
世界で最初の社会保険制度は、1880年代に創設されたドイツの社会保険制度。それから約130年がたち、社会保障の形も時代や国民に合わせて変化してきました。国によって異なる医療保険制度ですが、現代の主要国の中で素晴らしい保険制度を確立したのはどの国でしょうか。
そこで今回は世界のあらゆるランキングを紹介するTOP10Listより、『素晴らしい保険制度を誇る国トップ10(Top 10 Countries With The Best Health Care Systems)』をお伝えします。トップ10の評価基準は死亡率、平均余命と医療保険のアクセシビリティを元にしています。
1. スイス
世界有数の経済誌『フォーブス』によると、医療保険に加入しているスイス国民は全体の99.5%。これは保険を買うことのできるような経済的に余裕のある人が多いということでもある。民間の医療保険に加入できない人のための政府の補助も充実しているのが特徴です。国の制度のおかげで、スイス国民の収入に占める医療保険支出が10%を超えることはないようにしています。全ての国民は医療保険の最低要件を満たしていなければいけないと、政府によって義務付けられています。ハーバード大学の研究によると、スイス政府はGDPの11.4%を国民医療費に支出しています。
2. フランス
2000年、世界保健機関(WHO)は国民に最高の医療を提供する国としてフランスを第一位の国に挙げています。フランス国民は所得税を財源にした普遍的なヘルスケアの恩恵を受けています。医療費の約75%が政府によってカバーされています。治療の際の自己負担金の軽減を希望の場合は、銀行や保険会社などでMutuelle(ミュチュエル)を選ぶことによって、治療の際規定額が申請団体より返還されます。医師の数は国民1000人あたり3.37人です。
3. イタリア
イタリアは健康保険制度の民営化において一番の国です。平均余命と乳児死亡率の低さでも表れているように、この国は比較的健康な国です。イタリア人は男性も女性も平均して80歳まで生きると言われています。また。医療保険の加入は必須とされており、日本と同様に雇用者は従業員の健康保険を支払う義務があります。民間の医療にアクセスできない人は、国の健康保険プランに加入することができます。薬や診察、外来診療や歯科治療も含めすべてに補助金が支給されます。
4. スウェーデン
スウェーデンに住む人は皆等しく医療保険のアクセスをもちます。納税者が資金を供給し、分散化されている医療システムです。スウェーデンは最高のヘルスケアシステムのいずれかを持っていることを考えると、平均寿命は2008年に女性のための男性と83歳のために79歳に上昇した。医療制度の責任は連邦政府、郡議会と市政府にある。世界最優秀の健康保険制度を誇るスウェーデンでは、2008年男性の平均寿命が79歳に、女性が83歳に上昇しました。医療制度の責任は連邦政府、郡議会と市政府にあります。 スウェーデンで仕事ができず生活ができない場合、雇用主は賃金の14日分以上を支払わなければなりません。
5. 台湾
台湾はアジアでも数少ないトップクラスの保険制度を持つ国の1つです。1995年、台湾は普遍的なヘルスケアシステムを確立しました。すべての国民は、政府によって支払われる保険でカバーされています。台湾は最初の改革を導入する際にも、人口の40%をカバーしながら、コストを削減することができた。また、患者の病歴に関するすべての情報を管理する個人のスマートカードを導入。これにより、患者情報の管理を簡略化することができました。
6. ドイツ
ドイツは世界で最も早く国民健康保険制度を導入した国で、それは1883年のビスマルクの時代までさかのぼります。もともとは低所得世帯及び特定の従業員のみに適用されていた保険ですが、現在ではほぼすべての住民に提供されてます。公務員や自営業者であり、3000ユーロ以上を稼ぐ人たちは、国のカバーから免除されますが、民間医療保険を利用することができます。 2004年には、ドイツの平均余命率で世界第30位にランクされました。
7. ノルウェー
ノルウェーに住む人々は、納税者からの資金供給で成り立つヘルスケアシステムに加入しています。ノルウェー人が政府のシステムに加入しない場合は、民間保険を購入することができます。国民保険の加入者は、無料で病院での医療を受けることができ、心理カウンセリング、病院までの移動費用、薬代などに患者の一部負担がある場合もあります。
8. イスラエル
イスラエルもまた、世界最高の普遍的なヘルスケアシステムを持っています。 1995年に国民健康保険法が導入されて以来、イスラエルの医療技術は高水準だとされています。診療についても、自己負担率は0%。また、日本では保険がきかない妊娠や出産についても、イスラエルでは全額保険がききます。さらに、イスラエルでは医療に対する意識が高く、富裕層など金銭的に余裕のある人向けにはプライベートドクターという仕組みがあります。これはいわばお金持ち御用達の医師で、通常の医療よりもさらに高度な医療サービスが提供されています。国全体ではなく、富裕層向けの医療レベルが高い国として有名です。
9. イギリス
「ゆりかごから墓場まで」という言葉は、イギリスの高福祉政策を表現したもの。この言葉が生まれた頃のイギリスは世界の覇権国家として絶大な国力を有していたため、このように理想的な福祉政策を実行することが出来ました。しかし、国力が徐々に低下するにしたがって、このような政策には多くの負担が伴うようになりました。高い税負担と引き換えに、イギリスの福祉制度は非常にレベルの高いものとなっています。無料で診療を受けられる病院というものがあり、入院してもそれは変わらず、食事や実費以外については全てが無料です。
10.カナダ
アメリカの隣国でありながら、アメリカとカナダには医療制度において大きな違いがあります。ヘルスカードというカードが各州で発行されており、このカードを持って医療機関に行くと、原則として無料で診療を受けることが出来ます。この医療費は一般財源、つまり税金からまかなわれています。これは「医療と教育はすべて平等」というカナダの国是に基づいており、これを具現化したシステムは、世界的に見ても高度な医療・福祉システムが整備されていると言えます。
参照: 米サイト『TOP10List』 Top 10 Countries With The Best Health Care System, medical-world-guide.com「世界の健康保険」
この手のランキングって絶対に日本が入らないよな。なんで?
