妊婦に冷たい国日本|なぜ日本人は妊婦に席を譲らないのか?4つの理由

以前書いた記事『フランスで妊娠できて幸せ♪日本にはないフランス妊娠生活の良いところ5つ』では、いかにフランス人が妊婦に優しいかを書きました。

筆者は現在フランスで妊娠8カ月です。ここでは、電車に乗ればほぼ100%席を譲ってもらえ、年配のフランス人女性からは「無理しないでね」、「手を貸そうか?」と優しい声をかけてもらえ、スーパーのレジでも並ぶことなく優先してもらえ、お出かけのたびにとてもいい気分になります。


それなら日本での現状はどうなのかとネットで調べてみると、妊婦に対する世間の風当たりの冷たさ肩身の狭さを感じている女性が多いようです。動きの遅い妊婦は邪魔者扱いされ、優先席にすら譲ってもらえないという話をよく耳にします。(以下、ママリQより抜粋)

・私も妊娠してたとき、優先席の前に立ったんですが、寝たふりをする人、漫画を読んだり携帯をみて気づかないアピールをする人ばっかりでした。(ゆきゃんたさん)

・妊娠してから、優先席に座る人の事を気にしはじめましたが、大学生やサラリーマンばっかり座ってますね…。優先席前に立つと、舌打ちされた事もあります。(たまるちささん)

・出産した後もですよ〜!電車で赤ちゃんが泣けば、うるさい!泣かせるな!公園で遊んでたら、うるさい!きゃあきゃあ騒ぐな。保育園や幼稚園の近所の人が、うるさいからって幼稚園にクレーム出す世の中です。少子化少子化言う割に、子供を育てるのに適してないですよね。(ぶーぶさん)

もちろん日本でも、周りの人に親切にしてもらった経験がある女性もたくさんいますが、実際に日本とフランスの両方で妊娠&出産を経験した人の話を聞くと、日本は産め産め言う割には世間は冷たく、逆にフランスは産むのは個人の自由と放っておいてくれるわりに、妊娠した途端に世間が優しくなってくれると語っていました。

なぜ日本はこんなにも妊婦に冷たい社会なのでしょうか。そこで今回は、ネットでの妊婦さんたちのコメントや、実際に日本で妊娠した経験がある女性の話を元に、日本人が妊婦に厳しい理由を分析してみました。筆者は日本人が妊婦に冷たいのは以下の4つが理由だと思います。あなたはどう思いますか?

1妊婦の数が少ない=わからない

日本人が妊婦に厳しい理由のひとつとして、日本全体の妊婦の数が少ないのではないかと思います。出生率は年々低下し、2016年の年間を通じた赤ちゃんの出生数が、現在の形で統計を取り始めてから初めて100万人の大台を割り込み、過去最少の98万人台にとどまっています。

これはつまり、ほとんどの日本人が自分の家族や友人、知り合いで妊婦の人がいないということです。身近に妊婦がいないからこそ、妊娠がどういうものかがわからないし、お腹に赤ちゃんがいる人のことを自分のこととして考えられないのではないでしょうか。多くの人にとって、妊婦という存在は「自分には関係のない人」なわけです。

反対に出生率が1.99と先進国のなかでも多いフランスでは、妊婦を身近に感じている人が多いようです。事実、電車の中で席を譲ってくれるのは子育て世代の男性や20-30代の女性が多いです。

2行動力がない

電車の中で席を譲ってもらえないと不満をいう妊婦さんがいますが、これは必ずしも「席を譲らない人」のみに責任があるわけではないと筆者は思います。周りの人に気づいてもらえない、察してくれないと嘆く前に、妊婦さんのほうから「妊娠しているので席を譲ってくれませんか?」と声に出して頼めばいいのになぁと思います。それでさすがに断る人はいないだろうし、例え断られたとしても「変な人だ」と思って気にしなければいいのではないでしょうか。

言い出しにくいという気持ちもわからなくはないですが、仕事でクタクタでやっと席に座っているかもしれない他人に「どいてくれ」とお願いするのだから、それくらいの気まずさを経験して当然だと思います。何も言わずにお腹をさすって優先席の前に立っているから、「妊娠アピールをしてる」とイラつかせてしまうのではないでしょうか。そんな「私に気が付いて!」という遠回しなアピールをするより、本当に立っているのがしんどいなら潔くスッと「席をゆずって下さい」と言えばいい。この行動力が妊婦さんの側にも必要だと思います。


また、席に座っている側の人も「本当は譲ってあげなきゃいけないけど、声かけるのが面倒だし、気まずいし、このまま自分が乗っている間は見なかったことにしよう、誰か他の人がゆずってあげて」と思いながら寝たふりやスマホいじりしている人が大半なのではないかと思います。要するに、席をゆずる側も、ゆずられる側も行動力がない。どちらも行動に移さないから、結果的にどちらもモヤモヤとした嫌な気持ちを抱えてしまうだけで終わり…なのではないでしょうか。

3「辛くても我慢しろ」という根性論

1億2000万人いる日本人を全て同じとして語ることはできませんが、日本人は欧米人に比べて「辛くても我慢しろ」という根性論が好きな人が多いと思います。特に、「俺(私)も昔はこれくらいの大変なことをやってきたんだから、お前もできて当然」という論調をよく耳にしませんか?

