ホームニュース客室乗務員は辛いよ…憧れのCAの厳しい現実と秘密トップ10

客室乗務員は辛いよ…憧れのCAの厳しい現実と秘密トップ10

今も昔も女性の憧れの職業である客室乗務員。しかし、客室乗務員の仕事は想像以上に厳しいんです。そこで今回は、海外サイトメンタルフロスが実際に航空業界でCAをしていたヘザー・ポールさんを取材して書いた「航空業界の人しか知らないCAの秘密」をトップテンでご紹介します。

 

1.飛行機のドアが開いているときは、タダ働き

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飛行機のパイロットがフライト前に行うチェックの時間(プリフライトタイム)では、客室乗務員は乗客の荷物を頭上の荷物ラックに入れます。しかし実際はこの時間の仕事は給料に換算されないのです。客室乗務員が給料で支払われるのは”飛行時間”のみ。機体のドアが閉まり、飛行機が搭乗ゲートから離れてからやっと時給に換算されるのです。そのため、飛行機の遅延やキャンセル、途中降機などがあると困るのは乗客だけではないのです。飛行機の遅れで本当に困るのは、乗客より客室乗務員のほうだったりします。

このため航空会社では、客室乗務員が空港でサインインしてから機体がホームベースの空港へ到着する場での時間には一時間1.5ドルの手当てが普及されるようになっています。

 

2.CAになるのは有名大学に入るより難しい

尋常じゃない競争に勝ち残った人のみがなれるのがCAという職業。2010年にデルタ航空が1000人の採用を募集した時は応募者が10万人に上りました。この競争率はハーバード大学に合格するよりも難しいということを意味しています。客室乗務員の試験に合格する人はみな大学卒業者。中には医者やドクターから転職してCAになったという人もいます。

 しかし、客室乗務員になるのに法学部を卒業しなくてはいけないということはありません。第2言語が話せる人や接客業の経験がある人はCAの就職に有利です。他の航空会社から転職するという人も多く、この場合はCAのライフスタイルに合わせられるという証明になるため有利です。

 見事内定をもらった4%の人も、内定をもらったからと言ってすぐに飛びつくのではなく、客室乗務員という仕事の良い面と良く内面をもう一度考えてみることが必要です。客室乗務員になると好きな髪にカットできなかったり、行きたいところへ行けなかったり、様々な面で制約されます。年収だって200万円以下で、とても高いとは言えません。

3.身長は高すぎても低すぎてもダメ!

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 1960年代、パンアメリカン航空ではスチュワーデスにとても厳しい条件を課していました。身長は最低でも157センチ、体重は58キロ以下で32歳までに退職すること。結婚や子供を持つことも禁止されていました。結果として、パンナム航空で働いていたCAは平均18か月で辞めるという結果になってしまったそうです。

  1970年代に入り、女性の権利を主張した客室乗務員団体は航空会社に抗議。退職年齢や結婚の禁止などを撤廃し、現在では客室乗務員が就業可能で、年間のトレーニング参加できる限り、仕事を続けられるという制度になりました。

 体重の制限は1990年になくなりました。現在のルールは安全に関するもののみ残っており、例えば客室乗務員はジャンプシートに座ってシートベルトがつけられることが条件となりました。身長も安全の観点から制限があり、頭上の荷物ラックにモノの出し入れができるくらいの高さで、またラックに頭をぶつけることがないくらいの低さでないといけません。現在の航空会社の身長制限は会社によって異なりますが、身長160センチ~185センチまでの所が多いです。

 

4.変な理由でクビになる

新人のCAには仮採用の研修期間には厳しい訓練と教育が課せられます。この期間の厳しい教育に従わなかったら、最悪の場合クビにされてしまうことも。ヘザーさんの知っているなかでも、制服のセーターを腰に巻いたせいで解雇された新人がいたそうです。他にも、一人前のCAのふりをして実家まで無料で飛行機に乗ろうとした新人も解雇されました。しかし、一番厳しいのは”健康管理”に関するルール。CAは病気の時は飛んではいけないことになっていますが、これはCAとしてではなく一般乗客としても搭乗することができないという厳しいものです。これが発覚した場合は、即解雇です。

 

5.ダイエットコーラは一番厄介

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機内で出すドリンクの中で、ダイエットコーラが注ぐのに一番時間がかかるそうです。地上35000フィートの機内では炭酸をこぼさないように注ぐのがとても難しく、他の飲み物の3倍時間がかかります。そのせいもあって、ファーストクラスの乗客には缶のまま渡すこともあるそうです。