だめな国だからだよ。
それはリサーチの対象に入っていないからだ。
優秀な医者が多いのに迷惑な話だ。
病院のロビーにて
「OOさん、今日来てないねぇ」
「風邪でもひいて、体調悪いんじゃないか?」
というジョークが成り立つほど、日本は老人にとって病院が身近に存在するからね。
イギリスに住んでいますが、イギリスの保険制度にまったく満足していません。無料で医療がうけられることはいいですが、以前にすんでいたアメリカ、日本の方が医療の質がいい上に、好きな病院にいつでも行けるという面で、優れていると思います。お金を多少払えばそれなりの質が得られるというのは、ま、当たり前でしょうが。保険制度の質にも色々だと思います。
しおさん。あなたはまるでアメリカの貧困層が正当な要求で保険の保障を得ようとするのを蹴りなり殴りなりで振り落として、その分だけボーナス貰える医者か、あるいは保険の法案を通させないために工作し、その分企業から報酬を得る政治家のようですね。
とりあえずシッコという映画を見れば分かる。例えば病院から追い出される手術服のまま彷徨うおばあちゃんを捕らえた監視カメラだったり、たかが頭を怪我しただけ200,300万円も請求されたりとか
しおさん。あなたはいいでしょうがね。少なくともアメリカは最悪な国なのは確かでしょうね。大多数にとっては。そしてこの体制に与するものは全員地獄に落ちることになるでしょう
しおサン
アメリカからのコメントです。
これまで オバマが政治生命をかけて医療制度改革を行おうとしても、未だに悪戦苦闘している事実を当然ご存知でしょうね?
私は20年住んでいますが、家族に保険をかけるためには、年間200万円いる為、
これまでかけずに来ており、日本の国民保険を頼りにしています。
あなたは”多少のお金”とおっしゃいますが、巨額のお金 というのが正しい表現です。
それ故アメリカ国民の5,000万人以上の人たちが無保険 という現状になっているのです。
国民の命、健康を守らなくて国家と言えますか?アメリカという国は世界の先進国の中で 唯一の
政府による保険制度のシステムが無い国であることを良く認識してください。
そもそも、この手のランキングは全て正しいと信じこむ奴がいるのが滑稽。こういうランキングは、調査方法や調査する項目によって、いくらでも操作可能だ。
世界一般の調査記録から、使いたい国の名前だけを取り出すという方法が、一般的。
日本人の好きな「欧米では〜」を欧米諸国も実際やる訳。
日本や台湾や韓国が優れている点もあるのだが、見ないことにしておこうって。
これがそのまま使われるのは、まさに発信元の意のまま。
イギリスに留学中です。上記で触れられているとおりアメリカもイギリスも医療システムはひどいものだと痛感します。まともに病院もいけないのに先進国って言えるのでしょうか。本当に日本は恵まれていますよ。
日本の国民皆保険制度がランクインしていないのは当然だと思います。
まず、保険税にどれだけ払っているのか実感していないから得をしていると思う人が多いのではないでしょうか?
私が働いていたころはまるで実感もなく、日本は気軽に病院に行けて恵まれているんだと思っていましたが、リーマンショックで倒産、そして解雇、そして払うべき保険税の高さを実感することができました。
はっきり言って得などしていません。
収入があるなしに関わらず納税の義務があり国保も例外ではありません。
高額な納税をしているのに、納税をしているために簡易な医療すら受けられない皮肉なことです。
日本人が不法な労働環境の中で社蓄になってでも解雇を恐れる理由の一つではないでしょうか。
また、医療制度においてアメリカは底辺に近いと私は認識しています。
アメリカと比例したり参考にするのは愚策と思います。
果たして、7割負担で日本の医療制度は安いといえるでしょうか?