部活動の先輩からのしごき、上司との強制飲み二ケーションなどはこの精神をよく反映しているものだと思います。これは妊婦さんに対する対応にも当てはまり、「みんなそれくらい我慢してる」→「だからお前も辛くても我慢できる」と押し付けている節があるように思います。

ちなみにフランスでは、妊婦に一番優しいのは「出産経験のある女性」です。「私も妊娠してた時は大変だったわよ」と良き理解者になってくれ、「こんなに暑い日は大変でしょう?」と声をかけてくれたり、「お腹が重いとすぐに息が上がって疲れるのよねー」と労わってくれます。こういう女性の先輩が世間にいるとわかると、とーーっても心強く、妊娠していることを歓迎されているような気持ちになって嬉しいです。

本来、日本でも妊婦の大変さを一番理解し、労わるべき存在なのは経験したことのあるおばさんたちです。しかし、ここでも「私も大変だったから、あなたもそれくらい我慢しろ」という論調が使われ、結局は妊婦さんだけが逃げ場のない肩身の狭い思いをしなくてはいけないのではないかと思います。

4他人とコミュニケーションしない文化

ヨーロッパやアジアなどを旅していて、またフランスと比べてみていつも感じることなのですが、日本人は街中のそこら辺にいる他人とスモールトーク(雑談、世間話)をする人が異様に少ない国だなぁと思います。海外では割とすぐにちょっとしたことで赤の他人との会話が始まるのですが、日本人はそれぞれが個人またはグループの殻のなかに入っているようで、基本的に殻と殻同士が混じり合うことはない、という印象を受けます。

筆者はスモールトークが割と好きな方で、日本でもフランスでもわりとすぐにそこら辺の人に話しかけるのですが、日本にはマタニティーマークなるものがあることを知った時は衝撃でした。そんなわざわざ他人とのコミュニケーションを避けるためのツールを身に付けておくよりも、その場で目の前にいる人に話しかけたほうがよほど早くて簡単なのにっ!これって必要ないだろーと思いました。そもそも妊婦じゃなくても、電車の中で具合が悪くなったときは「すみません貧血でフラフラするので、席を変わってくれますか?」と頼める社会であるべきです。

とはいえ、やはり日本でスモールトークをするのは、フランスでするよりも少し勇気がいります。「変な人だと思われないか?」というフランスでは全くしない心配をすることもあり、これは日本で他人に話しかける人が少ないのが原因だと思います(でも、実際に話しかけてみて感じが良かったり、親切なのは断然日本人なんですけどね)。

日本でも「関係のない人とは会話しない」という雰囲気から、ちょっとしたことで他人と会話をする雰囲気になれば、より助けを必要としている人の声が届きやすい社会になるのではないかと思います。

 

おわりに
以上が筆者が思う、日本人が妊婦に厳しい4つの理由です。あなたは妊婦さんを取り巻く日本の社会や世間の風当りをどう思いますか?なぜ日本社会は妊婦に優しくないと言われているのでしょうか。コメント欄で教えてください。


49 コメント

  1. 確かに、日本人は行動力に欠けるところがあると思います。
    自分は電車で席を譲る必要があると判断した時は譲りますが、大体はお年寄りの時ですね。そのお年寄りの時も、譲った方が良いのかどうかが微妙な年齢と感じた時は譲らない事があります。妊婦さんらしき人に席を譲った事もありますが、電車内で妊婦さんだと分かる人を見かける事は少ない気がします。これも少子化の影響でしょうか。
    席を譲らない人がいるのには行動力に欠ける人が少なくないのも理由の1つでしょうが、そもそもの問題として席を譲るほど余裕が無い人も多いんじゃないでしょうか?仕事で疲れているなど、高齢じゃなくても席を譲ってほしい位に疲労していたり睡眠不足な人も多いのは実体験で理解できます。昔、出向で遠距離通勤をさせられた時は結構早くに起きないといけませんでしたし、電車やバスで座って眠れるかどうかは結構重要でした。
    他人とスモールトークをするかどうかですが、海外旅行に行くと割と普通に他人が話しかけてくる事もありましたし、日本でも外国人に特に用があるわけでもない場面で話しかけられた経験はありますね。あと、日本の電車内でインド人っぽい男性が明らかに他人である欧米人のグループの会話に入っていってたのを見た事もあります。一緒にいた彼女と思われる女性(恐らく同じ国の人)はその会話に入ってはいきませんでしたが。あと、観光地でたまたま側にいた外国人女性(アジア系)に急にカメラを渡されて写真撮影した経験もあります。その時は流され気味に写真を撮りましたが。
    日本では用も無いのに他人に話しかける事は少ないですが、年配の人だと結構あるような気がします。自分の祖母も、知らない人に結構話しかけるタイプの人だったみたいですし。時代の影響もあるでしょうが、徐々にそういった事が憚られるようになったのでしょう。

    • >時代の影響もあるでしょうが、徐々にそういった事が憚られるようになったのでしょう。
      何だかさみしいですね。殺伐としているというか…。冷たそうな人も案外話しかけみるとみんないい人で、色んな発見があったり、「世の中捨てたもんじゃないな!」と思えることが多いので私はスモールトークが好きなんですがね。
      日本には「袖振り合うも他生の縁」という言葉があるのに、何だか勿体ないなぁ…と思います。

      • その反面、Twitterや掲示板などでの匿名の場所では、ばんばん悪口や人種差別的な発言が目立ちます。
        たとえば、ツイッターで「目の前の人が邪魔だった。くそ野郎」というツイートを見た時は、口で直接「少しどいてくれませんか」といえばいいのになと感じました。

        ただ、私も見知らぬ人には話しかけませんね。恥ずかしいとかではなくて、勝手ながら「鬱陶しい」と思われるからですね。興味のない人から話しかけられるのは苦痛だと感じる人もいるので、私は極力仕事以外では他人には話しかけませんね。

