モンサンミッシェルには行く価値なし!なぜ人気なのかわからない
写真:マダムリリー

「フランスに住んでいる」と言うと、「それじゃあモンサンミッシェルも行ったの?」とよく聞かれます。フランス旅行と言えば、パリの次に日本人に人気なモンサンミッシェル。しかし、今年の夏に実際に行ってみて「モンサンミッシェルはわざわざ行く価値ないな~」と思いました。

あんな観光地化しすぎた所へ行くよりも、フランスにはまだまだ他にも魅力的な街がたくさんあるからです。そこで今回は、マダムリリーが「モンサンミッシェルには行く価値がないと思う理由」を6つ紹介します。モンサンミッシェルに行くべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

1観光客が多すぎる

写真:マダムリリー

まず、人が多すぎます。小さな島のなかに次から次へと観光客が出入りするので、島内は常に人で密集しており、人の多さだけで疲れてしまいます。トイレに行くにも、レストランに行くにも、写真を撮るにも、どこに行っても人だかり…。今年はテロの影響もあり、日本人観光客は少なかったそうですが、それでも島内はとても混雑していました。

2土産物屋しかない

モンサンミッシェル内は、全てが観光客向け。お店もお土産屋しかないので、ちっとも面白くありません。同じお土産屋でも一風変わった工芸品や、地元ならではの特産物などを売っているお店なら回っても面白いですが、売られているのは何の面白みもないTシャツやマグカップなどばかりで、はっきり言ってつまらないです。

路地には土産物屋しかなく、まるで観光客トラップ。「ここでお金使ってねー!」と言われているような感じです。

3大して見るものがない

モンサンミッシェルは外から見れば美しいですが、島内は大して見るものがありません。唯一見物するものと言えば修道院ですが、これもはっきり言って微妙。ロワールの古城やヴェルサイユ宮殿、イタリアのサン・ピエトロ大聖堂などに比べたら、しょぼいです。

モンサンミシェルからの景色も確かにきれいですが、そこまで言うほどではないと思いました。人混みを避けるため、一人10ユーロくらい払って美術館に入りましたが、これもまた微妙。モンサンミシェルは、修道院とお土産屋以外、見るものがほとんどありません。

4オムレツがまずい

ホテルの人に、「プラールおばさんのオムレツはトラップだから行かないほうがいい」と注意されていたものの、記念として、プラールおばさんではないレストランのオムレツを食べました(見た目も味も同じそうです)。写真で見ると、ふわふわしてとても美味しそうに見えますが、実際に食べてみて、がっかり…。

空気が卵に入りすぎて、空気を食べてるんだか、卵を食べているんだかって感じです。確かにふわふわですが、時間とともにしぼんでいき、お皿が気泡の混ざった卵液でいっぱいになります。卵の味自体も大して美味しくないし、何より卵とバターだらけで胃がもたれます。次の日まで消化できませんでした。

プラールおばさんのオムレツよりも、そこらへんのおばさんが作ったオムレツのほうが100倍おいしいと思います。ちなみにモンサンミシェル入り口付近にあるレストランがプラールおばさんのオムレツとして一番有名ですが、ここはボッタくりのお店なので注意しましょう。

5いちいち高い!

島全体が観光客向けの場所となっているので、全ての価格が高いです。本来、ノルマンディー地方はパリに比べて物価が少し安いのですが、モンサンミッシェル内は水を買うにも、アイスクリームを買うにもいちいちが高いです。この中では何も買わないようにしたほうがいいでしょう。プラールおばさん以外のレストランも、全てが高い…。

6めちゃくちゃ疲れる

モンサンミッシェルはディズニーランドのような観光スポットだと心得ておいて、いいでしょう。島までのシャトルバスがあり、次から次へと観光客がやってきます。島自体の面積はあまり広くないですが、島内は坂道となっているので、上り下りで疲れます。パリから3時間電車に乗ってモンサンミシェルに着き、それから人混みの中を観光をするとなるとあまりゆっくりはできないと心得ておいたほうがいいと思います。

 

おわりに

以上が、モンサンミシェル観光をお勧めしない理由です。はっきり言って「モンサンミシェル行ったよ」と自慢できるようにするため以外に、この場所にわざわざ行く理由が見つかりません。

ネットでは「モンサンミシェルに行くべきでしょうか」と質問する人が多いですが、悩むくらいの人は行かないほうが絶対にいいと思います。モンサンミシェルに行く代わりに、ノルマンディー地方を観光するのをおすすめします。

ちなみにマダムリリーは今年の夏、ノルマンディー地方をこんな感じで↓まわりましたが、一番のおすすめは、サン・マロ(Saint-Malo)です♪ (この話はまた別の記事で紹介します。)

モンサンミッシェルには行く価値なし!なぜ人気なのかわからない

 

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7 コメント

  1. 自分もフランスで暮らし始めた頃に知り合いの在仏日本人につれていってもらいましたが、その知り合いも「行っても詰まんないよ」と言ってました。
    当日のプランを知り合いがたてたので、まったくお金を使わずに30分ほど見て回っただけでそれほど損はしなかったのが幸いでしたが、どうせ近くに行くならサンマロにすべきだと思いました。

  2. そうかしら。私も一回いきましたが、また行きたいですよ。対岸から車でライトアップの姿がもう一度みたいし、潮の満ち引きも。私もフランスに住んでたからいろんなとこいきましたが、わざわざいって、感動した人沢山いましたよ。そうやって、在仏だからと観光客ばかにした態度が嫌われる原因なんですよ。自分が嫌われてるの気づいてますか?

