ホームつきあいカップル【外国人女性から見た日本人男性】恋愛や結婚観の違いはある?~前編

【外国人女性から見た日本人男性】恋愛や結婚観の違いはある?~前編

海外ではモテないと言われている日本人男性ですが、「日本人男性が特に好き」という外国人女性も最近は多く、実際に日本人男性と付き合いたいと思っている女性も増えてきているようです。

そこで今回は、実際に日本人男性と交際や結婚をしたことがある外国人女性に、「日本人男性と外国人男性の恋愛観や結婚観の違い」をインタビューしたブログをご紹介します。

 

【外国人女性から見た日本人男性】恋愛&結婚、付き合い方の違い
インタビューに答えてくれたジアさん

回答者: ジア
国籍: プエルトリコ
年齢: 24歳

ジア: 18歳のときに日本に引っ越してきて以来、アジア人男性と付き合っています。西欧人とは交際した経験はありません。アジア人の彼氏がほしいという女性は、「西欧人男性はくだらない」と言いますが、アジア人男性だって同じだと思います。どこにいっても、いい男とダメ男がいることは変わりません。

– それは確かにそうですね。

ジア: 日本に来た最初の頃は、私が単純に「外国人だから」という理由で興味を持って話しかけてくる男性が多かったです。プエルトリコについて知りたがっている人や、いつかは私が国に帰らなくてはいけないと言うことを問題視する人も少なくありませんでした。

– いつかは日本を離れなくてはならない女性とは付き合いたくないと思い、日本人男性は外国人女性と恋愛したがらないのかもしれませんね。

ジア: あれから少し大人になりましたが、いまだに外国語学習のために外国人女性と付き合いたいと思って言い寄ってくる男性もたくさんいます。外国人女性が出会う日本人男性といえば、このタイプが一番多いのではないでしょうか。このなかに、素敵な男性が隠れていることもありますが。

– 恋愛でも友情でも、本当に自分に興味を持ってくれている人をを見つけるのは難しいですよね。無料の英会話レッスンのために”利用された”と語る外国人も多いですし…。

英語学習のために近づいてくる男性は多い

-外国人女性に対するステレオタイプを感じたことはありますか?

ジア: ステレオタイプはたくさんありますが、それをうまく利用している女性も多いです。自分らしくいる女性が結局は、揺ぎない人間関係を築けているように思います。例えば、私がラテン系だと知った途端にビキニの話やラブホテルの話をしてくる男性がいますが、ラテン系なら脱ぐというのはおかしなステレオタイプです。このようなステレオタイプをもっている人とは真剣に付き合うことはできないな、と思います。

-ジアさんは現在日本人男性と交際中。彼との間で文化の違いを感じることはありますか。

ジア: 今は英語もスペイン語も全く話せない年上の男性と付き合っていて、とても幸せです。でも、問題にぶつかることもあります。例えば、私は動きや仕草、話し方などがとても情熱的で、パーソナルスペースを守るのを忘れてしまうことがあります。カップルでいちゃつくのにも抵抗がありませんが、彼は違う。「常識」というのは、人によって全然違うのだと気づかされます。

 

【外国人女性から見た日本人男性】恋愛&結婚、付き合い方の違い~前編
ジェンさんご夫婦、韓国旅行にて

回答者: ジェン
国籍: イギリス
年齢: 27歳

ジェンさんは日本人男性と結婚し、現在は日本で暮らしています。彼女はこれまで日本人男性数人との恋愛を経験してきましたが、文化の違いによる問題も多いと語ります。

 

ジェン: 旦那と付き合い始めのころ、彼は人前で手をつなぐことすら恥ずかしがっていました。彼とイギリスにいた頃よりも日本にいる時のほうが彼は恥ずかしがります。今はもうそんなことはなくなりましたけどね。一般的に、日本人男性は人前で愛情を表現するのを恥ずかしいと感じているようです。だから人前で肩を組んだり、抱き合ったり、キスしたりはしません。こういうことを平気でする日本人のカップルもたまに見かけますが、少数派です。

 日本人との付き合い方で驚いたことはありますか。

日本人男性はあまり連絡しません

ジェン: 長時間労働と残業は、日本では普通です。最初につきあった日本人の彼氏も毎日遅くまで仕事をしていたせいで、1週間連絡がないことがありました。メールや電話などをマメにしない男性が多いです。

- 彼とのコミュニケーションはどの言語でしていますか。

ジェン: 互いに互いの言語を話せる場合、どの言語でコミュニケーションをとるかで意見が食い違うかもしれません。私たち夫婦は1日ごとに話す言語を変えるようにしています。今日は英語、明日は日本語というように。英語しか話せない日は私が我慢して、日本語しか話せない日は彼が我慢する、という感じです。状況によっても使う言語は変わります。例えば、日本人の友達と遊ぶ日は英語を話さないとか。このシステムは本当に効果的です。

- カップルでの文化の違いはどのようにして乗り越えるべきだと思いますか。

ジェン: 恋愛や結婚に望むことにオープンでいることが大切だと思います。たくさんのハグや愛情表現が必要なら、彼がそのことをわからせ、彼がすぐに変わらなくてもイライラしないこと!互いに誠実でオープンな関係で、きちんとコミュニケーションをとれれば、何も問題ありません。

- 日本人男性に興味を持ってもらうためには、外国人女性はどうすればいいのでしょうか。

ジェン: 例え、あなたがシャイな女性だとしても、積極的になるべきでしょう。彼もあなたのことを好きになってくれる可能性があります。日本人の男友達に聞いた話ですが、日本人男性の多くは白人コンプレックスを抱えているのだとか。だから、自分に興味をもってくれる外国人女性がいるなんて想像すらしていない人も多いそうです。好きな人がいるなら、あたってみる!が一番です。