  2. 友人が妊娠してたとき電車でいきなり若い男性に「見せつけんな!」とか言われてお腹を叩かれたそうです。怖い社会になりつつあります。

  3. 私は、妊婦さんや子供の連れの方には席や道を譲ったり、ドアを開けたりしています。毎回必ず適切に対応出来ているかというと、そうでもないかもしれませんけど、なるべくするようにしています。
    話はそれますけど、高齢者の場合は譲っていいのか悪いのか判然としない場合があります。譲ろうとして無視されたり、憮然とされたりすると、実にバツが悪いので、あんまりやりたくないという気持ちになります。気にしないでどんどん行動すればいい、という意見もあるかもしれませんが、この記事の中にもあるように、とかく状況を読みながら、互いの出方を探るので、そこで判断がつかないという面もあります。以前に比べると、他人がどういうリアクションをするのか読み難くなって、見知らぬ人と相対する事に不安が多くなっているような気もします。

    見知らぬ人と話をするのは、基本的には好きではないの、確かに進んではしません。やっぱり、見知らぬ人=何をするかわからないという警戒感があります。近頃の世の中は、こちらが予想も出来ないような事件や出来事が起こりますから、警戒心は年々強くなっていると思います。それでなくても、いきなり声をかけて来るのは宗教の勧誘や物を売りたい人ばかりです。「路上で声をかけられる」という状況にビクっとするのは、仕方が無いのではないかと思います。
    道を尋ねてくるような外国の方は、そういう意味では危険度が少ないので、日本人よりは対応する気になりますが、やはり言葉が不安なので、出来ればあんまり声をかけられたくはありません。別に悪意がないのはわかっていますが、「自分がよくわからない言葉で、価値観や習慣の何がどう違うのかよくわからない相手と意思の疎通をする」という状況は、とってもストレスなんです。実際、道を教えるぐらいでトラブルが起きる可能性は低いのですが、「相手もこっちも何を言っているんだかわかんなくなる」という状況が非常に嫌なので、それを恐れます。

    • 見知らぬ人と話をするといっても、何もそんな長話をするわけではないですよ。暑い日に「暑いですねー」と言ったり、バスが遅れている時に隣の人に「遅いねー」と言う程度です。マルシェでアボカド選んでいる時に、隣で選んでいる人に「これちょっと固くない?」と言うくらいです。
      >いきなり声をかけて来るのは宗教の勧誘や物を売りたい人ばかりです。
      フランスではさすがに無視しますが、日本では時間がある時はそういう人とも話しちゃいますね。エステの勧誘をされたときは、「大丈夫です、私完璧なんでっ!」と言ったら大ウケしてくれて、気持ちよかったなぁ。宗教も入る気は全くないですが、興味本位&社会勉強として聞いちゃいます。結構、面白いですよ、あれも。

      • なるほど。
        そういえば、旅行でアメリカへ行った時などは、「見知らぬ人とも気軽に話す文化であり、それが相手に敵意のないことを表明する行為」だと聞き、郷に入らば郷に従わなければと思っていると、案の定見知らぬ人から「あんた、歩くの早いな」とか「ここ、座ってもいいよ」とか話かけられ、何となく「話した方が場が持つ」という空気を感じたので、話すようにしていました。確かに、どんな人だがわかんない人達に囲まれていると、話しかけてもいいという状況があるのは精神的に助かります。

        只、リリーさんも充分ご存知だと思いますけど、日本にはそういう空気がありません。私は勧誘に引っかかると相手のペースに乗せられてしまうので、なるべく話さないようにしています。リリーさんのように当意即妙な受け答えが出来ると、もっと気軽になれるんでしょうけど、モルモンの勧誘の自転車に乗った外国人の青年二人組から逃れるのに往生した事もあります。

        これは日本の社会自体が段々そうなっているのかもしれませんけど、見知らぬ人との接触や不特定多数の人が集まる状況に以前よりも不安感や警戒感が増していると思います。決して良い傾向だとは思いませんが、安全に対する不安みたいなものが年がら年中色んなメディアから発信されているので、やっぱりモヤっとした不安は高まります。

  4. 日本で、マタニティマークを付けた女性が嫌がらせにあうという話を聞いたことがあります。妊婦が電車なんか乗るなと暴言を吐かれたり、ひどい人はお腹を蹴られたり突き飛ばされるというケースもあるとか。いつの間にそんなに殺伐とした世の中になってしまったのか。
    辛くても我慢しろというのもひどい話ですよね。その人は自分が吐きそうなほど気分が悪かったり割れるほど頭が痛くても、同じことが言えるんでしょうか。
    ネットで聞いた話だけですが、日本の妊婦さんは大変だなと私も思ってしまいました。

  5. スモールトークでコミュニケーションを取れるフランスが羨ましいです。
    ただ、私が妊婦だった時にマタニティマークはコミュニケーションを避けるというよりも「何かがあって私が意識不明になった時、妊婦として扱ってもらえるように(子供に害があるような治療をされない為に)」付けていました。
    マタニティマークを付けているだけで妊婦アピール、気持ち悪いと揶揄されることは分かっていましたし旦那にやめた方が良いのではと言われましたが、子供の事を考えると、意義はあるのかなと思っています。
    お腹をさするのも子供が動くのと愛しい気持ちで癖になっていたのですが、妊婦アピールと取られるので電車の中ではやめていました。
    実際、嫌がらせを受けたりは幸運なことにしませんでしたが(これを幸運と言ってしまうのもおかしな話ですが)、席を譲ってもらうのは稀でしたね。
    日本は出る杭は打たれる社会と言うか、権利を主張すると後ろ指さされるので妊婦だから席をかわって欲しいなど口が裂けても言えませんでしたし、何を言われるのか怖くて言おうとも思いませんでした。体調が悪いので、くらいなら言えたかもしれませんが。
    フランスの様な皆で子育てを支えていける社会になると良いなぁと思います。

