海外に長く滞在していると、普段食べ慣れていた日本食を無性に食べたくなってしまう時があります。海外ではなかなか手に入らないからこそ、とっても恋しくなる日本の食べ物。海外で日本の食べ物がどうしようもなく食べたくなったという経験をしたことのある人も少なくないのでは?そこで今回は、海外在住者に聞いた「海外に長くいるとどうしても食べたくなる日本食」をランキングでご紹介します。美味しい日本食はやっぱり最高です!

 

1位  ラーメン ・・・・15票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング


堂々の1位に輝いたのは、ラーメン。屋台のものやインスタントなどを含めて、人気の高い食べ物です。海外でもインスタントラーメンを買うことができますが、ものすごく値段が高かったり、中国やタイなどのアジアのインスタント麺しか売っていなかったりで、おいしいラーメンを見つけるのはなかなか難しいようです。さらに、札幌や福岡など、ラーメンがご当地グルメの人にとっては、とても懐かしい味。日本では手軽に食べれていたのに、海外では食べられなくなってしまうことから、無性に食べたくなるようです。

 

2位  寿司 ・・・・13票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング

 最近では日本食ブームのおかげで、海外の至る所でお寿司を食べれるようになりました。しかし、それでも“お寿司が食べたい!”という海外在住者は多いようです。というのも、海外にある多くの日本食レストランは中国人経営のもので、見よう見まねでお寿司を提供しているところが多いから。また、海外では決して食べることのできない日本の魚も多く、日本と同じぐらい新鮮な状態で食べたい!と思うようになってしまうのだとか。海外では、日本人の目から見たらおかしなお寿司屋さんが多いせいもあって、「本物のお寿司が食べたい!」と思うようになるようです。

3位  そば、うどん ・・・・12票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング

出しのきいたつゆで頂く日本特有の麺類といえば、そば&うどん。海外の日本食レストランでは出しがきいていなかったり、具材が変だったりでなかなかおいしいお蕎麦やうどんは食べれません。そんな海外に長くいる日本人は、最高においしい蕎麦&うどんが食べたくなるのではなく、駅の立ち食いそばや、パーキングエリアにある食堂のうどんが食べたくなってしまうそうです。小さな頃から身近にあった食べ物だからこそ、懐かしく思って無性に食べたくなってしまうのかもしれません。

 

4位  ごはんに合うおかず類 ・・・・11票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング

 日本食といえば、やっぱり白いご飯。あったかご飯に合う佃煮や明太子、塩辛、梅干などが食べたい!という海外在住者は少なくありません。海外ではなかなか手に入りにくい食材であり、白いご飯を食べる機会が減ってしまうからこそ、白米をおいしく食べたい!と思うようになるのではないでしょうか。とっても素朴なおかずですが、素朴だからこそ海外で食べるとほっとした気持ちになってしまいます。

5位  納豆 ・・・・8票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング


 納豆の人気は海外でも健在です。日本食スーパーなどで、冷凍の納豆が売られていることもありますが、日本で食べる納豆よりも風味が欠けてしまうとか。なかには日本にいた頃には納豆嫌いであまり食べなかったのに、海外では無性に食べたくなったという人もいます。ねばねば納豆は日本の味の1つです。

5位  魚 ・・・・8票

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世界一の水産量を誇る国、日本。国民一人当たり1年間に食べる魚の量も世界一です。そんな子どもの頃から親しみのある魚を無性に食べたくなってしまうそうです。アジやさんま、ブリ、はまちなど海外ではなかなか手に入りにくい魚も多いので、海外でどうしても食べたくなってしまうのかもしれません。私も久しぶりに帰った日本で「ほっけの塩焼き」を食べた時は、何とも言えない幸福感に包まれ、涙が出そうになったことがあります。

 

7位  刺身 ・・・・7票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング

 日本が世界に誇る食材といえばやっぱり魚。値段の安さや種類の豊富さもさることながら、何と言っても日本で売られている魚は新鮮です。日本ほどきれいなお魚を毎日食べられる国はありません。そんな日本の新鮮なお魚を生で食べるというのは、海外在住者からすると最高の贅沢です。それもそのはず。海外でおいしいお刺身を食べようと思ったら日本の10倍近い値段を支払わなくてはいけません。

8位  卵かけごはん ・・・・6票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング

 素朴な食べ物ですが、無性に食べたくなるのが卵かけごはん。たまごは世界中で手に入る食材ですが、日本のように卵を生で食べる習慣のある国はほとんどありません。そのため、買ったばかりの卵でも日本のように「生で食べられます」というような表示がされておらず、こわくて食べる勇気が出ないという人が多いようです。

9位  味噌汁 ・・・・5票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング

 日本の家庭の味と言えば、あたたかいお味噌汁。他に何もなくても、お味噌汁さえあれば、ほっとした気持ちになれますよね。インスタントでも十分、日本の味を楽しめます。味噌汁は一番家庭の味がでる食べ物。小さいころに母が作ってくれた味噌汁が無性に飲みたくなったという人も少なくありません。異国の地で、ほっと心が休まる日本の味ですね。

9位  コンビニの食べ物 ・・・・5票

日本人が海外に長くいると、どうしても食べたくなる日本食ランキング

 意外にも、コンビニの食べ物が食べたい!という意見が多かったです。コンビニ弁当やおにぎり、焼きそばパンやおでん、肉まんなど、コンビニグルメを懐かしく思う人も多いです。日本で長く一人暮らしをしていた人は、毎日通ったコンビニの味が恋しくなってしまうとか。私もコンビニのおにぎりが無性に食べたくなるときがあります。

他にも・・・

炊き込みごはんやおでん、焼きそば、うなぎ、おもち、お豆腐などの意見が多かったです。海外に長くいる日本人は、日本の絶品グルメが恋しくなるのではなく、小さいころからよく口にしていた素朴なものが食べたくなるようです。食べ物と言うのはとても不思議なもので、懐かしい味が口いっぱいに広がると、思い出や人の気持ちを思い出します。異国の地で食べたくなる日本食は、あなたがほっとする味なのかもしれません。

参照(1)(2)


4 コメント

  1. 非常によくわかります。
    はっきり言って、コンビニの食品は日本食と言ってもいいと思います。
    コンビニはれっきとした日本の誇るべき文化です!

  2. ・弁当。箱の中に何種類ものおかずが詰まった小宇宙。自分で作ろうと思えば作れるのですが、コンビニや駅の売店で並んだ物の中から選ぶとか、シチュエーション込みで恋しくなります。
    ・枝豆。生の豆を茹でた新鮮なプリプリした歯ざわりは、冷凍のでは味わえません。
    ・釜揚げしらす。海のない中欧でも寿司屋はありますが、忘れられている存在なのか見たことがありません。
    ・柿の種、煎餅類。日本にいた頃はあれば食べる程度だったのに、海外滞在歴が長くなるにつれてなぜか無性に恋しいものに。帰国時にはいつも買って帰るものの一つです。

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