 

回答者: 【外国人女性から見た日本人男性】恋愛&結婚、付き合い方の違い~前編
国籍: アメリカ
年齢: 20代後半

リバーさんは日本人男性と結婚したアメリカ人。これまで数人の日本人男性と恋愛の経験があるそうです。彼女の最初の日本人の彼氏については、こんな風に語っています。

リバー: 最初の彼は「外人ハンター」でした。その彼とはあまりうまくいきませんでした。彼は英語を勉強する気は全くなく、日本語だけの会話は本当にフラストレーションが溜まるものでした。最初は日本語が学べるのでこれが嬉しかったのですが、関係が深くなるにつれ、相手のことを理解するのが難しくなっていきました。別れるときももつれにもつれて大変でした。日本人男性が別れ話でよく言う、「友達のままでいよう」というセリフを言われ、別れたあとも数ヶ月は彼から「最近どうしてる?俺は…」みたいなメールが届いてました。

- その後、数人の日本人男性と交際した後、今の旦那さんに出会ったそうです。リバーさんの旦那さんが他の日本人男性とは違うところって何でしたか?

リバー: 旦那とは付き合い始めの頃から文化の壁を感じることはありませんでした。その頃は日本での生活も慣れてきていたし、日本の家族にホームステイをした経験もあって、日本のマナーや習慣について理解していたせいもあると思います。

- 彼とは何語で会話していますか?

日本人と結婚したことを何かの賞を獲得したかのように語る人もなかにはいます。

リバー: 彼とは最初の頃は日本語で会話していましたが、彼が英語の勉強を始めてくれたおかげで、今ではよりスムーズにコミュニケーションをとれています。ある日を境に、私たちは日本語で話すことがなくなり、今では彼と日本語で会話することはありません。だから時々、彼が日本人で、日本語が話せるってことを忘れてしまうことだってあるんです。

夫婦として日本人男性とうまくやっていくなかで、結婚観の違いを感じたことはありますか。

リバー: 結婚後は家事やお金のことで彼ともめることもありましたが、これは彼が日本人だからなのか、彼の問題なのか、それともどんなカップルでも結婚したらぶつかる問題なのか、今となってはわかりません。彼は私に日本食を作ってほしいとは言わないし、味噌汁の美味しさで妻としての力量を測るようなこともしません。コミュニケーションの問題が原因で夫婦喧嘩になることもありますが、これが言語や文化の違いから来るものなのか、それとも私たちの性格の問題なのかはわかりません。

- 日本人男性と結婚した外国人女性はよく、「私の旦那は典型的な日本人とは違う」とよく言いますが、これについてはどう思いますか。

リバー: いつも人種の違いを前書きして夫婦関係を語る人がいますが、私は好きではありません。旦那のことを「マイ ジャパニーズ ハズバンド」と言ったことはないし、日本人と結婚したことを何かの賞を獲得したかのように語る人が私は好きではないです。彼は、ただ彼なわけですから。

参照:zoomingjapan.com

「外国人からみた日本人男性」がどのようなものか、理解いただけましたか。

次回、【外国人女性から見た日本人男性】恋愛&結婚、付き合い方の違い~後編に続きます。

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6 コメント

  1. 日本人男性が海外でモテないかどうかは別として、日本人女性が海外でモテるって
    話も正直根拠に乏しい話な気がしてしまいます。ナンパされる=モテるってわけじゃ
    ないですし、日本人女性の国際結婚率も低いので、イメージが先行してる部分もある気がします。

    最近、本屋でじゃんぽ〜る西という奥さんがフランス人という漫画家が出した
    育児関係のマンガを見かけました。国際結婚関連、特に育児関係となると日本人女性が
    出した本ばかりなので、ちょっと珍しく感じました。

    • うん、確かにそうですね。私も「日本人女性が海外でモテる説」は怪しいなと思っていました。“モテる”のではなく、声がかかりやすいのだと思います。
      日本人女性は軽いと思われているというのもあるのでしょうが、日本人と中国人の見分けがきちんとつけられているかも怪しいですし、何よりどの国でも「外国人の女は軽い」というわけのわからない俗説が何となくまかり通っているのも原因のひとつだと思います。

      • 日本人お女性にロマンを抱いている男性も多いですよ。お淑やかだとか、聞き上手、男を立ててくれるって感じの理想や期待が多いのはよく見てきました。後は、シャイや奥手のアプローチでも、日本人の女の子とは伝わる、留学生とかなら、時間が限られているから、思い切ってアプローチとかできるのも原因かなぁと私は思っています。

  2. 今の日本のメディアでは、「世界の日本人妻は見た」、「大人のヨーロッパ街歩き」などを通じて、白人男性との結婚により、欧米等諸国に移住した日本人女性の話題が大いに取り上げられている一方、なぜ日本人男性との結婚により、日本に移住した白人女性の話題は取り上げられていないのでしょうか?
    「なぜ取り上げられない? 日本に嫁いだ白人女性の話題」と題する記事を掲載していただきたいと思います。

  3. 自分が、いわゆる『モテる』と思ったことは一度もありません。が、日本に住んでいた頃、オーストラリア人のガールフレンドがいましたし、今はアメリカ人と結婚してアメリカに住んでいます。 お互いの文化を認め合い、シェアしようという気持ちが強かったり、音楽、映画、文学、美術、パフォーマンス・アートなど共通の興味があったからに過ぎないというのが自身の経験です。文化的、あるいは人種間の『垣根』が低かったということですね。多少の英語が話せたということもありますが。ただ口論もよくしました。

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