  6. 学生の時、足首骨折した時の通勤電車を思い出しました
    少なくとも妊娠3~4か月の女性よりは見た目がわかりやすい、松葉杖ついてギブスという恰好。
    優先座席の前に立っても座らせてもらえない毎日
    一度おばあさんが代わってくださった際には、もうどうしたらいいのやらと困ったものでした。
    見た目、20代前半以下と70代以上の方は代わってくれやすかったですね。
    若者はともかく、70代の方は代わってくださると逆に困るというジレンマ
    丁度就職活動の際の1年前だったのもあり、これがきっかけで「絶対スーツ着て満員電車で通勤する×40年の職にはなるまい」と変な決心をしてしまうほどにはショックでした。

    さて、この場合も思い切って声をかけない方が悪かったのかと言われると・・・・
    ちょっと納得できないかなぁ。。。。
    こちらをチラ見して寝たふりする人たち(電車走行中に松葉杖で踏んづけちゃってごめんなさい。バランスを崩したのです)に、社会の厳しさを教えていただいた2か月でした

    満員電車内で松葉杖でバランス取るのは大変という経験は、社会に出てとても・・・・・役に立たなかったです
    根性は1くらい上がったかもしれません

    ということで私の結論ですが
    そもそも日本社会は妊婦さんに優しい、優しくないを論ずる以前の問題で、(少なくとも電車の席に関しては)全般的に優しくないが結論ですね。
    きっとみんなまだ小学校幼稚園の頃にやった椅子取りゲームを、会社でもやってるせいでしょう。だから電車でもやっちゃうのです(マテ

    席を譲る譲らないと単純化させれば、社会問題としてはここ最近始まった話でもない気もします
    妊婦さんが最近話題なのは、妊婦さんが活動的になって、電車での外出が増えたのは一つあるかもですね。
    田舎から東京大阪に出てきて、専業主婦が普通で、産婦人科が地元にあって、通勤以外の生活圏は徒歩か自転車で、旦那は育児に関わらないが当然の世代とそれで育った世代には戸惑いも大きいかもですね。
    人数が増えれば声も大きくなるので問題も大きくなります。
    まぁ解決策には何の関係もないですが

    かつて東京オリンピック、大阪万博でマナーが改善されたように、今度のオリンピックを契機に改善されるといいのですが・・・・

  7. 日本産まれ国外育ちの日本人です。とてもおもしろく読ませて頂きました。私は妊婦だったとき日本でドアを押さえて待って頂いたり、席を譲っていただいたり、スーパーのセルフの袋入れを店員さんがしてくださったり、ねぎらいの声かけをしていただくこともよくあり1度も嫌な思いをしたことがないのですが、今子連れだと親切な方もいらっしゃれば、あぁ、この人子供嫌いだろうな…とあからさまにする人も多いなと思います。そして日本人は赤ちゃんにすごく触るのが気になります。親の私達は清潔な手で触るようにしているのに、通りすがりの方々のいつ最後に洗ったのか分からない手…お金とかさわってないですか?などと聞くわけにもいかず。うちの子は肌がかぶれやすくいつも引っ掻きキズの感染症をきにしています。あれは断ったら失礼と親は言いますし、相手が悪意はなさそうなのでなかなか止めてと言えないのですが、嫌です。マダムリリはどうですか?

    • まぁ、私はまだ子供が産まれていないので何とも言えませんが、もしその状況だったら、「うちの子、私に似て肌が弱いのよねー」と言い(私も実際に肌が弱い)、「あらそうなの?」みたいに聞かれたら、「これこれこういうことが刺激になってかぶれちゃうんです。だから私も触る前は~」と言うかな。そしたら普通の人は「あら、知らなかったわ。ごめんね!」という展開になるのでは?

    • >日本人は赤ちゃんにすごく触るのが気になります。
      そうなんですか?自分は親戚の子供や赤ちゃんにすら触ったこと無いし、触りたいとも思ったこと無いんで。他人だったら尚更触らないですね。
      個人的な意見ですが、通りすがりで近づいてくる人は、赤ちゃんに触りたいタイプの人が多いのかもしれません。子供が好きか嫌いかは別として、触りたいと思わないタイプの人はわざわざ他人の赤ちゃんに近寄らないんじゃないでしょうか。
      あと、赤ちゃんに触りたがる人は女性が多そうなイメージもありますが、偏見でしょうか?

  8. なんでもルール化や法律化しないと行動に移せない自主性に欠ける人が都心に目立ちますね。
    日本=おもてなしの国、とか言ってますが、あれもビジネスだからやってるのがほとんどですね。
    これも結局クレーマーを甘やかす小売りの愚の骨頂で。。。
    お恥ずかしい話です。

  9. 私も妊婦のときに乗っていた電車、生まれるまでただの一度も席を譲ってもらえませんでした。さすがに8ヶ月以降はかなりお腹大きいのに、みんなちょこちょこ見てるけど自分じゃなくていいか、なんですよね。私は結構体力もある方なので少し腰が痛い程度で平気ですが、この現実は日本人ヤバイな〜と思いました。笑
    子供が生まれてから抱っこしてたりすると、結構譲ってくれることがあります。譲ってくれるのは大体、高校生か、年配の女性か、作業着を着た男性です。スーツ男性はみんな携帯見てます。笑
    特に作業着男性率はすごく高くて、本当に驚きます。なぜだろう。

    日本って、妊婦だけじゃなくて例えば身体障害者のような弱い立場の人に対しても冷たい国だと思います。そういう人たちが生活しやすいように、道路や公共施設の整備が整っていないから、街で見かけることも少ないし、普通の生活の中で珍しい存在なんですよね。

