日本人がヨーロッパ生活をすると体質はこう変わる!4パターン

誰でも海外生活を始めたばかりの頃は、環境の変化に慣れるのに苦労するものです。すぐに慣れてしまうこともありますが、海外生活が長期化して、最初はどうしても慣れなかったことが「気が付けば体質が変わっていた」と思うこともあるはずです。

そこで今回は、「日本人がヨーロッパ生活を長く続けると変化する体質」を4パターン紹介します。ヨーロッパ生活をしている方には共感できる部分があるのではないでしょうか。

1硬水に慣れる

ヨーロッパに来て最初に気が付く環境の変化のひとつが、水の違い。日本のほとんどの地域の水は料理に適した軟水ですが、ヨーロッパの水はほとんどがミネラルの多い硬水です。筆者も最初にフランスに来た頃は、ボディーソープの泡立ちが悪く、シャンプーで髪がきしんでしまう硬水が苦手でした。何より、カルキ(石灰)が多いせいで掃除が大変だったり、飲み水を買う必要があったりして、硬水の生活習慣に合わせるのは難しかったです。


しかし、硬水に慣れた今では、帰国したときに「日本の水は柔らかいな」と感じます。常に温泉に入った後のように柔らかく、ふにゃふにゃな感じがします。普段、硬水から得ているミネラル分を日本ではとらなくなるので、日本に帰るたびに便秘になります(これは筆者の場合だけかもしれません)。慣れてみると、硬水も悪くないと思えてきます。

2乾燥に慣れる

女性は特に、ヨーロッパ生活では肌の乾燥に悩むのではないでしょうか。洗顔後、すぐにお肌はカピカピ、粉を吹きます。日本の化粧品を持って来て同じようにケアしても、乾燥のせいで同じような仕上がりにはならない気がします。ヨーロッパには日本で売られているような保湿化粧水がないので、スキンケアの仕方や概念を根本的に変えていかなくてはいけません。

しかし、これもそのうち慣れてしまいます。植物オイルを買って自分で化粧品を手作りしたり、様々な化粧品を試してスキンケアの仕方を試行錯誤しているうちに、「自分に合ったヨーロッパ流スキンケア」がわかるようになってくるはずです。乾燥しないに越したことないですが、自分なりのケア方法がわかれば、乾燥もストレスではなくなります。

それでもやはり、乾燥したヨーロッパの気候は肌の大敵だと思います。この気候の良い点といえば、「くせ毛の人は常にヘアスタイルがキマる」ことぐらいでしょうか…。

3高緯度に慣れる

高緯度なヨーロッパは、冬の日照時間がとても短いです。その上、サマータイムを導入している国がほとんどなので、例えば北欧では昼の3時には真っ暗になってしまいます。フランスでも真冬は夕方4時頃から暗くなり、冬は天気が悪い日ばかりで太陽を見ることがなくなるので、気持ちまで暗くなってしまいます。

しかし、冬の日照時間が短いというのは、逆に言えば、夏の日照時間がとても長いということです。フランスでは真夏は夜の10時頃まで明るいです。仕事が終わって帰宅してもまだ外が明るいと、自由時間がたっぷりあるように感じ、余暇を楽しめます。1年中夏を待ちわび、夏独特の「太陽がある時間」を満喫できます。

夏と冬での極端な日照時間の違いは、最初は慣れるのに苦労しますが、このリズムに慣れてくると、1年のなかにメリハリができて、体の調子も良くなり、それはそれでいいものだと思えるようになってきます。

4倹約に慣れる

ヨーロッパでの日常生活はどちらかというと、質素倹約。必要以上にお金をかけず、自分で作れるものは自分で作る人が多いです。日本の100円ショップのような「安くていいもの」が売られた店が少なく、何を買うにも全てそれなりの値段を払わなければいけないので、”安物買いの銭失い”にはなりにくい環境だと思います。

また、ヨーロッパではバカンス制度を導入している国が多いので、普段の生活では節約を心がけ、貯まったお金で旅行に出かけるヨーロッパ文化が根付いています。日曜日には閉まっているお店やレストランも多く、全体として日本よりも「お金を使える場所が限られている」ので、結果として、必要なものしか買わない質素な生活をしている人が多い印象です。

日本では浪費体質で必要のないものでもつい買ってしまう人が、ヨーロッパで生活したことによって、浪費体質をなおしたという人もいます。購買意欲を掻き立てられないヨーロッパは最初は不便な環境なのですが、慣れてくると、このシンプルな生活も悪くないと思えます。

 

おわりに
以上が、ヨーロッパ生活で変わる体質です。やはり、何でも物事は一長一短ですね。「郷に入っては郷に従え」とはよく言ったもので、現地人の真似をしてその環境に適した行動をしているうちに、いい面も見えてきて、体質まで変わってくるという感じでしょうか。

ヨーロッパ在住の読者の皆さんは、海外生活で体質が変わったと感じることはありますか?コメント欄で教えてください。

写真:Inese Dunajeva


4 コメント

  1. もともと肌が油っぽくてニキビの出来やすい体質の私には、ヨーロッパの湿度の方が合っていたみたいです。ドイツに来てから大したスキンケアもしていないのにニキビがちっとも出来なくなりました笑
    ニキビ肌の人にとってはこっちの空気のほうがいいかもしれませんね。
    化粧水や洗顔料も、日本であまり見かけないさっぱりタイプのものが多いので、私は大変助かっています。

    今は逆に日本に帰ったら肌が荒れます…

  2. こちらに来てアパート入居時に新品家電を買い揃えて大家に金持ち学生と言われました。それから20年余り、今ではちょっとの故障でも使っています。何かで代用する習慣がつきました。

  3. 「4.倹約に慣れる」にすごく共感します。私はヨーロッパの片隅に移住して数か月なので、この倹約生活に少しずつ慣れてきたところです。
    「MADAME RIRI」のサイト、いつも読んでいます。マダムリリーさんのように素敵に生きたい、といつも思っています。お体に気を付けて、これからも頑張ってください。応援しています。

  4. 中欧に住んでいます。
    ヨーロッパの乾燥は慣れるまで大変ですね。来たばかりの日本人は大抵、一年目の冬にひどい喉鼻風邪にやられています。乾燥で粘膜がやられてしまい、日本より症状がひどく出るのが原因かと思います。数年経つと慣れますが。
    乾燥はいい事もあります。洗濯物がよく乾くし、パンなどにカビが生えにくい。こちらでは少々の雨では傘をささない人が多いですが、服が濡れても室内に入ってしばらくすると、不快に感じる間もなく乾いてしまうので、濡れることを気にしないのだと思われます。
    あと私は、日本にいた頃は湿気でうねる髪が嫌でストレートパーマをかけたりしましたが、こちらでは何もしなくてもどストレートなので気に入っています。
    夏の日照時間については、私も日が低くなってからの爽やかな時間が大好きです。真昼の暑さが和らいだ頃にオープンカフェに陣取り、友達とおしゃべりを始めると、エンドレスに自由時間が続くように感じます。日本にいると感じることのない感覚ですね。

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