このブログを通して、外国人男性と恋愛中の女性から様々なメール相談がきます。「彼は私のことをどう思っているのでしょうか?」、「これって外国では普通なんですか?」、「やっぱり彼は遊び人なのでしょうか?」などなど。
日本人男性との恋愛でもわからないことが多いですが、外国人との恋愛となると言葉や文化の違いもあって、疑問が一気に膨らんでしまうのも無理はありません。そのせいか、インターネット上の国際恋愛のコラムも以前に比べて増えたように思います。

しかし、最近送られてくる相談メールを読んでいて思うのですが、国際恋愛に関する情報が多くなるにつれ情報に惑わされてしまっている女性が増えているように感じます。これらの情報に影響されて、「外国人男性はこんな人!」と勝手に決め付け、固定観念ガチガチになってしまっている女性もなかにはいます。


そこで今回は、日本人女性にありがちな「外国人男性との恋愛での誤解」を4つご紹介します。あなたの思う国際恋愛のイメージが少し変わればと思います。

 

1. 「真面目外人」と「遊び人外人」がいる

外国人男性の中には「真面目外人」と「遊び人外人」がいると信じている女性がいますが、筆者はそんなに単純なものではないと思っています。日本人女性に声を掛けてお持ち帰りをするような外国人男性でも、ある日突然本気になってしまうことだってあります。反対に、本気で彼女を探している外国人男性でも体だけの関係で終わってしまうこともあるのです。全く同じ男性がある女性にとっては”最低の男”になり、あなたにとっては”最愛の人”になる可能性は大いにあります。

要するに、あなた次第です。外国人男性を「遊び人外人かどうか?」とカテゴリわけし、責任を全て男性側に押し付けるのはやめましょう。彼があなたを「体目当ての女性」として接してきたのなら、そう思わせてしまったあなたにも少し責任があるのではないでしょうか。

相手の男性も「この女性は軽そうだな」と思えば、それに合わせた態度をとると思います。彼をカテゴリわけするのではなく、自分のことを彼にどう思ってほしいのか、どのように接してほしいと思っているのかを考えてみましょう。

 

2. 日本人女性は軽いと思われている

インターネット上の情報を見てると、「外国人は日本人女性を軽いと思っている」というようなコメントを目にすることがあります。これは半分信じるくらいにしておきましょう。確かに白人男性は日本でモテますし、外国人男性なら誰でも構わないというような軽い日本人女性もいます。


しかし、「日本人女性が軽いなんて一度も思ったことない」、「日本人女性はむしろ恋愛に慎重なほうだ」という意見を持っている男性も少なからずいます。軽い女と思われているのではないか?という不安から、「会ってもキスはしないよ」、「食事だけだからね」というような予防線を張る発言をする女性が多くて恋愛がなかなか進展しないと、筆者の知り合いのアメリカ人男性は嘆いていました。日本人女性は軽いと思っている人もいれば、そうは思ってない人もいる。このことを忘れずに!

 

3. 日本にいる英会話講師は全員ルーザー

「日本の英会話教室で講師をしている外国人男性は本国では何もできないルーザーばかり・・・」というようなコメントをネット上で見かけることがありますが、全くひどい言われ様だなと思います。 筆者の友人でも日本で外国人講師をしている人が何人かいますが、彼らは夢を持って、本当に日本が好きで、子どもが好きで日本で英語の先生をしています。そういった彼らをルーザー呼ばわりするのはあまりにも失礼です。

確かに女性を引っ掛けるために、人生のバカンスとして日本に滞在している外国人講師もいるのかもしれませんが、そういう人と真面目に夢を持って働いている外国人を同じものとして語るのはあまりいい気がしません。英会話講師だから遊び人と結論付けるのは愚かだと思います。

 

4. 「これは外国では当たり前?」

メールの相談で「外国では当たり前なのかなと思って彼の家に行きました」、「これって外国人には当たり前なのでしょうか?」といった内容のものを頂きますが、ほとんどの場合、“当たり前じゃない”ことが多いです。以前、外国人との恋愛に悩む日本人女性にアドバイスしたいことという記事でも少し触れましたが、相手の男性を「外国人だから」と構えて接してしまうのはやめたほうがいいと思います。

恋愛中になにかわからないことがあれば、相手が日本人男性だったら自分はどう行動するか?を考えてみるといいです。外国人男性との恋愛と日本人男性との恋愛は別物だと思っている女性がいますが、そんなことはありません。男と女の恋愛は、世界中どこでも一緒だと思います。結局は、その人はその人。相手の文化や国民性なんてのは、食品でいうところのラベルに過ぎません。ほとんどはその人のパーソナリティ(味)です。ラベルに惑わされず、しっかりとその人の味を知る努力をしてみてください。

 

日本人女性の皆さん、外国人のラベルではなく、味を好きになってあげましょうね!