    話は少しそれますが、私が妊婦だったときにこんなことがありました。妊娠8ヶ月でお腹も結構目立ったいた頃、夏祭りに行きました。私は夫と夫の友達(男)と一緒に3人で行きました。屋台の後ろで3人で少し立ち話をしていたのですが、そのすぐそばに中学生くらいのカップルが小さな石段に座っていました。
    夫の友達が私に、その石段に座りなよ、と言ってくれたのですが、そのカップルと腕が当たるくらいに狭いスペースだったので、いや大丈夫だよと遠慮しました。すると夫の友達は、その中学生カップルの男の子の方に、「ねえ、そこにこの妊婦さん座らせてあげて」と言いました。そしてその男の子は「え?なんで俺なの?」って言ったので、夫の友達が「あなたは男だから女の人座らせてあげないと」と言いました。
    するとその男の子は「え?なんで男だと立たないといけないの?」とブツブツ彼女に言いながら立ち上がりました。さすがに彼女は苦笑いしていましたが、その後彼女もすぐに立ち上がり、2人は行ってしまいました。
    なんだか2人を追い払ってしまったようで、悪かったなと思いましたが、その後その中学生男子の発言がすごく気になってしまいました。
    たまに夫と一緒に電車に乗ると夫が言うのですが、「本当に日本人の男はおかしいな、なんで目の前に女の人が立ってるのに自分座ってるんだ?俺の国ではこういうのは見たことない。男と女は体が違うんだ。男なんだから立てよ。」と。
    これに関しては私は男でないので、なんとも言いようがありませんが、例の中学生男子、彼が10年後社会人になったときのことを思うと、それこそ電車で妊婦を見ても寝たふりしたりする人になってしまうのかな、なんて思いました。
    男女平等なんですが、体は平等じゃないですもんね。妊婦さんの体なんてもっと平等じゃないですしね。でも座る権利は平等。。

    長くなりました!最後になりましたがリリーさん、おめでとうございます!!赤ちゃん楽しみですね!^_^

    • >私も妊婦のときに乗っていた電車、生まれるまでただの一度も席を譲ってもらえませんでした。
      これはビックリです!パリでは地下鉄なんかに乗ると、ドアが空いたと同時に「この席にどうぞ!」と譲ってもらえます(現在33週)。
      >特に作業着男性率はすごく高くて、本当に驚きます。
      へぇー、そうなんですか。何か面白い。男気があって、行動力がある人が多い業界なんですかね。女性からすると、魅力的な男性にうつります。
      「え?なんで俺なの?」の中学生がそのまま大人になって、「誰か俺以外の人が譲ってやれよ」となるんでしょうね。個人的には、こういう男性は男性的な魅力「ゼロ」です。

  10. いろいろ妊婦さんの事読ませていただきました。私は二人の子供を日本で産み、育てました。正直言うと、妊婦なんてわずか10か月です。その間、どんなに優しくしてもらおうと、冷たくされようと、わずか10か月です。その後の子育ての中で、小学生が一人でも電車に乗れる。もちろん送迎無しで学校へ行ける。年頃になっても女性で一人で夜でも街を歩ける。子供は一人でいても誘拐もない。交番やコンビニに守ってくれ、町のシニアの見守り隊もある。
    そんな子育てができる日本の方がよっぽど安全で安心です。子育ては成人するまでと考えても20年近くです。その間、犯罪に巻き込まれる恐怖に比べ、たかが妊婦の10か月くらいで日本を批判するのはちょっと腑に落ちません。

    • うーん、これは何も妊婦だけに限った話ではないと思います。
      他のコメントしていた方の話では、脚を怪我している人やお年寄りなどにも席を譲らないそうですね。うーん、それって社会としてどうなんでしょう?
      そもそも妊婦の時期の周りの反応から、「日本は他国に比べて子育てしやすいか?」にまで話を持っていくのは拡大解釈というか、論点の広げ過ぎだと思います。

      • 私が言いたいのは、妊婦やお年寄りに席を譲るのを社会的道徳だと思いますが、スリやかっぱらいのようなプチ犯罪がないのは日本人の道徳感に基づいていると思います。前者だけを見て、日本は人に優しくない社会。なんて言うのが納得いかないのです。

        • >日本は人に優しくない社会。
          こう解釈されたのはMOさんです。本文を読み返せばご理解いただけると思いますが、私は「日本は人に優しくない社会」とは一言も書いていません。”妊婦”に優しくないとは書きましたが。
          そもそも日本は人に優しくないと思ったこともありません。本文にも、「実際に話しかけてみて感じが良かったり、親切なのは断然日本人」と書いていますし。
          まぁ、でもMOさんのように日本人みんなが「妊婦やお年寄り、障がい者に優しくない社会でも治安がいいからこれでいい」というのであれば、返す言葉はないですね。いいんじゃないですか、それで。

  11. スモールトークが少ないのは都会だけでは?
    当方、昨年東京から田舎に移住しましたが、普通にバス停とか信号待ちとかで「暑いですねえ」とか「午後から雨みたいですね」とか「お子さん何歳?」なんて皆さんバンバン話しかけてくれますよ。
    電車は乗車率50%程度でシルバーシートなんて誰もわざわざ座らないし。
    「日本は〜」「日本人は〜」と一括りで批判するのも構いませんが、都心ばかりが日本じゃないぜよ。

  12. よく分かります!今回フランス人夫とフランスに帰省していました。電車でフランス内を何ヶ所か回ったのですが、バカンスシーズンということもあり、妊婦さんや子連れのパパママも多くいました。まー、みなさん、お互いに助け合いますよね。
    そして、赤ちゃん抱っこして大きなスーツケースを電車から降ろすなんてことは無理!そんな時は、自分から、手伝って、と旦那に頼んできていました。これもスモールトークが普通だからできることなのかもしれませんね。

  13. 日本人は子供の頃に、教えられていまよ。知らない人とは話さないで!学校でも家でもそう言われて育っています。知らない人にも声をかけて、誰でも知ってる人にしてしまえば、人柄が解って地域が安全に過ごせると言う考え方は、有りません。
    日本では散歩していたりジョギングの人にハイ!とかこんにちは!とか、言わないし、スーパーのレジでもこんにちは!なんて言いません。
    私がスウェーデンに住んで、日本の過剰な無関心とそれとは矛盾する特異排除は、この国に学ぶべきところがあると思いました。
    みんな同じで有ることが好きなので、少し違えば排除したがると言う事です。少し違う妊娠は排除の対象になっている事が、異常です。何も違わないのに。

