イギリスを旅行した日本人は、『イギリスは遠い国なのになぜか落ち着き、親しみをおぼえる国だ』と形容する人もいます。それほどイギリスは日本人には親しみやすいヨーロッパの国として知られています。日本とイギリスは似ていると言われることが多いですが、具体的にはどのようなところが共通しているのでしょうか。そこで今回は、日本とイギリスの共通点を8つご紹介します。イギリスに親近感がわいてくるかも…。
1. 島国
「日本とイギリスの共通点」と聞いて、一番にこれを思いついた人も多いのでは?両国とも島国で四面を海に囲まれているので昔から海上交通が盛んで、両国とも海に資源を求める海洋民族というような共通点があります。また四方を海で囲まれているおかげで、適度の春夏秋冬があり、四季感に似たようなものがあるとされています。
2. 面積
日本の面積は377,914km2(世界60位)、イギリスの面積は244,820km2(76位)。どちらも比較的小さな国であることがわかります。
3. 経済力
日本の2008年のGDPは4兆3,095億ドル(世界3位)、イギリスのGDPは2兆6,740億ドル(5位)。どちらも世界経済をリードしていく力のある経済大国です。比較的小さな島国なのに世界の7つの海に君臨するほど繁栄した国という点が共通しています。
4. 立憲君主制
日本もイギリスも憲法によって規定された君主制の国です。議院内閣制、大統領ではなく首相、首相の他に王がいる国など国の政治に関しての共通点がとても多いです。それもそのはず!幕末から脱皮して新しい国を作ろうとしていた日本には、同じ島国でありながら強大な力を持って、世界の七つの海を制覇していたイギリスは、憧れであり目標であったようです。明治4年からの新郵便制度(切手の導入や、国内均一料金制の国営の郵便制度)もイギリスがモデルであったとされています。
5. 左側通行
左側通行と右側通行の比率は,人口比では34:66、道路の総延長距離では27.5:72.5で、左側通行の国は少数派で、右側通行採用国が多数です。左側通行の日本の理由は、その昔武士同士がすれ違うときに、左側にさしていた刀が触れ合うのは非常な無礼で、それを避けるために相手の右側を通行するのが常識だったため、その習慣がそのまま左側通行に持ち込まれたそうです。イギリスもまたその昔、騎士は左に剣をさして歩いていたそうです。緊急時に右手でさっと剣を抜けるように左にさしておくのが右利きには便利で、たいていの騎士が右利きだったため、騎士の間では左側通行がルールだったそうです。もし左の腰に剣をさした騎士が右側通行をすると、騎士同士がすれ違うとき互いの左の腰にさした剣がぶつかり合ってしまい、すぐに決闘になってしまうことから現在も左側通行であるという説があります。
6. お茶を頻繁に飲む
日本人もイギリス人もお茶が大好き!イギリスは欧米諸国で唯一お茶をよく飲む国として知られています。「紅茶がなければ仕事もできない」という人も多く、朝起きて1杯、寝る前に1杯、その間に4~5杯飲むのが普通だそうです。紅茶はイギリス人の生活に欠かせないもの。日本でもお茶に関しては深い文化があり、生活に根付いたお茶文化という点では欧州のイギリスとアジアの日本は共通している。
7. 自分の国が一番いいと思っている
あるアンケート調査によると、イギリス人と日本人のほとんどは自分の国が世界一いい国だと思っているそうです。どちらも愛国心の強い国として有名というわけではありませんが、国民一人一人の自国への誇りは似ている点が多いのかもしれません。
8. 感情的になるのを嫌う
Kate Foxという人類学者が書いた「Watching the English」によると、イギリス人は他の欧米人と比べると感情的になるのを嫌うとされています。確かに同じヨーロッパでも感情を素直に表すラテン系(イタリア人、スペイン人、フランス人)に比べて、イギリス人は感情を表にださない方です。感情的に怒ったりするのは、教養やしつけが欠如していると捉えるのがイギリス人だと、私の友人のイギリス人は言っていました。
