ホーム国際人【海外生活者インタビュー第2回】 日本人がもつ「ハーフ」への偏見から私が学んだこと かやさん(22)

【海外生活者インタビュー第2回】 日本人がもつ「ハーフ」への偏見から私が学んだこと かやさん(22)

海外で働く人、結婚する人、子育てする人、学ぶ人にはそれぞれいろんなドラマがある!海外で頑張る日本人のドラマを「これから海外に行こう」と考えている人に伝えたいと思い、海外在住者にインタビューしていきます。第2回目の今回は、最近テレビや雑誌で何かとフィーチャーされがちなハーフについて。フランス人とのハーフとして日本で育ったかやさん(22)に日本人がハーフに対してもつイメージと現実のギャップについて聞いてみました。

 

-ハーフタレントやハーフモデルなど、ハーフに対して華やかなイメージを持っている人も多いですが、日本人が抱くイメージと現実との間にギャップってありますか?

【海外生活者インタビュー第2回】 日本人がもつ「ハーフ」への偏見から私が学んだこと かやさん(22)
インタビューにこたえてくれたかやさん(22)

かや ギャップしかありません!(笑) 日本人ってハーフって聞くと、アジア人ではなくヨーロッパかアメリカ人とのハーフで、英語が話せるって思ってるけど、これって全て偏見ですから。一目でハーフだってわかる見た目の人は、生まれた時からずーーーっと同じ質問されてきてるんです。「お父さん、お母さんはどこの人?」から始まって、「英語話せるの?」、「何年日本に住んでるの?」、「国にはいつ帰るの?」っていうこの4つの質問は今まで生きてきて何度質問されたことか…。「ハーフはキレイでいいよねー」みたいなどうやってリアクションとればいいかわからないことを言われたり、正直困ります。ハーフの友だちとも話してるんですけど、初めて誰かに会う時は頭から自己紹介のプラカードぶらさげようかなーって言ってます。それぐらい、いつもいつも同じ質問されて、これからも一生こういう質問に答えていくのかと思うと、疲れちゃいますよね。

 

-そういうよくある日本人のリアクションって正直どう思いますか?

かや 私っていう一人の人間として見てもらえてない気がすると、やっぱり不快ですね。普通なら、「仕事何やってんの?」とか「休みの日は何してるの?」とか、私っていう人間に対する質問がくるんでしょうけど、さっきも言ったように初対面の人にはハーフに関する質問ばかりされちゃうんです。ハーフが前提で会話が進んで、あぁハーフだねってことで会話が終わるというか。バイト初めても、仕事初めても、何しても、どこにいっても初対面はそれだけです。「ハーフのかやちゃん」でしかなく、私の中身を見てくれない。そんな人とはどうしても疎遠になってしまいますね。中高の頃つきあっていた彼氏が友達に私を紹介するとき、「○○高校のかやちゃん」ではなくて「ハーフのかやちゃん」って言ってるのを聞いた時はショックでしたね。何というか、もうフツ―に接してほしいんです。ハーフとか関係なく。まぁ、珍しいから難しいのかもしれませんが。

 

-自分がハーフだってことをどう思っていますか?

 かや 高校卒業したあたりからハーフがフィーチャーされ始めて、その頃から「ハーフもまぁいいかな」なんて思えるようになったんですけど、小さいときはやっぱり嫌でしたね。とにかく周りと違うことが嫌でたまらなかったんです。「なんで私のお母さんは外国人なんだろう?」、「なんでお母さんは学校でもらったプリントが読めないんだろう?」って何度も思いました。今思えばひどいことしたなって思うけど、お母さんに「友だちの前でフランス語で話さないで!」と言ったこともありました。

 

-周りの日本人とは違った扱いを受けていたことも多いと語るかやさん。印象的な出来事ってありますか?

かや 中学生の頃のまつげ事件とピアス事件ですね!中学入りたての時、友だちに誘われて部活の1日体験に行ったんですけど、そこの顧問の男性教師にいきなりまつげを引っ張られたんです。私、地まつ毛が長いんですけど、「このまつ毛は本物なのか?偽物か?」、「明日マスカラ落してこい!」って言われて。すごいショックで悲しくて泣きながらママに訴えました。ピアスも本当に小さいころからあけてるんですけど(ヨーロッパでは小さなうちにピアスを開ける親が多い)、これが学校で問題になって、全校集会の時に前に立たされて「この子はピアス開けてるけど、親が外国人でハーフだからいいんだ、しょーがない」みたいなことをみんなの前で言われたりとか。くやしい思いをたくさんしてきました。このような経験を自分の子どもにはさせたくないですね。だから日本では子育てしたくありません。

 

-その頃の経験を今振り返ってどう思いますか?