 

6.死体を手荷物で運ぶことはできません

マイアミで亡くなった母親の遺体を衣服バッグで運ぼうとした乗客がいます。彼はなぜこんなことをしようと思ったのでしょうか。それは死体を飛行機で運ぶのはとても価格が高いからです。行き先にもよりますが、死体を運ぶには50万円ほどかかると言われています。運送業者は日々遺体を国境を越えて運んでいますが、飛行機の手配をする葬式業者は安い航空券を手に入れることが最重要事項ではないため、輸送費が高額になってしまうのです。

死亡を宣告する医師が機内に乗っていない限り、例え乗客が意識がなく、呼吸もしていない状態でも正式に”死ぬ”ことはできません。こんな状況になったら客室乗務員は細かい心配りと敬意をもって、その場の状況に対処するよう訓練しています。しかしながら、乗客が突然”死んだように”なってしまったら、満員の機内の中では別の場所に移すことができないのが現状です。こういった状況に最も準備ができている航空会社はシンガポール航空。機内に”遺体カップボード”を用意してあり、乗客が亡くなってしまうような状況になるときに備えています。

 

7.マイルハイクラブには気が付きます!

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MILE HIGH CLUB(マイルハイクラブ)とは、機上でのセックスのことを言います。飛行機の中でセックスをしようとする搭乗客が少なからずいるそうです。マイルハイクラブの時は長時間トイレをロックされるので、トイレ前に長い列ができます。そうすると、10回に9回はお客様のほうから、客室乗務員に「注意してください」とお願いされます。厳密に言うと、機上での性行為は法律違反ではありませんが、空の上で客室乗務員の言うことを無視すると逮捕されることもあります。常識を持った行動をお願いします。

 

8.人身売買の阻止もCAの仕事

客室乗務員になったばかりのころは、警察と一緒に働くことになるなんて想像もしていませんでした。しかし、人身売買の阻止もCAの大切な仕事のひとつです。CAに人身売買を阻止する役目を任されるようになったのは、アメリカン航空の客室乗務員であるサンドラフィリーニがある不審者に気が付いたことからです。彼女は18歳の男性乗客がまだへその緒をつけたままの赤ん坊を抱え、6時間のフライトであるにも関わらずミルクボトル1本にオムツが2つだけということに気が付き、すぐさま届け出ました。

この出来事がきっかけとなり、2007年には客室乗務員が人身売買の疑いがある乗客を見つけたときにどう行動すべきかという教育がされるようになり、2011年にはこの教育が様々な言語に翻訳されました。

9. 先輩後輩の関係は厳しい

客室乗務員の上下関係はとても厳しいもの。先輩乗務員は勤務日程を決めるだけではなく、客室乗務員20名ほどが暮らすアパートでの寝床まで決めてしまうのです。ドアや階段の近くのうるさいエリアにどの後輩を寝させるかまで決めてしまいます。

制服のスカートの長さまで厳しくチェックされます。見習い期間が過ぎるまでは絶対にスカートを短くできません。スカートが長ければ長いほど、勤務年数が短いという証です。ところで、パイロットは新人CAをこよなく可愛がりますが、パイロットは新人CAとベテランCAを見分けるのにスカートの長さをチェックします。これを知っているCAは、パイロットの注意を引くため、ベテランになってもスカートの長さを変えないという人もいるんです。

 

10. 乱気流で死ぬ人の共通点

アメリカでは毎日200万人の乗客が飛行機に乗って移動していますが、1980年以降で乱気流が直接の原因で亡くなった人はたったの3人です。そのうちの2人はシートベルトを締めていませんでした。これと同じころ、連邦空港局は乱気流が原因で300人以上が怪我をした報告をしました。これによる被害者の3分の2は客室乗務員でした。

さぁ、この数字が意味することは何でしょうか。それは、シートベルトさえ着用していれば乱気流で死ぬことはまずないということ。シートベルト着用のサインが出たら、客室乗務員の指示に従ってシートベルトを締めるようにしてくださいね。

 

まとめ

  客室乗務員の裏話、いかがでしたか?筆者は客室乗務員の仕事はなかなかハードで大変そうだなぁと改めて思いました。外に出られない密閉された空間、普段の生活とは違う特別な空間の中では、普通ではありえないような様々な人間ドラマがあるようですね。

参照:mentalfloss

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