悪質ナンパ師のジュリアンブランク氏が世界一嫌われている男として、ネットで話題になっている。日本では「女性蔑視の最悪な行為」という声が多いが、それと同時に「日本の女性は外国人に軽い」という見方をする人もいるようだ。

確かに日本に興味を持っている外国人男性は日本人女性とのアバンチュールを期待して来日する人も少なくないし、実際に「日本人の女はイージーだ」と思っている外国人もいるだろう。


しかし、本当に日本人女性は軽いのだろうか?本当に外国人男性は日本人にモテるのか?そこで今回は、日本好き外国人男性が「日本人女性は本当に尻軽なのか?」という質問に答えた海外サイトの記事を紹介する。あなたはこれらの意見をどう思うだろうか。

 

番組でモテモテだったマーティンさん
番組でモテモテだったマーティンさん

名前: ベンジャミン マーティン
国籍: アメリカ
年齢: 29歳

TBSテレビ『もてもてナインティンナイン』に出演し、日本人女性とめでたくカップルが成立したマーティンさん。彼は2014年に番組で知り合った女性にプロポーズをすませたそうです。

マーティン: 「彼女の両親に会ったりで目まぐるしく過ぎた日々でしたが、とても幸せです。今年中に結婚するつもりです。遠距離恋愛ですがLINEで連絡を取り合ったり、毎月旅行に行くなどして関係を保っています。彼女の両親と5日間一緒に過ごしてみましたが、うまくいっています。」

― 日本で彼女を見つけたいと思っている外国人へアドバイスは?

マーティン: 「アメリカでは知り合って会話を始める方法なんていくらでもあったけど、日本では男と女は別々に社交する傾向があります。だから日本では仕事を通して知り合う他に、出会いがないんですよ。僕の場合は沖縄の小さな島に住んでいたこともあって出会いは本当にありませんでした。これは日本に来た外国人はすぐに理解することですが、日本でお付き合いをするには「真剣に交際します」という何らかのコミットメントが必要です。表面的な人間関係以上の関係をつくるのがとても難しい国だと思いました。テレビ番組に出演して恋人探しをしましたが、正直あまり期待していませんでした。僕のプロフィールを見て、数人の女性が会いに来てくれました。僕に興味を持ってくれていると知って僕にとってはやりやすかったですが、動揺もしました。しかし、最後のイベントでやっと日本語がうまくない僕でも上手くコミュニケーションをとれる女性に巡り合えました。」

― 異文化カップルは難しいと語るマーティンさん。その理由は?

マーティン: 「”期待と違う”と思い知らされることは幾度もあり、文化の違いで気まずい思いをすることもありますが、わかりやすいコミュニケーションを心がければ難しい状況でもうまくやっていけると思うんです。僕は彼女と交際してまだ日が浅いですが、言語の違い以外で苦労をしたということはありません。相手の価値観や目標、将来の計画を理解しているからうまくいっていると思います。」

― 外国人男性よりも外国人女性の方が日本でパートナーを見つけるのは難しいと思いますか?

マーティン: 「欧米人女性は日本人男性を見つけるのが難しいと言いますが、僕にはわかりません。相手に期待されている”役割”があるから、欧米人女性と日本人男性が恋愛するのは難しいのかもしれません。欧米人女性は強いというステレオタイプがありますが、日本人男性はこれを嫌がりますし。こういったステレオタイプが真実である場合もありますが、人というのはどんなに異文化の場所にいても自分と気が合う異性を見つけることはできると思います。日本人をゲットするのは簡単だとは絶対に思いません。僕とフィアンセが出会ったのもカップルのお見合い番組がきっかけですし…。あの番組がなければ、僕は今の彼女と出会えませんでした。


 

名前: ベイ

国籍: アメリカ
年齢: 40歳

日本でLocoという名前でコラムニストをしているベイさん。2013年には彼の2冊目となる本、”Loco in Yokohama”を発売。彼曰く、日本人女性にアプローチをするのは難しくはないのだとか。

ベイ: 「アメリカとの大きな違いは、日本では女性にアプローチできる場所がかなり限られているということ。僕が住んでいたNYでは、道端でもどこでも出会いの場ですが、日本は風習などの理由から出会いの場がかなり限られています。」

― 日本で日本人女性との出会いがほしいと思う外国人にはどのようなアドバイスをしますか?

ベイ: 「外国人男性と出会いたいと思っている日本人女性は多くはありませんが、そういう女性は外国人と出会える場にやって来るものです。六本木や渋谷、新宿、恵比寿などの外人バーにはよくいます。そのような場所で女性に声をかければ、向こうもそれを期待しているという前提があるので、話しかけて嫌な顔をされることはありません。メトロポリスなどの英語情報誌やウェブサイトなどには、外国人男性との出会いを募集している女性のアドレスなどが掲載されているので、これをチェックしてみるといいでしょう。僕は黒人ですが、やはり日本人女性に一番人気があるのは白人。“白人のみ募集”や“黒人お断り”などのコメントがあって、正直へこみます。まぁでも、自分の好みをはっきりさせていていいのですが。」

― 異文化カップルが衝突しやすい問題とは何でしょうか?