かや ただひとつ言えるのは、このまつげ事件やピアス事件のおかげで小さいころから何でも深く考えるようになったと思います。日本って何だろう?外国って何だろう?とか。日本の学校教育に疑問を持ち始めたのもこの頃からです。わけのわからない校則を絶対的なものとして子どもに押し付けるのっておかしくありませんか?ルールを押し付ける前にまず、なぜそのルールがあるのかを論理的に説明するべきだと思うんです。私にはピアスの穴があったけど、小さいときから本をよく読んで、勉強もやってました。ピアスしている、イコール問題児っていうわけでもないでしょう。例えば、オリンピックの水泳で金メダルをとった日本人選手がタトゥーだらけだったら、それって人間的にダメなんですか?ここらへんがどうしても理解できない。

日本の学校教育では、「校則がおかしい」とか思っちゃったらダメなんです。子どもに考えることをさせない。人と違ったり、違う考えをもったら問題児として潰される。

高校入試の面接対策をしていた時に、「長所を聞かれても何て答えればいいのかわからない」、「自分の特技や短所がわからない」っていう友達がいたんですけど、日本の凝り固まった教育なら「そりゃそうなるわー」って子どもながらに思いました。だって、大学生になるまでみーんな同じ服着せられて、同じ髪型させられて、同じように考えるように教育されるんですよ。そりゃ、自分の意見もなくなっちゃいますよね。でも冷静に考えて、「自分の良い所が挙げれない」って問題ですから。学校で風紀委員の服装チェックをする時間があるのなら、もっと他に大切なことを子どもたちにさせるべきだと思うんです。読書する時間とか、みんなで新聞読んで議論するとか。服装チェックなんていう無駄な時間を過ごすより、世の中にはもっと大切なことがいっぱいあるし、何より自分で考えるっていう習慣って大切なんじゃないかと思うんです。私は毎日学校から帰ってのママとのコミュニケーションで、自分の意見や考えを持てるようになったと思います。

 

 -スーツケース1つと5万円だけ持って日本での生活を始めたというかやさんのお母さん。今よりももっと外国人が少ない日本で、インターネットのない時代を生きたお母さんは、来たばかりの頃は「ありがとう」しか言えなかったと言います。そんなお母さんからかやさんが学んだことって何だと思いますか。

かや 強さと自信です。うちのママは「とにかく自分に自信があれば何でもできるのよ」といつも私に言って聞かせていました。当時は国際電話もすごく高くて頻繁にはかけれなかっただろうし、いろいろ苦労したんだろうなって思いますけど、ママにはいつも自信があったと言ってました。自信があればどこの国でも、誰とでも生活できるのよって。ママは周りからあれこれ言われることも一番気にしてなかったし、私をハーフだからって特別何かしたっていうわけでもなかったです。この“普通に”育ててくれたことに今では感謝しています。そんなママの姿から私も強く生きよう、自信をつけようって思うようになりました。

 

今回のインタビューでは、日本人の無知さとデリカシーのなさに一緒に憤慨しつつも、「自分もそういう所あるかもしれない?」と反省したりもした。少なくとも恥ずかしい日本人にはなりたくないなと思った。

今後は日本でもフランスでもない、全く関係のない国で「私が私でいられる所に行ってみたい」と語っていたかやさん。ハーフに対する偏見から何事も深く考えるようになったと語るかやさんは、どんな質問をしても独自の意見を自分の言葉で説明するしっかりとした女性だった。強さと自信であふれる22歳のかやさんがこれからどんなことを吸収し、どんな女性に成長していくのか、今からとても楽しみである。

 

斉藤カミールかや (さいとう かみーる かや)

1990年群馬県生まれ。日本人の父親とフランス人の母親の間で育った4人姉妹の長女。高校卒業後は、長年の夢であったフランスの海の近くであたたかい太陽のある場所に住みたいという目標を実現するため着々と準備を始める。現在は南仏ニースに住みつつ、エズにあるフナゴナールで販売員として働いている。

 

関連記事

43 コメント

  1. なんか、この人若いって感じがする。
    若いハーフの人がよくなる日本嫌いって感じに見えちゃう。
    私の勝手な偏見だけど。
    まあ、ハーフの人に対しての態度はひどいと思うし、日本に対して強く批判的になるのはしかたないとは思う。

  2. ハーフに限らず、「自分は国際人だ。ほかの偏狭な日本人とは違うんだ。」と
    思っていて、何かと「海外では~、欧米では~」と言いたがるような日本人に
    限って、日本について恐ろしく無知であったりする。そこには「自分は日本人
    だから、日本のことは熟知している。」という甘えがある。そうして無知なまま
    海外に高飛びし(どこに住もうが個人の自由ですが)、そこから日本に対して
    偏狭なる遠方射撃をする。しかも、それが個性的で独創的な見解だと思い込む。
    その実は単なる一面的なステレオタイプの陳腐な繰り返しであるにもかかわらず。

    まあ、まだお若いから性急になるのも仕方ない。しかし、落ち着いてじっくりと
    思考することを学び、「どんな質問をしても独自の意見を自分の言葉で説明する
    しっかりとした女性」になってほしいですね。

    • 海外では〜欧米では〜とかどこにも書かれてないし、
      日本について無知もくそも経験したことに基づいて話をしているだけだと思うけどなあ

      文章をよく読みもせずステレオタイプの国際人気取り野郎だとかってに決めつけてるのはあなたではないのか

  3. ハーフに限らず帰国子女でも在日の人でも(何世だろうと)
    少し一般と違う人がいると色々興味本位で質問してしまうし
    ハーフじゃなくったって英語喋れるバリバリの日本人でも
    「英語喋って」「洋楽歌って」「英語教えて」とか言われるから
    面倒な自己紹介や質問を乗り越えてこそ友達や恋人が出来るんじゃないか?

    「何型?」「どこに住んでるの?」「今彼氏(彼女)いる?」
    「手・爪・髪(褒めれる箇所)が綺麗だね」「どんな人がタイプ?」って
    日本人同士だって最初の出会いはみんな同じありきたりな会話の繰り返しだよ
    ハーフってだけで過剰反応しすぎじゃない?