  14. 私も妊娠中日本へ一時帰国した際、優先席に健康そうなサラリーマンの人がびっちりで、無視されましたねー。
    まぁ体が辛くなかったので、立ってようと思いましたが、日本では他人に関心がない人が多いなぁという印象でした。
    怖い事件も聞きますし、ホント日本での出産じゃなくて良かったなぁと思います。。

  15. アルゼンチン在住で7才になる障害児の娘がいます。これまでに2度家族と一時帰国しましたが、日本の電車で娘が席を譲ってもらえたことは1度だけ。それも外国人の方にでした。これにはアルゼンチン人のパートナーも相当驚き、腹に据えかね、優先席に座っていた20代のサラリーマン風の男性に席を譲ってもらえないかと直接頼んだこともありました。日本の素晴らしさをいつも口にしていた私は、とても恥ずかしくて言葉もありませんでした。本文記事にものすごく納得しましたが、個人的に私が感じたことを付け加えさせていただくと、日本人の価値基準って「社会にどれだけ貢献してるのか」という”機能面”の評価がとても大きい気がします。もっと端的に言うと”サラリーマン至上主義”。だからお年寄りにも妊婦さんにも子供にも障害児者にも冷たくリスペクトがなく、まるで邪魔なもののように扱うことが公然と許されているような気がします。しかもこの「貢献度」も凄く表面的な発想で捉えられています。妊婦さんの例で言うなら、実際に国を支えている、つまり一番社会に「貢献してる」のって、子供を産んで育てるお母さんだからです。誰もが皆お母さんに産んでもらって、育ててもらって、それで皆の今があって、社会が機能して、日本も存在しているのに、それすらも忘れてしまっている日本社会を病んでいるなと思ってしまいます。妊娠すると職場に「ご迷惑おかけします」と言わなければならず、しかも肩身が狭いと日本の友人が言っていましたが、本来ならば誰からも「妊娠、出産ありがとう!」とねぎらってもらってもいいのでは。

    • 文字通り死ぬほど働いてるのに(そのくせ給与はそれほどもらえない)病気でもない妊婦になぜ席を譲らねばならんのか分からないのだと思います。なぜ通勤時間帯からずらせなかったのか?とかね。私も会社勤めしていたときは残業が続く繁忙期は特に、目眩がする具合悪い電車のなかだけでも寝させて下さいと思ってました。これは都内一極集中で勤め先が24区内に集中しているため住宅費の安い郊外からの遠距離通勤が多いこと(無駄に疲れます)、日本企業の労働環境の悪さが影響していると考えます。

  16. 根が深いと思います。
    私は単純に、
    ①子供を産む事が出来る環境にある
    ②妊娠が出来た
    人々に対して、それが叶わない環境にある人々を作り続けている今の日本のシステムが、さらに格差を生み出している現実からではないでしょうか…。
    同じ経験をした立場の人は、優しく接するのでしょ?
    それはつまり仲間意識から来るものではないでしょうか?
    日本の妊婦さん側もそういう空気を察しているからこそ、座らせて下さいが言えなのでは?
    フランスは男女の格差が日本よりありません。男女とも自分で仕事を持ちますし、それ故に結婚の形をとらずとも
    子供を作ることへの国の意識が寛容です。昨今の日本は、安定した結婚生活を女性にしてあげられない収入の男性を、いまだ追い詰めた感覚がある。
    そんなレールからはじきだされた男女からすれば、妊婦さんははじきだされなかった対局で恵まれた人達…と写ってしまう方が多いからではないでしょうか?
    先進国なのに、悲しい国になったものです。先進?いえ、後退してますよ。
    国をあげてまず男性社会の意識改革から、いいかげんメスを入れて欲しい。
    日本の昭和の男性はもう少し稚拙な欲望を捨て、皆が平等に幸せになり、助け合える精神が生まれるシステムを作るべき。
    女性が指揮をとる方が、早いのかも!

  17. 通勤ならしかたがないけど夏祭りなんてわざわざ行ってるのに妊婦様&俺様やさしいだろアピール&それをおかしいとも思わない夫様
    これから不幸になって当然

  18. 同調圧力が過剰で、自主的な行動がしにくいのと、妊婦が身近にいなくて妊婦の大変さが理解できないのと、サラリーマンが通勤中だけでも寝かせて欲しいというのに、なるほどなーと思いました。

    学生だと男女とも好きなようにしゃべるのであんまり差別とか感じることはないのですが、妊娠や子育てについては例によっては差別的に見えますね(私個人の価値観です)。

    男女が互いの生理的差異を理解して、表面的でなく本質的な平等の考え方が広まればいいなと思いました。

    • 男女の問題ではないと思います。私女性ですけどもリーマン時代はバリバリやってたので上記の感想になりました。女性の方が同じ女性に求めることは厳しくなる傾向があります。『甘えるなよ。』と。

  19. 日本の学校では先進国では当たり前に性教育としてされている性差の教育をしていません。
    アメリカなどでは一般常識として性差を含む性教育全般は大学で必須科目になってるところも多いそうですね。
    近年日本では核家族化が進み、少子化で兄弟姉妹も少なくなった現代では妊婦が身近ではなく、
    その大切さや大変さを知らない人が増えたともとれます。
    実際に都市部で妊婦さんはどのようなものであるか?どのように大変なのか?
    そのような教育していただける学校があるのですが、そこの生徒さんは妊婦さんに比較的優しいそうです。

