アンタ、日本人かよ!と突っ込みたくなる一言

私のフランス人旦那は日本語学習歴5年で、日本に何度も滞在した経験のあるかなりの日本ツウである。そんな彼だが、ここ最近ますます日本人化しているのではないかと感じるようになった。そこで今回は彼が日本語で発言したもののなかから、「あんた日本人かよ!」と思わず突っ込みたくなったセリフを5つ選びました。外国人が日本人化するとこうなっちゃいますよ?

 

1「そうそう!」、「へぇ~」、「マジで?」、「まぁね」などのあいづち言葉

一般に、欧米人が人の話を聞くときは、細かく相づちを入れるのではなく、終始黙って聞くことが多いです。これは相手の話にリアクションを入れてしまうと、話している人に対して失礼(からかっているように感じる)なのだそうです。そんな欧米人に比べると、日本人はまさにリアクションの達人!相手がどんどん話をしたくなるような、タイミングのいい相づちが自然と身についているものです。私の話を黙って聞くことの多かった彼のリアクションが、120%日本人だったそんな時思います…。「アンタ、日本人かよ!」


2「えぇ?SMAPってまだいたの?」、「芦田愛菜ちゃんが天使すぎ!」、「美空ひばりは天才だよね!」

やたらと日本の芸能事情に詳しいようなその発言!「どこからその情報ひろってきたんだよ!」と突っ込まずにはいられません。


3「うわっ!外人だよ!」

日本で地下鉄に乗ったとき。電車内に乗り込んできた外国人を見ていったダンナの一言。「いやいや、アンタも外人だから!」

4「あの映画はハラハラしたよね!」、「波がキラキラしてる!」、「ガンガン勉強しよう!」

いわゆる擬態語ってやつです。日本語は擬態語が非常に多いことで知られています。犬の鳴き声の「ワンワン」や、時計の針の音「チクタク」などの擬音語は外国語にも多くありますが、擬態語ってやつは英語にもフランス語にもあまりないのです。逆に言えば、日本語を学習する外国人にとって難関な語彙の一つです。これを、全く自然に何の違和感もなく使う、フランス人旦那を見て思います。「おぉ~、日本語伸びたな。」

5「あの店員にはおもてなしの精神がないのかね!」

フランスによくいる愛想の悪い店員に文句を言う彼。必ずと言っていいほど後に、「日本人の店員さんはみんな笑顔なのに!」、「日本だったら即クビだね」、「日本だったらむしろ謝るよ、この状況」など、日本と比較した発言が続きます。

 


3 コメント

  1. 夫がトルコ人です。
    よく「~じゃん」と言うのですが、私の地元の沖縄に一緒に里帰りすると、「~さぁ」
    と言う様になります。
    東京に戻るとじゃん、に戻りますw
    あと、「~~しちゃった」という表現、昔はとにかく多用して普通に「~した」、と言えばいいとこでも言ってたのでニュアンス分かってるのかなー?と思ってましたが最近はほぼ日本人と同じ感覚で言えるようになってます☆

  2. そういわれれば、(どこの国か忘れたが)地下鉄に乗ると色んな国籍の人がぞろぞろ居るらしいが、日本ではどこへ行っても大体は横を向けば日本人しか居ない。
    だからたまに見かける日本人以外の国の人が珍しく感じるんだろうなあ。

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