    色んな質問をするのは仲良くなる第一段階なのは当たり前で
    その話題が見た目から入ってしまうのは仕方ない

    外国に生まれ育った日本人だってその国では
    「アジアン」としか見てもらえないし
    恋人が友達に自分を紹介する時も
    紹介された方は「アジアンなんだ」っていう反応になるんじゃ?

    • 同意です。私は母親が外国籍(白人)で、父親が日本国籍のいわゆるハーフなんですが、少々自意識過剰なのは事実だと思います。事実私もそういう節がありますし、周りの同じハーフの人たちも同様、なにかと”ハーフ”に連想される質問に過剰ですし、特別扱いやいじめ等の処遇を”ハーフだから”という解釈をする方が多いようだと感じます。もちろん、それには 片方の親が外国人であり、他の人たちとは外見が違い、受けて来た教育も処遇も違うからというのがあるんですが。

      私自身もやはりハーフ特有の質問を毎回のように受けます。最初は質問されるたびに、またか… って思ってましたが よくよく考えると私自身 初対面の人には大抵同じ質問はしますし、最初の質問内容はやはり外見から推測して引用するものです。そもそも初対面の方と対面したとき、外見からその人がどういう人物か推測し、質問をするわけです。それを偏見と呼ぶのはどうかという話です。

      面白い話、ハーフ同士でどこのハーフなの?とか聞いても過剰に反応しないんですよwww
      純日本人に言われるこういう反応が生まれるです笑
      純日本人にこういう質問された、やっぱり日本人はハーフに偏見を持ってる!!

      っていうなの 偏見ですよね。

  4. ( `・ω・) ウーム…
    両親から日本の生活に適応できるような教育を受けずに育ってしまったタイプのハーフですね。
    彼女からの母親のコメントから察するだけでもにゃかにゃか痛いです。こういうアイデンティティー不完全症候群的なハーフはある意味両親のエゴによる被害者です。

    同じ質問でもプラスに受け取る人とマイナスに受け取る人がいるでしょうけど、そういう違いだと思います。(少なくとも質問してくる側全員に悪意があるとはいえないはず)僕が親なら自分のハーフの子供にはそういった当たり前の質問をされても特にマイナスに受け取らないようにする教育を小さい頃から施します。おそらく彼女の両親はそういうことをしなかったんでしょう。
    母親として自分は純粋なフランス人だというプライドと強いアイデンティティーがあったからよいものの、ハーフとして産まれてきた子供はまた別の話です。日本の学校の制度をそれなりに理解できているのであれば、ピアスくらいは外しておこうといった簡単なことを柔軟にやれるはずなんですよ。場合によっては自国の文化を他国で貫き通そうとし受け入れられないからといって非難する行為は移民として正しくないのかもしれませんよ。(ドイツではイスラム系移民が増えて、学校給食で豚肉を出さないように圧力をかけたりと問題が大きくなっています)

    確かに日本の学校は単一民族ゆえに旧宗主国である一部の欧米を除いて厳しかったり、意味不明な制度があるかと思いますけど、では制度のゆるい公立の学校はというと、生徒がめちゃくちゃだったり、化粧してきたりで偏差値がやたらと低かったり大変なわけで、まるで学校として機能していないということもあるんです。教育熱心な親や、子供を非行に走らせたくない場合として私立のあえて(規則の)厳しい学校に入れようとしますよね。日本はそういう文化の国なんです。日本に来て日本人と結婚して家庭を持ったのならそういうレヴェルの習慣や文化は容認するべきだと思います。

    僕も外国で毎回同じ質問ばかりされますよ。珍しいからでしょう。だけど、それをチャンスだと思えばいろいろな出会いや可能性が広がるわけです。「うぜーまたその質問かよ、ケッ」ってそっぽを向くのも僕の自由なんでしょうけどどう思う方がより有利なのかは明白でしょう。

    むしろ、自分には想像もできない外人の親やハーフの子は(我々の理不尽な規則のために)苦労してるんだなぁ、なんてチープな同情するほうが人として対等に見れていない証拠かも。同じ日本人だったら「おめー勘違いしてね?」で済むのに。

  5. この人から見れば私は「日本人のWさん」と言う事になるのだろうなとも思った
    「個性が良い」「皆と一緒が良い」がまだ自分の中で消化しきれてないのだろうな
    どっちにせよ「形」に呪われたままなのだと思う
    「形」で傷ついて「形」でそれをあがなおうとしてる
    はっきり言うとそんなものでは埋まらない

    この人の長い友達は未だにハーフの○○ちゃんとしてでしか見てないのだろうか?
    とっかかりなんて浅い言葉の応酬なのは何処もかわらんだろう
    浅い関係なんだから、とりあえず目立ったランドマークから言われるのが普通だ

    自分は身長178あってデカイねと言われてバレーやってたでしょと言われるが最初はそんなもんだろ
    その後の関係にデカイネタは言われる事はあっても
    デカイだけの人間として見られる事は無い、いや見ちゃくれない
    仕事をすれば仕事の出来だけで評価されるし、人柄も人として評価されるだけだ、能力は皆平等じゃ無いのだから一緒と言う訳にはいかんよ…

  6. ハーフに限らず、日本の社会は異端なものに対する態度が
    硬直的だと思います。

    私の場合、人口一万人ほどの田舎町で生まれ育ったのですが
    我が家だけが大きな商売をやっていた関係で、
    毎日、毎日
    「家ではどんなもの食べてるの?」
    「お父さんお母さんとは、何話すの??」
    などと聞かれて孤独でした。