ベイ: 「異文化カップルが何か問題にぶち当たった時、それを“文化の違い”のせいだと思い込んでしまいますが、実際は互いに“勤勉さ”が欠けていたことが原因の場合が多いです。だから、文化の違いによる衝突というのはまだ関係が浅いうちに起こることで、関係が深くなる前の段階です。」

― ベイさんも、外国人女性は日本人男性とデートするのは難しいと思いますか?

ベイ: 「はい。外国人は女性であっても男性であってもステレオタイプをうまく対処することが日本では必要です。僕の日本人の男友達の意見を聞いていると、外国人女性は攻撃的でアグレッシブで、我慢が出来ず、性的乱交をしているようなイメージを持たれているようです。これと同じようなイメージを外国人男性も持たれていますが、日本人よりも外国人男性を好きな日本人女性というのはこれらの“外国人のステレオタイプ”が好きな人が多いです。」

 

名前: クーリオ
国籍: ドイツ
年齢: 47歳

クーリオさんは東京在住ドイツ人ブロガー。日本人女性にアプローチする場合と欧米人女性にアプローチする場合では何か違いはありますか?

クーリオ: 「日本人女性も結局は女性。男性の方からアプローチすることが大切です。ドイツでは女性がリードする場合もありますが、日本ではありません。日本で外国人という理由で女性が近づいてきたら、とりあえず逃げた方がいいです。」

― 恋愛中に文化の違いが原因で問題になることはありますか?

クーリオ: 「もちろんあるよ!日本では“ラブ”の意味合いも違うしね。本音と建て前ってやつも、とても厄介。僕はこれで今までたくさんがっかりさせられたよ。」

― クーリオさんは、日本では外国人男性のほうがパートナーを見つけやすいと思いますか?

クーリオ: 「日本人男性は外国人女性を強そうだと思っている人が多いし、外国人なら典型的な日本の結婚での女性としての役割を全うできないと思っているからね。難しいと思うよ。」

 

意外にも、「日本では出会いが少ない」と語る外国人が多いみたいです。また、日本社会における男女の役割が欧米とは違い、それが原因で欧米人女性は日本でパートナーを見つけにくいという意見がありました。そんな日本で外国人男性はどうやって出会いを見つけるのでしょうか。後編では、実際に関係を築くうえで必要な心構えなどを外国人男性に紹介してもらいます。

 

「日本好き外国人男性が回答 『日本人女性は本当に軽いのか?』後編」に続く…

参照:http://zoomingjapan.com/


2 コメント

  1. 実経験に基づいてきちんと回答しているように思える。前述でもあったように、ジュリアンブランク氏のようなナンパ師が露骨に動画で、日本の女性は白人に対して軽いみたいなことを言ったのが原因で、女性軽視とまでいわれてしまったことは記憶に新しいが、人によりけりだと思う。これはマインドセットみたいなものだが、一度いい思いをすると、次にもまた同じような思いをしたいと思うのが人間。要するに、白人と付き合っていままでなかったようなすばらしい思いをし、精神的に満たされた経験をした場合、次も白人と付き合う。それを軽いというのであれば、根本的に違うと思う。

  2. ちょっと古い記事のようですが、これは、いくらなんでも、サンプル例が少なすぎるでしょう。日本人女性の名誉を保ちたい気持ちはわかりますが、この記事は少し無理がある気がします。

    最終的には、その男性(国籍、性格、経済力)と場所によるのでは?

    私の知ってる外国人男性2人は大都市で毎年何十人(30人とか40人単位)もの日本人女性と肉体関係を持っていました。ほぼ全員が女性側からのアプローチだと聞きましたし、実際に色々見せてもらいました。
    (もしかしたら、社会的地位の高い日本人男性も、人気のある外国人種と同様にこのくらい遊んでいるかもしれないですが。。。そのような日本人の実態がどうなのか私は知りません。おそらく、日本人女性が積極的にアプローチするという段階で相手男性が日本人であることが障害となるはずなので、外国人男性ほど遊んでない可能性が高いですが。。。)

    しかも、日本人女性が「人気」な理由は軽いからだと思っていると指摘する長期在外日本人女性もたくさんウェブ上で見つかりますよね。

    さらに、女性側にもクラスがあると思います。執筆者のようなステータスの高い人は相手が人気国男性でも当然安売りしない人も多いでしょう。でも、そういうステータスの高い人は実際には過半数ではなく、外国人男性でコンプレックスを解決しようとする女性の現実としては、自己評価及び社会的評価の低い人が大半なのではないかと思います。

    このテーマで記事を書くなら、方向性を変えて、むしろ、日本人女性と結婚したい外国人男性向けに強いコンプレックスは結果として国際結婚の破綻につながることを警告するとか、または、日本人女性向けに国際結婚の破綻が子供に与える影響について解説するとかの方がよいかと。

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