日本人の結婚の30組に1組が国際結婚

 NHKの朝ドラ「マッサン」は国際結婚した日本人男性の物語を題材としたドラマでした。放送開始以来、高視聴率を維持し、日本人男性と外国人女性との結婚にますます注目が集まっています。


2013年の日本人の国際結婚では、「夫日本・妻外国」が1万5442人で、日本人男性がアジア人の女性と結婚するケースが圧倒的に多いです。外国人妻で最も多かったのが中国人の6253人(全体の40.4%)。2位がフィリピン人の3118人(同20.1%)、3位が韓国・朝鮮人(在日韓国人・朝鮮人を含む)の2734人(同17.7%)、4位がタイ人の981人(同6.3%)、5位がブラジル人の212人(同1.3%)の順。日本人男性が米国人と英国人の女性と結婚した件数は184組と38組しかいませんでした。(参照:nippon.com

日本人男性×欧米人女性という組み合わせは比較的少ないですが、なかでも珍しいのが「黒人女性と日本人男性」という組み合わせ。数が少ないがゆえに、知らず知らずのうちに失礼な発言をしていることもあるといいます。そこで今回は日本で英語の先生をしていた経験があり、アジア人男性と結婚した黒人女性ShaSha(シャシャ)さんが語る「アジア人男性が黒人女性によく言う失礼な発言」を10ご紹介します。内容は黒人女性に限らず、外国人にもあてはまることが多いです。

 

1.なんでアジア人男性が好きなの?

バーや飲み会、インターネットなど様々な場面でアジア人男性と知り合うなかで、「アジア人男性はいつも同じ質問をする」ことに気がついたというシャシャさん。そのうちのひとつが「アジアの男が好きなの?」という質問で、「そうです」と答えると、必ず理由をたずねられるのだとか。「アジア人男性のこんなところが大好き」と答えれば、アジア人フェチのように思われてしまうし、「黒人は~だから好みじゃない」と答えれば自尊心のない人のように思われてしまいます。シャシャさんいわく、正しい答えがないこの質問は、何とも居心地の悪さを感じてしまうのだそうです。

 

2.日本人女性は好きじゃない。なぜなら…

相手に気を使ってこのように話す男性もいるのかもしれませんが、他の女性の悪口はやはり聞いていて気持ちのいいものではありません。女性を見下すような発言に聞こえ、男性を小さく見せてしまいます。たとえ同じ人種ではなくても、このような発言は控えましょう。

 

3.髪の毛触ってもいい?

黒人女性が語る!日本人男性に言われてイラッとする発言10パターンストレートな日本人の髪質とは違い、黒人の髪の毛は縮れていたり、ウェーブがかかっていたりして、私たちからすると珍しいです。思わず触ってみたくなるのも理解できますが、触られた方は「私は見世物じゃないのよ!」と思うのだとか。知り合ってからある程度時間がたってから「触ってもいい?」と聞くのはアリですが、初対面で「うわー!そのアフロすごいね!触っていい?」と聞かれるのは、不快だといいます。「触ってもいい?」の代わりに、「その髪型、似合ってるよ。素敵だね。」と褒めてあげるといいでしょう。


 

4.君は僕が知り合った黒人女性とは違うね

これはつまり、「君は黒人のステレオタイプには当てはまらないね」という意味を含んでいる発言です。黒人のステレオタイプというのは、”デブ” 、”スラム街”、 “機織り”、 “貧しい”、 “教育レベルが低い”、 “子ども”なのだとか。「このような黒人のステレオタイプに君は当てはまらないね」と言われても褒められた気にはならないし、逆に不愉快な気持ちになるといいます。黒人に対する偏見が強く、出会った瞬間から「黒人だからこうだろう」という決め付ける人に多い発言だそうです。この発言の代わりに「あなたのような素敵な女性に出会えて嬉しいです」と言うべきだと、シャシャさんはアドバイスしています。

 

5.なんで黒人なのに○○が好きじゃないの?

これもステレオタイプを基にした発言なので気をつけましょう。海外に行って外国人に「どうして日本人なのにカラテキッドが好きじゃないの?」、「日本人なのにキルビル見たことないなんてありえない!」のようなコメントをされるときの不快感と似たようなものなのかもしれません。黒人だからといって、黒人ファミリーの映画が好きなわけではないし、黒人のラップが好きだというわけではありません。

 

6.なんでJ‐POPが好きなの?ろくなものないでしょ!

J-POPが大好きだというシャシャさん。しかし、それを周りの日本人に言うと、このようにコメントされてしまうのだそうです。日本人特有の”謙遜”からくる発言だと思いますが、自分の好きなものを否定されたような気がして、いい気がしないそうです。自分の価値観を相手に押し付けるように感じてしまうのだとか。

 

7. 黒人のように大きくはないけど…

実際にセックスの前に、このような発言をする男性が少なからずいるそうです。シャシャさんいわく、自信のなさを露呈しているようで、男性の魅力が半減してしまうのだとか。女性側は気にしていないことも多く、言われて困る言葉だそうです。

 

8. 身長すごい高いね!

一目で見ればわかることを何度も言われることが不思議なのだとか。身長のコメントの後に続く会話も気まずいものが多く、「身長高いね。バスケットは好き?」、「黒人に比べてアジア人は身長が低いからね…」という会話になるのだそうです。

 

9.僕は日本人っぽい男じゃないからね

自慢げにこのように語る男性が多いそうですが、これも意味不明でイラッとする発言なのだとか。そもそも“日本人っぽい男”とは何なのでしょうか?お米を食べる人のことでしょうか?ヘアジェルをたくさん使う人のこと?ブロークンイングリッシュを話す人…?「日本人っぽくないんだ」と言われても、意味がわからないそうです。

 

10.日本人だからしょうがない

シャシャさんがデートした男性に、「俺らみたいなアジア人はね…」という前置きを必ず言う男性がいたそうです。アジア人はこういうダメなところがあって…と説明するそうですが、シャシャさんいわく、なぜそんなに卑屈になるのか理解ができないといいます。アジア人男性に興味を持っている女性はアジア人に限らず世界中にたくさんいますし、アジア人男性と話がしてみたいと思っている女性もたくさんいます。自分の人種を蔑むような発言をコンスタントにしていては、相手の女性を気まずい気持ちにさせてしまいます。

 参照:My Husband is Asian

まとめ

シャシャさんのブログを呼んでいて思いましたが、全体的に日本人男性は外国人女性の前に”謙遜しすぎ”な傾向にあるのかもしれません。アジアの謙遜の文化と欧米文化の違いが影響している部分もあると思いますが、”アジア人であることをマイナスと思っている”ような発言は控えたほうがいいのかもしれません。