    東京に来てから、やっとその疎外感は消えましたが。

    • お名前(*必須)さん。わかる気がします。都内にいるとまぎれられますもんね。
      何も悪いことしているわけじゃないのに、ちょっとでもそのコミュニティ内で普通じゃない事をしていると、
      注目の的になったり、いきなり嫉妬されたり。

      東京で疎外感が消えたときいて、お会いしたこともないけどなんかうれしい気持ちになりました。
      ありがとう。

  7. 日本に住んでるなら校則とか仕方ないし
    日本人だっておかしいって思う決まりだってある。
    でもそれを守らなくなったら崩壊してしまうとも思うし
    当時は校則とか決まりが嫌で嫌で仕方なかったけど
    そういうのを我慢して、嫌だと思うこともちゃんとやってきて
    自分の思い通りにならないこともあるってことも学べる気がする。
    教師のやり方もおかしいけどピアスなんて外せばいいし
    外国ではこうなんです!ってのは通用しないでしょ。
    その国の決まりってものがあるから。
    電車の列に並んでない平気で順番をぬかす外国人がいたけど
    まぁ外国人だから仕方ないかって思ってて誰も注意しなかった。
    そういうのもある意味差別っていうんでしょうね。

  8. この人,日本人のメンタリティを持ってて,しかも
    ハーフっていうのに凄いコンプレックス持ってるんだと思う.

    コンプレックスがなけりゃ,ハーフってだけで
    話題ができるんだからラッキーだと思うんじゃない?
    ハーフってのいうのも自分の特徴の一つなのに,そうじゃなくて
    何か別のものって考えてるのかねえ.

    あと,本当の「自分」を見てほしいなら,そういう努力はしたのだろうか
    相手が見てくれないじゃなくて,他人が気づくほどの「自分」が
    無いとは考えないのかな??

    ま,ピアスに関しては学校の対応がおかしいとは思う.
    ハーフだろうが外人だろうがダメなものはダメ,でいいんだよ.

  9. でも実際自分がハーフに生まれてこういう目に遭ってきたら、
    こんな意見持つのはしょうがないと思うよ
    海外だって目立つ人間は嫌な思いする事もあるだろうけど

    今思うと自分が子供の頃、ハーフの仔とか社長の子供とかに
    嫌な態度とった事あるなと反省する
    多分記憶にないとこでもやらかしてるんだろうな

  10. ▼まず「郷に従えってのは世界共通」 ではないですから。

    ここからしてもう頓珍漢で、ガラパゴスの住人らしい考え。一度でも海外で暮らされるわかります。

    ▼論理的に説明しろっていうなら、一人がルールを破れば他の生徒に示しがつかない、単純にルールを守るためでしょ

    お隣の北朝鮮でも同じことやってますw キム独裁体制を批判する者、それにはむかうものは取りします。その体制やルールが本当に人々のためになっているか?不公平なものになっていないか?など疑問を持ち、議論するのも社会を発展させる上では重要なことです。偏見や差別はいけないと学校で教えているはずなのに、服装やピアスで人を判断したり、服装のチェックを細かくするより、生徒に社会問題について議論させたり、読書をさせ論文を書かせたりする方がよっぽど重要で、大切なことだと私は思いますね。

    ▼確かに偏見かもしれないし、やりすぎている部分はあるかもしれないけど、誰一人、かやさんに悪意を持って攻撃して無いんだな。

    悪意がない攻撃が一番性質が悪いと思うのですが。悪いと思ってないならなおさら、相手が嫌だと言っても攻撃し続けるのでは?

    しかしコメ欄の上から三人は典型的な島国根性、村思想丸出しな方たちですね。田舎や地方出身者の方なのでしょうか?こんな人がいるから日本は外圧でしか変われないといわれるし、日本は一向に民主化できない社会主義国と言われる。

    で社会主義が腐敗するとどうなるか?

    そう、北朝鮮やソ連末期になるわけです。

    今日本は、北朝鮮やソ連末期にそっくりですし、崩壊は免れないですね。

  11. なんで日本で育った日本人と欧米人のハーフの人って
    みんな上から目線になるんだろう?
    ハーフのアナウンサーもフランスの全てを褒め讃え、
    日本の全てを貶すような本を書いてたし

  12. この人が嫌がっていたこと全部が何一つ悪意の無いことと、いつか理解してもらえる日がくるといいね。
    こんどちょっとだけ海外に住むんだけど高いたことを一つでも多く学びたいと思う。

  13. これを見て、日本人の父親とスイス人との間に生まれた女性の記事を思い出した。
    彼女はかやさんとは反対でスイス育ちで
    スイスでは外国人扱いをされて
    外国人ということにコンプレックスを抱いていたとか。
    それで自分は日本人だと思いこんで日本に憧れて
    日本にきてみたけど日本でも外国人扱いをされて絶望したんだって(笑)
    でも、その人は今、前向きになって芸能界で頑張ってるそうだよ。

    つまりはどこの国でもハーフってのは大変ってことだろう。
    だから育った国のほうに嫌悪感?を抱くようになって
    もう一方の国に憧れを抱くようになるのかもね。

  14. とても考えさせられる記事ですね。
    片親あるいは両親が外国人で日本で育った人は、外国人ってことでいじめにあったり差別を受けて日本が嫌いになって国外に逃げるように出ていく人が多いらしいと聞いたことがあります。残念なことですが日本が外国人にとっては生きにくい社会だから仕方が無いんでしょうね。
    我々日本人も外国で二、三年住んだら少しは外国人やハーフの人たちの気持ちや思いが理解できるんじゃないだろうか?