    • 本来は無視すべきなのですが、少しおせっかいを焼くことにします。
      あなたがモンサンミッシェルを好きなのは別に構いませんよ。
      他人の趣味や感性をコントロールする権利は自分にはありませんから。
      それと同様に、あなたにも人をコントロールする権利はありません。ちゃんとした理由があって嫌いなら仕方ないじゃないですか。あなたに好きな理由があるのと同じことです。
      それは他人の感性ですから、あなたが踏み込んでいくような領域ではありません。
      ストレスなどで心に余裕がない状態になっていると思われますので、適度に息抜きをして肩の力を抜くといいですよ。
      お大事に。

    • 確かに、モンサンミシェルに行って感動したという話も聞きます。ですが、やはり世間で言われているほど、素晴らしいものではないのではないか、というのが私の意見です。
      ちなみに、私は多くの人に嫌われていてもいいです。気にしません。元々、万人に好かれようとしてブログを書いているわけではないですし(それなら書き方をもっと変えます)、大切な人や自分をわかってくれる人に認めてもらえれば、それでいいです。ですが、ご忠告は受け止めました。ありがとうございました。

  3. 私も行きました!

    たしかに島の中はそんなに楽しくなかったかな…
    ちょっとした裏道を冒険気分で歩くのは結構よかったですが、小さい島に観光客が多すぎて微妙でした。

    夜のライトアップとかで、外から見るぶんにはとっても素敵なんですけどね^^;

    でも地元の人やホテルのオーナーはすごくいい人達だったので、それが印象に残ってます(*´∀`)
    ノルマンディ地方、ゆっくりまわってみたいですね〜

  4. モン・サン・ミシェルには1回行って、それで十分だったと思っています。行くのは容易ではないのに、日本からのフランス旅行ツアーのハイライトにするほど価値があるのかな、と私も疑問に思っていました。私も、フランスに3日くらいしか滞在しない友達がツアー選びをするときには「待った」をかけています。でも、宗教建築物に興味がある人だったら「わざわざ行くことはないよ」とは言わないですけど。

    でも、行ってご満足された方はかなりいらっしゃるのではないでしょうか? 第一に、世界遺産ですよ~、というのがある。なぜこんな所に日本人の団体旅行者がたくさんいるのかと首を傾げると、世界遺産だったというのを何度も経験しています。それから、皆フランスに旅行すると行っているから、私も行っておきたい。お土産屋さんがたくさんあるのが嬉しい(ぼられたって気にしない)。観光客で溢れかえっているのは日本で慣れているから平気。他にも良い所がフランスにはたくさんあるのはご存知ないから、あそこまで行っちゃって素晴らしかった、という印象を残す。

    同じように古い建物が残る聖地としては気に入っていて、もう数え切れないほど私は行っているヴェズレーは、同様に世界遺産ですが、朝晩には人影はまばらなので雰囲気に浸れます。でも、ほとんど観光地化していないので、ロマネスク教会に興味を持った人でもない限りは地味過ぎて、日本から訪れた方には村の良さは分からないのではないかと思っています。

    私は古い宗教建築物や城を見学するのが大好きなので、モン・サン・ミシェルはそれなりに気に入りました。2度と行かないのは、フランスでは例外的なレベルで観光地化してしまっているのが気に入らないからです。ヴェルサイユ宮殿だって広大な庭園を散策できるので息抜きができますから、そこより酷い。

    私が行ったときはモン・サン・ミシェルの島が見える対岸で2泊しただけの滞在でしたが(キャンプ場なのにやたらに高かった!)、島を遠くから眺める朝晩の幻想的な風景が堪能できたし、潮の満ち干も物凄くて面白かったです。橋ができる前に行ったので、現在よりは雰囲気があっただろうとも思います。

    それと、修道院を学芸員並みの資格を持つガイドさんと一緒の見学をしたことが最大の満足でした。フランスの有名観光地でvisite conférenceがあるときは、必ずこれに申し込んで見学しています。普通の観光客は入れない場所にも案内してくれるので、静かに雰囲気にも浸ることもできるので。モン・サン・ミシェルの修道院でも少人数で他の人たちは入れない高い所にまで登ったのですが、ガイドさんは「みなさん、地獄とは何だか分かりますか?」と言って私たちをキョトンとさせ、ちょっと間をおいてから「あれです!」と指さす。見ると、路地にひしめく観光客の姿。「確かに地獄の光景だ」と皆で大笑いしました!

    オムレツは不味かったとのご報告、ありがとうございます。一緒に旅行したフランス人が「オムレツなんかに、こんな料金を付けるなんて!」と怒ってしまったので入らなかったのです。フランスでは有精卵の卵が簡単に買えて、それに農家直売の生クリームとシブレットを入れたオムレツが好きなので、それ以上に美味しいオムレツはありえないだろう、と私も思いました。プラールはヴェズレー村にもオープンしましたが(なぜかと驚いたらブルゴーニュ出身者だった)、あっという間に店はなくなりました。名前につられて外国人が大勢来るような観光地でなければやっていけないでしょうね。

    モン・サン・ミシェル観光での食事では、プレ・サレと呼ぶ地元産のラム肉が素晴らしく美味しかったのが忘れられません。島の対岸にあるレストランだったので良心的プライスでした。ガイドブックでは、やはりプラールおばさんのオムレツを勧めているのでしょうね。

  5. たしかフランスに住んでいる友人が同じようなことを言っていました。
    「モンサンミッシェルは江ノ島みたいなものだから、行かなくていいよ」って。
    もし海外から友人が来て、江ノ島に行きたいと言ったら、同じように
    江ノ島に行くなら鎌倉に行った方がいいよ、という感じなんだと思いました(笑)