’30万円/年’と仮定した場合、7割負担で得をするには自己負担額12万~13万以上を毎年医療で使う必要があります。
日本の医療がお得と誤解してしまうのはメディアなどで何故かアメリカと比較するからだと思います。さらに悪いところと比較してあたかも良さそうに思わせられているだけなのではないでしょうか。
長文失礼しました。
解雇されたなら保険料はかなりお安いのでは?
保険ですから、年12~13万は安いですよ。
大病したらその価値をわかりますよ。
月に何十万もかかるような治療費も
その3割で、しかも高額医療で売って量超えたら
返還されます。
まぁ、サラリーマンが逆にいえば、如何に会社に
守ってもらえたは分かるかもしれませんが、生活保護をうければ
それこそ無料で医療受けられます。ある意味日本はすごいですよ。
>7割負担で日本の医療制度は安いといえるでしょうか?
日本は原則3割負担だよ。
俺イタリア、カナダに住んでいたが 日本の方がずっといいですよ
理由を英語で書きます読める方は読んで
In Japan, you can see a speciality of any specialities in a hospital however in can/italy u need a persmission from family practtioner
the systems r infeacctive as fuck with long waiting time..for example if u wanna see an opthalmologist in canada/italy u need to wait for 2 or three weeks where in japan dont need to wait at all
so yeah, i lived in italy and canada where the people dont work n lazy as fuck where in japan ppl work hard
DONT just be 白人くんプレクス 日本人よ
海外住んでわりりますぜ
君らみんな日本人じゃん、日本人が外国でじもピーと同じ待遇受けられるかよ
まともなホームドクターも知らねえのに、
それと一般の病気と救急医療をごっちゃにしている
アメリカでは連邦法で救急患者に医療機関が適切な処置を行わないことは
緊急医療法に違反することになる
シッコはでたらめだからな、それが知りたければ、シッコのDVD、ディレクターズカット版を見れば
少しはわかるだろう。そもそもアメリカの医療費は数ヶ月後の後払いだからな
どっちの指を配合するか選べなどと言われる訳がない
そんな病院は莫大な医療訴訟に訴えられる
スウェーデンに住んでるからこそ言うけど、日本の医療と保険の方が世界一と言って良いくらい本当に素晴らしいよ。
スウェーデンは医療費が無料じゃないし、薬代も全額負担で、日本は必要量だけが処方されるけどスウェーデンは薬がある箱丸ごとを処方されるから沢山余るしその分無駄。だからある意味保険がない状態。
1番最悪なのが自然治癒できる病気は診察してくれない。ヘルペスや炎症が長く続いて診察をお願いしたけど1週間後もなってたら連絡してと言われて、
1週間後もまだ炎症があったから連絡したのにまた1週間後も続いてたら連絡してと言われた。
しかも病院には移民の医者が圧倒的に多いから診察の腕前や質があまりにも変わりすぎて、最低な医者に当たったらもう最悪。
患者は地域の病院にしか行けないためセカンドオピニオンとか無理。
スウェーデンの医療なんかクソッタレだよ。
カナダ、アルバータ州の医療保険制度より、日本の方が、よいと思います。まず、カナダはファミリーDr制度で、専門医にかかるまで、何ヶ月も待たされます。がんなどになっても、検査まで数ヶ月以上かかることは、珍しくないと思います。手遅れにならないか心配ですね。耳鼻科などに回してもらうのも、数ヶ月以上はかかります。薬代は100パーセント自己負担。(ただし、会社の私的保険などは支払ってくれます。) 歯医者はすべて自己負担です。ただ、お医者さんは、比較的に親切でゆっくり診察をしてくれますが、ファミリーDr,の多くは、日本のようにはあまり専門的な知識はないと思います。回りの日本人は、よく日本に一時帰国して診察や治療を受けていますよ。
古い記事にコメントすみません。
私はブラジルに住んでいますが、医療はブラジルの方が良いかなと、漠然と感じています。
こちらでは保険に加入していれば(そんなに高くない)出産含めて全て無料で受診出来ますし、仮に加入していなくても、公立の病院にて無料で受診できます。
これは良いのか悪いのか分かりませんが、ブラジルは治安が悪いので、スラム街で銃撃戦になる事も多く、公立の救命医は、世界で一番銃弾を取り除くのが上手いというジョークもあります(笑)
ブラジルでは、観光客だろうが違法入国だろうが、ブラジル国内にいれば全員が救命処置を病院で受けられる権利があり、HIV検査を外国からわざわざ受けに来る方々もいます。(無料なので)
他に色々と問題だらけですし(笑)、先進国でもないので、このようなランキングには絶対に入ってきませんが、ブラジルは『人権』に関わるトピックにおいて(だけ)は、世界でも誇れるくらいのシステムが備えられているように、住んでいて感じています。
国としての課題は本当に多いですけどね(笑)
自分の子供にはブラジル人のような考え方に育ってほしいなーなんて思っています。
案外と日本が入ってないもんなんやね
相当優れてる方と思うんやが
久々にドラマの仁を見てたらたまたまここに来てコメント 南方仁がおれば坂本龍馬は死なん