  15. 島国根性ね~~ガラパゴスの住人ね~~~97%が大和民族なのになぜ3%の為に多国民族感性を持たなければいけないのか?しかも本国で・・・言い方悪くすれば希少種なんだからしょうがないだろう外国人に対してだって同じ質門をするだろどちらの国から?とか 文化習慣風習はかえれないだおるそれこそ島国なんだからどっかの国に占領侵略期間が長ければグローバルになったかもね~~

  16. >「私が私でいられる所に行ってみたい」

    やはりそれはフランスではないですね。
    フランスでは、ムスリムの女生徒のヒジャーブを禁止している国ですから。
    彼女たちも 『フランスではなく、「私が私でいられる所に行ってみたい」。』などと思っているかもしれないですからね。
    フランスがヒジャーブを禁止しているのも、当然ごもっともらしい理屈はつけておりますが、実際は、中世以来の敵イスラム教徒で「汚いアラブ人」(欧米人はよくこう言う)に対する、非論理的で感情的な差別意識と憎悪を、マイノリティである(外人で、非白人で、女で、子供)彼女たちにぶつけるため、でありますから。
    大の大人の男までもがこの「女の子いじめ」に加担する、あきれてものが言えません。
    彼女たちにも、この女性のお母さんのように確固たる「自信」を持って、低レベルないじめに負けず、がんばって生きていって欲しいものです。

    • 彼女がいっているのは、具体的な国じゃなくって赤の他人からのジャッジから解放されたい、
      他人の目や言葉を意識しないで心の安寧が保てるところだと思う。
      そういう国や地域は少ないけど、そういう人はいると思うから、あきらめないで開拓してほしい。
      自分の場所は自分で見つけろ、なかったら作れって、私の大すきなドラマのセリフです。

  17. 無知だから妙な被害妄想を抱くし
    無知だから癪に触る行動をとる
    だいたいはちょっと違うだけの似たもの同士でお互い様だったりする

  18. 欧米でアジアンであるというだけでレストランで無視されたり後回しにされたりすることもある。
    北欧に住んでる日本人女性が中国人と間違われて知らない人にいきなり怒鳴られた話もある。
    外見であるカテゴリーに分類されてしまうことはどの国に行ってもあるのでは?
    どんな社会でもステレオタイプな見方から完全に逃れるすべはないと思う。
    しかし日本もこれから徐々に移民社会に移行していくと思われるので人々の見方も変化していくだろう。

    • ほかがそうだから何なの?日本について話してんだけど。みんな悪いとこがあるから日本の悪いとこもしかたなく受け入れて文句言うな!というわけですね。あなたも社会に対して文句言うでしょ?おかしいと思ったことを変える努力がそんなに腹立ちますかね?なんにも変えなくていい社会ですかね日本は?日本が完璧であなたはこれ以上の幸せを感じる可能性などないと確信しておりこのハーフの子みたいに社会に意見するのは100%悪の脅威だと感じているのならそれは存分に文句たれてくださいな。社会が変わってくってこの子のような人が地道に変えていってんだよ?

      • かなはさかさん>同意です。社会を批判する人がいなくなったら、国はダメになるとおもいます。子どもを怒らないでしつけるのと同じで。
        賛否両論あるとおもうけど、自分の実体験からを社会にカミングアウトしていくって、
        勇気あるし、経験に勝るものはないとおもうから。

        どんな立場の人であれ、特別扱いされたり、悪目立ちや攻撃される社会は、
        次は別の人を標的にする。

  19. ハーフが話題に上るのは仕方ないことだと思う。
    だってこの国では希少種なんだもの。
    珍しいものが話題に上がるのは何だって同じ。

    私は幼い頃病気持ちで、常に周りと違う行動をとらざるを得なかった。
    周りから面倒な質問を投げかけられるのはいつもの事。
    集会で矢面に立たされたことも沢山ある。
    でもそれは私が珍品だったから仕方ないこと。

    この女性は、ここが日本で、ハーフが珍しかったから槍玉にあがっただけ。
    フランスの田舎に日本人がいれば同じ光景が見られると思うよ。

  20. 話題があっていいじゃない!私も生まれ育ちは米国で両国から同じ質問ばっかりで外国人扱いだけど打ち解けるチャンスって感じでいいと思うけどな。海外は波があるけど酷いときは酷いし・・。

    「私が私でいられる所に行ってみたい」って言うけど、日本人でも母国で自分らしい場所を探してると思う。自分を愛せばどこであれ、自分でいられる場所になれると思うけどな。

  21. 今の自分を受け入れられないなら、どこに行ったって一緒だよ。
    だって、自分は自分にしかなれないんだから。
    あーここは私の居場所じゃないを何度も繰り返すのかな??
    がんばれ!!乗り越えろ!!

  22. マイノリティに対する偏見は多かれ少なかれどこにでもあると思う。
    でも結局は考え方で変われるんじゃないかな。
    被害妄想的に考えるんじゃなくて、プラスに考えればそれを昇華できるかもしれない。

    ただ、学校の校則は日本人ながら意味不明に思えたものが多かったな。
    例えば靴下は真っ白なものじゃないとダメとか。
    しかも何故ダメなのかは説明されなかった。こういうダメなものはダメみたいな考えは改善すべきだと思う。

  23. 「ハーフはキレイでいいよねー」ってリアクションに困るかな?

