長い国は、国土面積が広く人口も多いアメリカが堂々の1位です。車社会アメリカと言われるだけあり、国土面積に占める道路の長さは、驚きの658万km。アメリカの次にはインド、中国、ブラジル、ロシアが続きます。

日本は国土面積が狭いにもかかわらず、道路の長さは121万キロメートルで世界第6位です。

比較的道路網が短い国はスリナム、ヨルダン、レソト、エルサルバトル。そして世界で最も道路が短い国は?南太平洋の国、ツバルで8㎞です。

15インターネットスピード

世界のウェブトラフィックの15~30%を占めるコンテンツデリバリネットワーク(CDN)のAkamaiによる調査によると、1秒当たりのメガビットが最も高いのは韓国。次に2位がアイルランド、3位香港、4位スウェーデン、5位オランダ、6位日本、7位スイス、8位ノルウェー、9位ラトビア、10位フィンランドへと続きます。ちなみにイギリスは23位、アメリカは20位、オーストリアは50位で、中国は111位です。

参照:telegraph

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2 コメント

  1. イギリスから見た治安の良さで、日本が黄色になってるのが気になりますね。世界的に見ても治安悪そうな国でも緑になってる所が多い中で日本が黄色ってのは違和感があります。
    日本が黄色になってる理由として思い浮かぶのは、過去にイギリス人女性が殺害された事件があったのが理由かもしれません。覚えてるのは2件ですが、イギリスではかなり大きく報道されてるような印象をうけました。他の国の女性が失踪、もしくは殺害されてこれだけ大きく取り上げられた記憶はないので、イギリスはある意味特殊な国なのかもしれません。

    あと、記事の中で日本は狭いと書かれていますが、考えてみると国の大きい小さいの基準はどこにあるのかが気になります。日本は世界200カ国中60位くらいと、そこそこ大きい部類に入っています。また、日本より少し小さいドイツが小さい国だと言われてるのも聞いた事がありません。日本は領土内に多様な気候帯を持っていますが、日本並に多様な気候を持ってる国は中国やアメリカなど、極一部の国に限られるようです。フランスは日本よりある程度大きいですが、日本を小さい国だとすればフランスも小さい国だと言われてもおかしくない気がします。

    • 日本がイギリス視点で危ない国扱いされてるのは、福島の放射能が原因らしいです。別にイギリスが特殊な国だからとかじゃなくて、ドイツとかでも未だに日本に対して偏見持ってる人が多いです。