6 コメント

  1. 考えさせられるテーマですよね。
    六本木や沖縄のような、欧米人男性が出没する場所へ出向く日本人女性が多いのは否定出来ない事実です。
    「欧米人と交際している私」というステータスが欲しいだけなのかもしれません。
    つまり、「遊び人」は男女両方に存在するということです。
    また、「ハーフの子どもが欲しい」という、よこしまで危うい理想を持っている女性が多いと思います。

    • >「遊び人」は男女両方に存在する

      それは確かにその通りです。
      しかし、欧米人と交際している女性の全員が「欧米人と交際している私」というステータスをほしがっているのかというと、そうではありません。日本人女性全員を同じカテゴリに入れないでほしいな、と思います。

      恋愛の最初の時点では「よこしまで危うい理想」であっても、交際が深まるにつれ、だんだんと真剣になり、そんな薄っぺらいことがどうでもよくなるという女性もいます。

  2. 外国人と言っても色々で、白人に限っても色々いるでしょう。
    相手の国の文化=欧米の文化ってわけじゃないですし、仮に本当に相手の文化であっても日本では有り得ない事ならそういう態度を取るべきです。
    日本人同士なら有り得ない事なのに、欧米人相手なら許すっていうのは本当ならおかしい事ですし。

    固定概念というか偏見の1つとして、白人と付き合ってる日本人女性はブスが多いという話を良く聞きますが、正解とは言わないまでも間違いとも言い切れないと思います。
    実際の所、日本人と白人では個人差はあれど好みの異性のタイプは異なる事が多いと思います。ルーシー・リューは、恐らく日本の基準では美人とは言い難いと思いますが、チャーリーズエンジェルに出演してたくらいですから、向こうでは美人扱いなのでしょう。

    また、日本国内で白人とアジア人のカップルを見たら、アジア人の方は日本人だと思ってしまいそうですが、そうとは限りません。良く見ると(場合によっては良く見なくても)日本人じゃなさそうな人もそれなりにいます。特に女性がアジア人の場合、一般的な日本人とは異なるファッションをしてる事がありますが、単に外国人と付き合う日本人女性にそういうファッションをするタイプがいる場合もあれば、アジア系の外国人という場合もあります。それらの要素も、前述の偏見が生まれる理由の1つになるのかもしれません。これは他のアジア人女性がブスだと言いたいわけではなく、日本人だと思って見た時に違和感が生じてる場合もあるのではと思いました。

    • うーん、それはどうでしょうか。自分のことはさておき、周りの白人と結婚した日本人女性を見ていて思うのですが、彼女たちが特別美人というわけでも、ブサイクというわけでもないと思います。
      綺麗な人もいれば、ブサイクの人もいますが、ほとんどの人が「容姿普通」な女性が多いのです。となると、これは日本人男性と結婚する女性と変わりないですよね?なので、外国人男性と付き合う日本人女性はブサイクと言うのは、単なる偏見だと思っています。

      どこの国であれ、美人は美人、ブサイクはブサイクです。これは日本人男性にも当てはまります。ハルさんの仰るとおり、外国人、欧米人と言っても好みは人それぞれ。一般化はできません。

      ちなみに私の周りの日本好き外国人も、好きな日本人女性芸能人は石原さとみとか新垣結衣、佐々木望など、日本人男性が好きな芸能人とさほど変わりないですよ。

  3. 外国人とか日本人とか、ひとくくりにデキないのは本当そうです。
    一昨年カナダに長期留学してた時、日本人と言っても早慶レベルの学生から聞いたこと無い大学まで種々様々でした。実際、後者のほうが男女とも色んな意味で軽い傾向はありましたが。カナダ人も人種は多様だし、差別的な人と優しい人どちらも居ました。1:9の割合なので、カナダは大好きです。

    ただ、日本に居る外国人と接していると場所によっては
    東南アジアにナンパしに行く日本人と変わらないんじゃないかな、と感じる事は実感としてありますけどね。白人てだけでチヤホヤするバカが多いみたいで。
    全員じゃないです、ただそういう人が多いなと思います。

  4. 日本に居る外国人をルーザー呼ばわりする人って白人至上主義者や民族主義者が多いですよね
    例えば「アニメが好きだから日本語勉強しているんだろ、キモッ」という若者も居れば、「なぜ
    日本で働くんだ? ヨーロッパやオーストラリア、アメリカで十分だろ」と言う人もYoutubeや他の
    SNSでプロフィールやコメントの履歴を調べると、特定の人種や宗教を信じる人に対して攻撃的です
    そして彼らのコメントを読むと、お世辞にも学歴や知能指数が高いとは思えない
    おそらく実社会では低所得の仕事や大学にも行けなかった子なのかと思います

    根本的に「欧米以外の国は発展途上国で、日本も生魚を食べるわ、日本人は歯並びが悪いし、
    英語も話せないから先進国とは認めない」と考える人たちが増えているのが現状ではないかと
    悲しいのはフィリピンやシンガポール、マレーシアにいるアジア人が西洋賛美だったり、中国が
    どんどん世界に進出する事で、世界各地で黄色人種に対するヘイトが強まっている気がします
    これから先、親日家を「日本カブレ」とレッテルを貼り、排除しようとする勢力が出てくると思うと
    正直辛いですね 最近ではフィンランド人が「目が細いから日本人や韓国人に似ている」とバカに
    されているらしく、かなり北欧の人間も質が落ちたなと思いました

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