    挨拶なんだから素直に「ありがとう」って言えばいいのに。褒め言葉だし。

    フランスでも、顔のこと、日本のこと、いくらでも言われると思う。

  24. どなたかもおっしゃってましたけど、なぜこうハーフや帰国子女の方達って「日本人は…」と日本人を見下すんでしょうね。見た目が違うんだもの、質問されて当たり前でしょう。そしてこの女性は生まれが群馬県となっているのでお母様はたとえフランス人でも彼女が生まれ育ったのはここ日本。日本で子育てするのが分かっててお母様は日本の社会を理解せず自分の国ではこうだから、と子どもにピアスをあけさせたのが間違いですよね。それは日本社会のせいではないです。残念ながらそんなの知らなかった、は通用しないんですよ。特に旦那様が日本人ならなおさら。それからそんなに子どものころからピアスあいてるなら学校に行っている間だけでもはずせばいい。日本で生まれ育ってるんだからピアスを校則でしちゃいけないのなんて彼女だってわかってるはず。それをあえてして行ったんだから、自分は外国人(ハーフですけどね)だから特別、大丈夫なはずって思いがどこかにあったはず。(じゃなきゃ相当周りに気が利かない、気が付かない人ってことでしょ)
    こういう被害者意識の人たちはとりあえず自分を特別扱いすることからやめればいいのに。

    • 別に見下してないよ。おかしいと思ったことを言っているだけ。日本人じゃない(とあなたが決めている)人間が日本に意見するとすぐこれだ。社会やルールに疑問を呈することでより良くしていきたいと考えているのに、やれ上から目線だ欧米が偉いんかだ何を言っているのか?社会や学校のルールが全て正しいのなら日本人は世界で最も幸福な人たちのはず。それが違うのならどこかが間違ってんだよ。日本の生活すべてに不平不満なく暮らしてるわけ?結局はハーフというアウトサイダーに日本のこと語られたくないという島国根性そのままじゃないか。バカバカしい。

  25. 国内ハーフ人口2万2千人内で欧米ハーフ人口だけだと極度に減るのではないでしょうか。私が幼い頃である1970年代半ばの関西での公立小学校時代には全校生徒1400人内で私だけが欧米ハーフでした。笑 現在でも欧米ハーフは100人に一人という割合かな?ハーフゆえ、生徒達の一部の”親”からの蔑視、奇異な目、偏見を感じる事もありました。ここで経験し得た事は、小学生の子供自身はそもそも偏見を身につけておらず、少々容姿が異質な私へただ興味を持っていたということ。偏見という意識は大人から見聞きし植え付けられる意識であるという事。これはその町の大人の政治的思想も関係しているという事。
    私は欧米ハーフとして日本に生を受け、日本の義務教育、日本の私学女子高校内で成長し得た思考、価値観、意識は私の宝で財産であると強く感じます。これゆえこのおかげで私は迷う事無く己の軸、基盤は何者かということを知り得れた。日本国内の世間がハーフ人を日本人枠から排除しているとの被害妄想にかかったハーフ人の多数は己を持ち得ていない人ではないでしょうか。日本の世間がハーフは外人と枠付ける、偏見を感じるゆえ 文部省認可外の外人国際学園へ逃げ込みここで国際人やら、外国との架け橋やらといい日本の教育価値観を否定する傾向にある価値観、意識を覚え 己に軸を持ち得れない人格を育成する偏った教育の場で成長してしまうという被害にあう。(笑) こういうハーフ人へ”貴方は何人?”と問うと、必ずこう応える ”父がアメリカ人で母が日本人のハ~フ。だから両方~”。 質問は”貴方は”何人?なのであるが答えられないのである。こういうたぐいのハーフ人は永遠に己が~人(一国の民)だと自覚出来かねぬ迷った人間なのだ。これは危険で悲しい状態だと私は思う。
    たとえ世間一部がハーフ人を異質と枠づけ日本社会から除外する意識の傾向にあろうとも それに誘導されず不動の心で生きるべし。ハーフゆえ外見が日本人離れしている事実は何の罪では無い。 ハーフ人は己の魂を知り その魂が唯一日本人だと自覚するならば己はハーフとやらでは無く”日本人” なのだ。ここで、異人種血統を汲む人間は日本人とは認めない!という考えの人も居て 私はこの価値観を否定しないが彼らが ”己は唯一日本人と自覚するハーフ人”へ”お前は日本人では無い!”と強要することは罪である。己の魂は己だけが発見可能でこれだけが事実、真実であるから。  

  26. 日本のような限りなく単一民族国家といえる国においては、自分達と容姿や文化、習慣等が異なる人物に対する興味や好奇心がより高くなるのは致し方ないこと。

    また、多くの移民で成り立っている欧米であってもの、外見が白人よりのハーフならばともかく、アジア人よりのハーフの場合は、アジア人としての偏見や差別、いじめを受けるというのは珍しくないのが実情。スウェーデン人とのハーフであるリリコがスウェーデン時代に壮絶な差別やいじめを受けていたり、純日本人であるクリス松村や劇団ひとり、森永教授等々も海外生活時代には、単なる偏見というレベルではないいじめを受けていたのが現実。

    要は、移民国家である欧米であっても誰に対しても寛容ということはなく、アジア系ということでの偏見や差別、疎外感を受けることが少なくないのが本当のところ。
    なんやかんやいっても、欧米は白人中心の社会であることには変わりないわけなんで。

    それと教育の在り方についてだけど、欧米のような様々な文化や宗教、生活習慣、価値観、外見等を有した人間が混在する国においては、そもそも画一的なルールや方針による教育を施すこと自体無理があるので、個性重視の教育になっているだけのこと。