  20. 私は、妊娠6週目です。

    都内の病院に行かなくてはならなくなったため、昼間とはいえ、満員電車に乗ってしまいました

  21. 体はだるかったのですが、自分でつわりはない方だと思っていました。
    ですが、10分〜20分ほど立っていると、冷や汗をかいてなんだか気持ち悪くないってきました。そして吐きそうになったと同時にその場で座り込んでしまいました。

    ちょうど優先席のまえでつり革を掴んでいたのですが、周りの人は、寝たふり、コソコソしながらみてくる若い女子、スーツを着たサラリーマン、。
    誰も声をかけてくれることもなく、、
    あぁ、これが冷たい世の中なのだ、とはじめて思いました

    耐えられなく途中下車しました。
    目の前に具合悪そうな人がいたら皆さん、どうするのでしょうか。。

    • 私の場合で申し訳ないが連日の残業で混んでる通勤電車内で具合悪くなったとき、「具合が悪くて次の駅で降りますのでそれまで席を替わって頂けませんか」と交渉したら替わってくれた。ホームで吐いてぶっ倒れて「たすけて」と虚ろに言った時は知らない人が水を渡してくれた。割と世の中捨てたものではないと思う。

  22. 筆者が言っている事も分かる。だが賛成できない部分も数多くある。まずはあなたへの共感から、日本と海外という異なる文化を対象に比較した場合、日本は確かに他人との距離が遠く、個々のプライバシーを非常に重んじる傾向にあるのも同意するし、またすれ違う人とのあなたの言うスモールトークをするような風習も全くといっていい程見受けられないだろう。しかし、筆者はそれに対し妊婦側ももっと積極的に行動を起こすべきだ!、海外はこんなにも他者とコミュニケーションをとるのに日本は冷たすぎると批判をするが、これは何も日本人が冷たい訳ではない。筆者は他者にもっとお互いコミュニケーションをとってほしいのだろうし、私ももっと皆が温かくお互いに接しあえればいいなと思う。しかしこの問題は実は日本の文化と教育環境と密接に関わりがある。日本における教育過程を振り返ってみてほしい。日本では他国と比べ特に目立つ大きな問題に直面することがある。それは何か、いじめである。海外は日本ほどいじめが大きな問題となっている事はないだろうし、日本ほど多様ないじめの実態を耳にする機会もないだろう。これはなぜ起きるのか、恐らく最も近い理由は学問的に見るならばマイノリティに対するマジョリティによる抑圧。言葉を砕いてもう少し簡単に言うならば、個性より協調。さらに皆が分かりやすく説くならば、自分とは違う物あるいは人に対して反感を抱くし、それらに無理に関わろうとは決してしないのが日本の文化である。これにより排他、あるいは距離感を置かれた相手はとてもひどく傷つくことになる。これにより日本ではマジョリティもマイノリティもお互いに「歩みよる」のではなく「距離を取る」といった決断を下してきた背景がある。何が言いたいかというと妊婦ももっと言えばいいのに!ほかの人ももっとスモールトークできるくらいオープンになればいいのに!と言葉では簡単に言うがこのような背景を元に考察してみると全く簡単な問題ではなく、むしろ非常に繊細だしもっと多角的に考えるべきものであると私は考える。もし妊婦に対する世間の冷たさのみならず、人と人との関係の冷たさを改善したいと考えるならば、日本のもっと深い背景にまで目を向け考えてみる必要がある。これは一個人がすぐにやろう、変えようとして変わるものではなく、何かに継続的に問いかける勇気と根気と努力が必要でもある。

  23. 妊婦さんや小さい子ども連れの人は、私は妊娠してるから退け優しくしろアピール、子ども連れは子どもがいるから退け優しくしろアピールが酷い。サラリーマンは疲れてるんだ退けアピールが酷い。どっちもどっちじゃないかと思います。皆自分のことに必死で周りを気にかける余裕なんてないような気がします。日本は労働環境、通勤環境が変わらない限り殺伐とした雰囲気は変わらないと思います。

  24. 妊娠中、たしかに「譲ってください」と言えばよかったと気付きました!
    でも、優先席に座る若い人からはじろじろ見られたり、独身系の中年女性からは睨まれたり、
    席を譲られないどころか身の危険を感じることが多かったので、難しいです。
    子どもが生まれてからは、年配の方を中心に親切にしてくださることが多く、
    スモールトークも増えたので楽しいです♪
    妊娠中もこうだったらいいのにな、って思います(^^)

  25. 現在ベルギーに住んでる、8歳と4歳児の母です。そして、只今3人目を妊娠中。
    私は東京出身で子どもたちも東京で出産しています。つまり、妊娠中も東京で過ごしています。
    ここで、私の経験ですが、妊娠中も出産後も特に公共施設で不快な思いをしたことがありません。
    上の子を初めて一人でベビーカーに乗せて電車に乗った時など、降りようと思った時電車とホームの間があきすぎていて一瞬躊躇していたら、ホームで乗車を待っているサラリーマンの人数人がすぐにベビーカーを抱えて降ろしてくれたりしました。車内でも、ベビーカーだからといって嫌な顔をされたことはないし、どうしても預け先が見つからず、朝のラッシュ時に子どもを抱っこして仕事場に行く時も席を譲ってくれたのはサラリーマンの人でした。なので、メディアでよく取り上げられるベビーカー問題やマタニティーマーク問題などをきくと「本当にそんなことあるの?」と思ってしまいます。実際に経験した方は怖い思いをされたと思いますので、私がどうこう言えることではありませんが。
    むしろ今ベルギーで感じているのは、お年寄りと子どもには優しいけど妊婦には優しくないという印象です。
    毎日バスに乗りますが、席を譲られたのは1回だけ。それ以外は席が空いていなければ常に立っている状態です。皆さん、私のお腹をチラチラみますが。。。これは私がアジア人だからとうわけではないと思います。むしろ子どもを連れているときには席を譲られます。別に妊婦なので席を譲ってもらおうとか思っていませんし(むしろ運転が荒いにで、座っているとお腹に凄い響くし)、ただ、日本は妊婦に厳しい、欧米は優しいという極端な言い方は必ずしともできないのではと、思って書かせてもらいました。東京でも人の優しさに触れ妊娠、子育てをしている者もいると言いたかっただけです。結局、国は違えど、最後はその人の人柄ではないでしょうか。

