2016年のマダムリリー、今年を振り返る。

早いもので、今日はもう大晦日ですね。今年最後の一日を、みなさんはどうお過ごしでしょうか。

今年は、オバマ米大統領が広島訪問をしたり、フランスのニースでトラック突入テロがあったり、ポケモンGOが流行ったり、天皇陛下が退位のご意向を示唆するなど、これまでになかった「史上初」な出来事が多かった気がします。


個人的には、フランスで結婚式を挙げたり、パリの地下鉄で強盗に襲われたり、祖母が亡くなったり、自動車学校に通い始めたり、ノルマンディー地方のグルメが美味しすぎて卒倒しそうになったり…と、怒涛の如く過ぎていった1年でした。

今年の手帳を見返すと、2016年のお正月のページにはデカデカと大きな文字で「1年の抱負」を書いてありました。それは、

2016年は、『感謝の1年にする』

でした。その下には、「読者の気持ちになって、面白いネタを探す。ファンを増やす。」と書いてあります。何をもって”読者の気持ちになれるのか”は線引きが難しいですが、数字の上ではファンを増やすというのは達成できたように思います。そしてやはり、読者の皆様には、感謝の気持ちしかありません。

今年一年、マダムリリーを訪問し、応援してくれた方、批判してくれた方、コメントをしてくれた方…。みなさん、本当にありがとうございました。今年も多くの読者の方から励ましのメッセージを頂きましたが、今年一番嬉しかったメッセージは、これです。

こんばんは。
Madame RIRIさんの記事を読むと、勇気付けられたり、逆に改めて考えさせてもらえたり、色々な感情と思考が生まれ、とても愉しく読ませて頂いてます。
人それぞれ価値観や考え方は違いますが、本当に色々な思想をネットワークを使用して発信してすごいなと尊敬します。
これからも記事の更新を楽しみにしておりますので、宜しくお願い致します。
寒い季節も続きますので、お体にお気を付け下さいませ。

Sより


嬉しくて、嬉しくて、飛び上がりたいような気持ちになりました。ファンの数や、PV数、収益が増えることももちろん嬉しいのですが、こうやって誰かの心に届くことが何よりも嬉しいことです。どんな仕事もそうですが、儲けや成果を追うばかりではなく、「良いもの&面白いものを誰かに提供したい!」という初心が何よりも大切なんだと改めて思いました。

思えば、このブログを始めたのは、今から7年前。初めてもらったコメントは、たった一言、『面白いですね』というシンプルな言葉でした。このシンプルな言葉が嬉しくて、何度このコメントを見返したことでしょう。1時間に一回は「面白いですね」を見返したと思います。その度に、PCの前で一人、ニヤニヤしていました。

この時の気持ちが、何よりも大切ですね。「初心忘れすべからず」とはよく言ったものです。簡単なようで、難しい。

「初心忘れるべからず」は、室町初期の能役者である世阿弥の格言だそうです。世阿弥が口にしたということは「世阿弥でさえ、初心を忘れて苦労をした」ということ。つまり、この言葉の裏には「いかなる人間でも必ず初心を忘れてしまう」という人間心理をついた意味があります。

時間がたち、成長するにつれ、「初心忘れすべからず」がいかに難しいことなのか、実感する人も多いのではないでしょうか。

そこで、マダムリリーの来年の目標は、「初心を忘れない」です。

初めてコメントをもらった時の気持ちを忘れず、Sさんのメッセージにあったように、「色々な感情と思考が生まれる」記事を書いていくのが来年の目標です。そもそも何のためにブログを書くのか、なぜそれをやろうとしたのか。この部分を、自分に問い続けていこうと思います。

2016年マダムリリーを訪問してくださった読者の方、コメントを下さったみなさん、本当にありがとうございました。今後も海外志向の強い皆様が「面白いっ!」、「シェアしたい!」と思っていただけるようなコンテンツの発信に尽力させて頂きます!

感謝、感謝です。
読者のみなさん、よいお年を。


4 コメント

  1. マダムリリーさん はじめまして
    私は先月からフランス人男性との結婚を機にフランス??に住みはじめました。リリーさんの記事はフランスのいいとこも悪いところもストレートに書かれていて読物としてもとても面白いし私にとってバイブル本と言わせていただきたいほど、心の支えになっています。
    今はまだ自分一人ではできないことの方が多く、情けなく思ってしまう毎日ですが、この国に慣れていこうと思えるようになりました。
    ありがとうございます❤️

    • こんにちわ自分はカンボジアの方に物件買う予定です。元はリア充で台湾にもいてた経験ありました。2000年代のころは
      まだ新型痴漢や男がたってる事案などあまりなく、移住なんか考えられなかったけど、今は無実な男性が不審者事案や女性の後ろ歩いてたらストーカーと疑いかねない現代(男が自転車乗ってる事案、女子校でよく合うという理由で逮捕で実名の県(k県)もある)冤罪でも世間では〇子さんかわいそうとかお金で解決できると思ってるのっというきつい目で見られるみたいですし。もし冤罪になったら社会抹殺されるのが日本です。(高畑さんの冤罪事件で)中国語も最近はそこそこです。周りが中国語の方が自分は安心します。今の時代、大半の日本女性に会うこと=isis国(並木さんは違うから勘違いしないでください)に踏み入れるようなものですし、冤罪でも取り押さえられたら弁護士呼ぶぐらいしか解決できないらしいですし。スペイン語もどうでしょ。日本語と発音似てるみたいですし。

      • 大半の日本女性に会うこと=isis国 訂正  正 大半の日本女性に会う=ハイリスクの時代に

         まあ冤罪はなくなりはしませんが、もっと日本国民が認識する必要あると思いますよ。男性いうだけで
        今は不審者事案になってしまうじゃない。里帰り出産は負担になるんでもう現地出産もいいと思いますね。(あらゆる冤罪リスクからも軽減できるんで)
         特に性的な冤罪の場合、男性の証言はほぼ抹殺で、世間のコメントは残酷でこれをきっかけ(去年の群馬県で遭ったある俳優冤罪騒動)に物価の安い国に移ります。現地語も自分はそれほどでもありませんがこつこつ
        やって行こうかなって感じですね。
        女性専用居住区私はいると思いますね。調整式のものも用意。勘違いで冤罪でっち上げられたら恐ろしいですから。
         これからもマダムリリさんも無理しないで周囲あまり気にせず活動的になりましょう。

    • 並木さんなら慣れますよ。うちはもし日本で外出したらいつ有罪(冤罪)になるか分からない時代(女性の証言で社会抹殺可能)、バンコクとかはそんなことなくリラックスして買い物、映画館、スポクラにも行きます。うちも言葉はあまり流暢ではないが冤罪被ること考えたら、安心できます。日本ならスーパー行くときも痴漢、セクハラ、ストーカーに間違われないようレジ並ぶとき両手上げすぐにその店出て、あまり人がいない所行きます。(もし捕まったら身分証という方法もありますが、あまり効果なくないよりはましだが、示談金(それも何十万)払わなければ解決されないし)タイではそういうことなく片手上げるだけでもリラックスできます。鞄ぶつかったぐらいでは痴漢と間違われることないし。自分は国境なんかありません。お互い無理しないで実行でしょうか?お体には気を付けてくださいね。
       

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