    日本のような単一民族国家においては、文化や宗教、物事に対する価値観や考え方、外見等においてそれほど大きく異なる人間が集まることはないだけに、個性重視の教育より全体の教育レベルを上げるための画一的な教育の方が効率的ということもあってこれまでよしとされてきたのが実情だと思う。

    その結果として、日本人全体としの平均的な教育レベルは他国に比べ高いのが実情だし、これにより、日本の今に至る経済発展や高い秩序や安全性が保たれているのも事実なので、日本における教育の在り方を単純に否定することはできないよ。

    欧米の場合、個性重視の教育で図抜けた天才も出やすい環境にある分、落ちこぼれた場合の貧富の格差もハンパないし、これに伴う犯罪率だって日本とは比べ物にならないくらい高いのが現実だからね。

    それと上記のような欧米であっても生活レベル、教育レベルが同じように高い人間たちが集う俗にいう一流校などでは、制服があったり、校内のルールも厳しかったりするものだよ。

    なので、こういった現実を踏まえた上で日本と欧米の教育については論じる必要があるはず。一面だけを切り取ってどちらがいい悪いと話しても意味ない。

    • どちらがいいではなくて日本をどう改善するかでしょ。悪いとこも欧米にしろだと誰も言ってない。いつも日本人はこれだ、0か100か。日本の良い点を伸ばして欧米からも学べばどこにも負けないいい教育になるじゃん。その可能性を否定して日本には日本のやり方があるから変えなくていい(何が難しいだ?それは完全な否定じゃないか)、いつもいつもそう。結局はマイノリティーが損する社会を変える気がないだけ、マイノリティーなんだから迫害されて当たり前お前が自分でなんとかしろ。いじめを解決する気のない教師のセリフそのもの。少数の不利益なんぞ自分に被害が来るまでは知らんぷり。日本人の決定的に残酷な面だと思いますね。

      • かやさんの「日本人は0か100」というご意見と、単一民族国家である日本には独自のやり方があるというご意見、どちらも同意します。私自身100%日本人ですが、教育は日本の私立校と海外の現地・インターほぼ50:50の割合です。主人はイギリス人。よって3人の子供達は日本的に言うと所謂「ハーフ」です。3人の中で特に長男は「日本の方が好きな自分」と「欧米の方が好きな自分」の2つの自分が前者から後者へ大きく振れた人物だと思います。この度、偏差値60以上の所謂「難関男子校」に編入しましたが4日で退学し、都内のブリティッシュスクールに変えました。理由は①1クラス当たりの人数が多すぎる(44名ですよ。これはもはや私立ではない)②基本的な礼儀・品格に欠ける生徒が多い(親が校内に居ればドア位開けて待つのが当然かと)③生徒間のいじめは放置される土壌 ④息子の英語力・ハーフである事に生徒の過度な注目が集まる といったところでしょうか。理由①②③は日本の私学教育・生徒の選別方法による問題ですが、④に至ってはこれは本人がどれだけの許容範囲があるかにも因ります。私自身、身体的には純潔日本人ですが、周りの日本人ママ達から「えっ!ハーフじゃないんじゃないですか?せめてクオーターでは?」とか言われます。それは私が英語を日本語並みに操ることやら、髪の毛の色がかなり明るい茶色である事や身振り素振りが欧米人的な外見的な印象から来ているのでしょう。
        この場合の「ハーフかと思った!」というのは発言者の立場から言うと、「英語ペラペラで見かけも華やかで羨ましい」というものなのです。だから私は肯定的にとってます。でも「ハーフの子供って可愛いよね」というとってもティピカルな0か100発言には「それは違うよ。いくらハーフでも母親か父親が不細工ならその間の子供は不細工なのが生まれるし、純潔日本人でも親が美形なら美形の子供が生まれるに決まってるじゃん」と反論します。私に対する「きっとハーフ・・なんですよね?」という発言も根底には「ハーフは絶対美しく生まれるのだ。純潔でこんな華やかな外見はあり得ない」という固定観念が一部の方にはあるのでしょう。一方、長男始め私も他の子供達にも当たり前ですが、純潔日本人のお友達は沢山います。ただ傾向的にそのお友達自身も帰国子女であったり海外生活を経験してるという共通点があります。逆に日本人以外の友人達も自国以外の生活経験をもってます。私のアドバイスは「ドメドメ感覚しかお持ちでない方(これは日本人だけに限らず)とは付き合う必要性ゼロ」です。これで私達は快適に過ごしています。「ハーフなんだー、帰国子女なんだー、いいよねー英語ぺらぺらで綺麗だしー」という、この世界中見渡しても「日本人のみが!」自国の帰国子女、欧米ミックスとのハーフに向ける、余り意味を得ない言動の裏側には単純に「羨ましい!」この感情が宿ってるだけなんです。極めて単純。これがもう少し例えば「日本と海外の学校ってどう違う?」「日本語の維持ってやっぱり大変だった?」「(日本との)ハーフって事で海外でどう見られた?」といった建設的な内容の言動だと大分違うのですがね!日本の教育は万人に等しいレベルの知識を詰め込む事には長けてるのですが、自発的に考え発言・討論・議論を展開するという能力は著しく欠けており、欧米式教育にはこれがまず求められます。恐らく日本と欧米方式が上手くミックスされると理想のシステムが出来るんでしょうね。ちょっと主旨から外れましたが、日本の教育者・政治家の方々も「グローバライゼーション」などという今更的な壮大な文句から少し離れて、自分の頭で思考・行動できる人間を産出すべくもっと足元の「教育改革」をされては?そしたら「ハーフなんだー。帰国子女なんだー。いいよねー」という浅はかな言動をする人口はまず減ると思います。

