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フランス語教材レビュー~その3

『ニューエキスプレスフランス語 (単行本)』

発行者名; 東郷雄二

価格; 1,758円

出版社名; 白水社

発行年月日; 2007年4月25日

ページ数/版型; 147ページ、20.6 x 15 x 1.6 cm

おすすめ度; ★★☆☆☆

この本を1言で表すと・・・よくあるタイプの語学学習本
良いところも悪いところも評価しにくい1冊。構成は全部で20のパッセージと文法解説、練習問題がメインとなり、ページの最初の方に発音解説、ユニットの間に便利な単語&フレーズ集がある。最初の10ユニットまではフランス語全てにカタカナでふりがながふってある。後半の10ユニットにはふりがながないところが良い。またそれぞれのパッセージに慣用表現&単語(和訳)がまとめてあり、何とも勉強しやすい。CDの音声もゆっくりなので聞き取りやすい。ただ、この本は全体として何と言うか、「味」がない。各パッセージの文の内容もおもしろくないし、無機質に次のユニットに進んでいく印象を受けた。楽しみながらフランス語を勉強したい人には少し物足りないように思う。


(私とこの本の出会い)

フランス語の基礎を「ドラマ」で学びたいと思ったから。

(今、思うこと)

この本を買ったときにはすでにフランス語の基礎は頭に入っていたので、簡単すぎて面白くなかった。「ドラマ」を求めて選んだテキストなのに、内容に全然ドラマがなく期待はずれとなった。ただ、まだフランス語を全く勉強していないという人には、構成内容のバランスも良いし私とは違った印象を受けるかもしれない。

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