  26. 妊婦だからなんでもしてくれると思っている大甘な輩が多すぎる。
    知恵と工夫と気合が足りないんだ。よって周囲が慣用になる必要も甘やかしてやる必要もなし。
    それが我慢できないなら最初から産むな。産まなければいけない法律もないんだし。
    罪なき市民様にサービス強要とは偉くなったもんだな。

  27. >それが我慢できないなら最初から産むな。産まなければいけない法律もないんだし。

    だから少子化がどんどん進んでるんですもんね。
    そして落ちぶれ税金が上がり貧困化していく日本国民。
    こういうことを言ってると最後は自分に返ってくるんですよ。

    改善したいと考えてる人まで巻き込まないでほしいなぁ。。

    • なら貴様が体壊すまで産めよ。

      あくまでも迷惑かけるバカどもを庇いたいなら。
      全く今の母親は気合いや我慢が足りないからよろしくない。

  28. 妊娠中に同級生の男の子に会ったので妊娠マークのキーホルダーを見せたのですが「何それ?何て書いてあるの?小さくて読めないなぁ、、」と眼鏡を取って一生懸命読んでいました笑。
    彼は特別、非常識な人でもなく社会的にも信用のある職業の人なのですが。
    人間は自分の興味のある事以外は結構無関心なんだなと思いました。
    電車に乗っても妊婦だから席を譲って貰って当然とは思わないで譲って貰えたらラッキーくらいに思っていた方が気が楽です。
    確かに記事にあるように妊娠中に具合が悪かったら譲って下さいと声をあげるべきですね。
    妊娠中の身体を労わるのは他でもない自分の子を守る為でもありますから。身勝手ではないですよ。

  29. 電車やバスで妊婦やお年寄り、幼い子を横目に優先席に素早く座る姿はみっともないですね。何ていうか、粋じゃない。
    1日くらい座らずに会社に行ったっていいじゃないかと思いますがね。

    私は妊婦の時、たくさん席を譲っていただいたので優先席には座らないし立たないようにしています。恥ずかしながら妊娠するまであまり深く考えていませんでした。

    弱者を労わる行為は人間の善意ですから、強制は出来ないんですね。

  30. 私は逆に妊婦や子供をあからさまに社会的弱者であり、庇護を受ける対象であると明文化されて、誰もが認識していることがこの冷たさに繋がっていると思います。
    もちろん、身の回りのことをするのに苦労したりするという意味では一時的に弱者であるということは、誰もが認識していると思いますが、だからこそ彼らは弱者である、と優先席や様々な場所で名分表記なんてすると人々の想像力を欠かしてしまうのではと思います。
    妊婦に対して席を譲ったり、ドアを開けたりする人は多いです。ですが、人混みで対面する人が多い時にさりげなくそうでない方向に誘導したり、荷物を持ってあげたりする人は少ないです。なぜなら「妊婦に対する思いやり」のやり方として宣伝されていないから。行政が明文化してしまうと人々はある程度は従いますが、逆にそれ以上の想像力を捨ててしまいますし、記述以外の行動が何かしらの法に反するのではという警戒心が働いて動かなくなります。
    逆に、大荷物を抱えている人、電車でふらついている人、そういう人達に対しては、別に庇護の対象として扱われていないにも関わらず、自分から想像して、筆者の言うスモールトークをして気軽に助け合います。そういうのが本来の人同士の助け合いで、「お互い様」というやつだと思います。
    フランスは確かに妊婦に対して優しいと感じましたが、社会的弱者としてではなく、一時的に大きな荷物を持った私たちと同じ人、という風に思われていると感じました。
    手伝ってくれますが、逆に妊婦だからと色々な話題を気使って避けたりすることはありません。子供に対しても然りです。
    日本では、妊娠する人の精神的負担を考えて、その期間だけはなぜだか様々な批判を浴びせてはならない、ストレスは掛けてはならないとアンタッチャブル存在になる気がします。子供に対してもとりあえず「かわいい」「偉い」と褒めておく。そういうのはフランスではなかったように思います。
    妊娠中だろうが、「その性格は治さないと困る」と堂々と言う。子供だろうが見目が悪ければ悪いねと言う。そういう文化でもありますので、手放しに優しい社会だとは思いません。ただ、タグ付けという行為はいかなる意図があってのことでも区別を産みます。それが悪意なら差別と呼ばれ、好意なら思いやりと呼ばれます。

  31. なんでも家族内だけで処理できる人のみ産んでほしい。罪なき市民様に迷惑とかありえん。
    それこそガキに善悪の判断つくまで近場で処理するとかして当然。
    どうしても公共の乗り物利用するなら如何なる状況でもガキを黙らせるとか。
    あ、ベビーカー利用とか怠慢以外何物でもないよね。
    だいたいそれだけの贅沢済んだからタクシー使えばいいのに。
    やかましい騒音も通行人をベビーカーで蹴散らすバカ親も消える。

  32. 妊婦が電車に乗って何処へ?というのが素直な感想だなあ。自分が特別な存在として扱われるかどうがを試すような行為に見えちゃいますね。
    まあなんというか・・・こういう記事で日本は弱者に冷たいとか海外がどうだ等と言ったとして 今まで席を譲られなかった妊婦の同意は得られるでしょうが、席を譲らなかった人たちが譲ってあげよう と心変わりすることはないでしょう。問題を解決する気は誰にもないんでしょうな、って思いました。

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