  27. 自分も欧州との混血なので色々つらい思い出はあるな。ずっと日本にいるし、自分を日本人だと思っているけど初対面の人に何人?って聞かれて自分をハーフだと思い出す。どんなに頑張っても自分は完全な日本人として受け入れてもらえないんだな、とか悩んだ。中学に上がったとき英語の教師が私を立たせて「この子は日本語が出来ないから皆英語の練習だと思ってどんどん英語を覚えて話しかけてあげよう!」と言い出した時は空いた口が塞がらなかった。その教師は私が英語できないこともしっていたし日本育ちなことも欧州(非英語圏)出身と知っていて、ただ笑いをとろうとしたらしい。あの時は流石に日本の学校なんて大嫌いとかいって家で泣いたけど、たぶんどこの国でも似たようなことはあるんだと思う。世界のどこにいても嫌な奴はいるし。10代の時は嫌だったけど今となっては混血であることは自分のアイデンティティのひとつだと受け止めている。人に覚えてもらえてラッキーとか初対面の人と話のネタに困らないくらいの気持ちでいるのが調度いい。

  28. 22歳のハーフです。全て共感しました。が、私がこの「ハーフであることの面倒臭い部分」に気付いたのは、大学の講義ででした。それまでは全く面倒臭いと思わず、聞かれるのにも慣れていたし、自分の話をするのは好きだったし(笑)…でも、多文化共生についての講義で「ハーフに対して、私達”純ジャパ”はこんなひどいことをしてるのです!」といったようなことを聞き、「確かに、そうかも」と、被害者意識を持つようになってしまいました。それからというもの人からハーフについて触れられたり、外国人風の扱いを受けるたびにストレスを感じるようになってしまったのです。「私はどこにいってもガイジンなんだ…」こう思うようになってしまいました。なので、私も自分の両親とは関係のない国、私がただの私として見てもらえる国に住みたいと思います。こんな被害者意識、なくしたいのだけど。「ハーフはずるい」と言われたこともあります^^;じゃあ国際結婚すれば…

  29. このハーフの人は美人だからみんなに興味持たれるんじゃないの?ブサイクなハーフだったら、ハーフであろうとなかろうとどうでもいいと思うよ。その時は、もっと別の質問にされるんじゃないの?私の職場にもハーフの男性がいるけど、正直別にかっこよくもない。ランチタイムの話題に、「あの人ハーフらしいよ。」と言っても「あっそ」で終わってる。誰も興味なし。単に美人というだけでも目を引くのに、さらにハーフという事実がついたので何か興味をそそるでしょう。年取って、見た目もフツーに日本人だか外国人だか見分けがつかなくなれば、誰も興味も持ちませんよ。私はハーフだから特別だ。と、感じている時間なんて生涯でわずかな時間だと思います。

  30. このハーフの見た目だけで扱われてうんざり、の逆もまた存在するんですよね。
    私は母親が日本でないアジア人と父が日本人のハーフなんですが、私自身見た目は言わなきゃ絶対ハーフだとわかりません。
    ただ、母の故郷に小さい頃から住んだりたびたび訪れたりしてたこと、
    母親とは祖国の言葉で話すことなど、
    小さい頃からその国の文化、影響を受けてきました。
    また、概ね欧米だけでない他の国々でも、日本人女性のような付和雷同な女性というのはまず主流の女性像ではありません。
    なので、母も女性であってもそれを理由に折れたりしませんし、
    男性に対して必要以上に媚を売ったりもしません。
    男女は対等であるという考えを持っています。
    なので、わたしは若ければ若い時ほど、時には対立する二つの文化を自分の中でどう選びとればいいのか、沢山葛藤しましたし、
    何が正しいのか、当たり前なのか、
    正しさとはなんなのか、かやさんのように物事を深く考えるクセがつきましたね。
    それをきっかけに更に他の文化に興味を持つようになり、今は第三国に留学中です。
    それぞれの良いところを自分に取り入れ、あとはその土地に合うわせて振る舞うようにしています。
    べつに本当に賛同する必要もないですし。より多くを学び、吸収していくことが今は私のアイデンティティになっています。
    けど、小さい頃はかやさんと逆で、
    私は見た目は周りと同じでも中身が違う価値観を持っていることでしょっちゅう変人扱いされたりしました。
    そういう時、見た目から既に日本人でないって分かるハーフの子を羨ましく思ったりしましたね。
    日系人について書いてある記事がありますがそれと同じ。
    見た目が違って、ハナから外人扱いされてれば、違うことをやっててもまぁ外人だからしょうがないと多めに見てもらえること、あるんですよね。
    それが同じ見た目だとその例外が効かないので、かえって酷く非難されたり。
    同じ日本人なのにお前は常識知らず、変、おかしい、ていうレッテルを貼られたり。
    かやさんみたいに、見た目だけで例外扱いされるのも辛いでしょうし、
    また見た目には分からないばかりに辛い目にあうこともあります。
    その土地にあった身の振り方を学んだり、心ない他人の言動を適当に受け流せるようになったり、
    困難から学んだことを強みに変えて生きています。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください
Captcha verification failed!
Captchaユーザースコアが失敗しました。お問い合わせください!

人気記事

最新のコメント