日本の奥さんは凄い!海外在住妻が日本の主婦に頭が上がらない理由5つ
写真:Flicker - Silvia Sala

フランスで結婚し、生活している日本人の奥さんと話していると、よく「日本の奥さんは本当に凄いよね~」という話になります。日本の奥さんは、欧米の奥さんに比べて主婦力が圧倒的に高いです。

筆者のような国際結婚&海外在住妻は、生活の色んな場面で手抜きをさせてもらっていて、日本に住む専業主婦の方にはもう頭があがりません。彼女たちから見たら、筆者のような海外妻は「グータラ手抜き主婦」のうちに入ってしまうと思います。

それほど、日本の奥さんは欧米に比べると、ホントーによく頑張っています!そこで今回は、海外在住ズボラ主婦から見た「日本の奥さんに頭が上がらない5つの理由」を紹介します。これを読んで、あなたの周りにいる「奥さん」に改めて感謝するきっかけになれば…と思います。


※ 海外在住妻と言っても、駐在妻や日本人と結婚した奥さんは筆者のようなズボラ主婦ではないです。海外在住であっても、日本で暮らしていた頃と同じように主婦力が高い奥様達はたくさんいらっしゃいます。

 

1仕事でいつも忙しい旦那

まず、日本の奥さんと海外在住妻の決定的な違いは、旦那さんの仕事の忙しさです。日本では、帰宅が22時以降になったり、3週間以上のまとまった休み(バカンス)を取得できない夫というのは珍しくないと思います。帰ってきた旦那は仕事でクタクタに疲れていて、とてもじゃないけどちょっとした子育ての悩みを打ち明ける余裕がないという夫婦もなかにはいるのではないでしょうか。

また、日本では職場の付き合いが私生活にも影響します。会社の飲み会や休日のゴルフ、部下を家に連れてくるなど、勤務時間以外でも仕事仲間との人間関係を大切にする風習がありますが、欧米ではあまりこういったことは求められません。

仕事で忙しい旦那にはあまり頼れない、となると子育てや家事、近所やママ同士の人間関係の悩みなどを奥さん一人で抱え込まざるを得ません。こういう状態が長く続くと、結婚して家庭をもったのに、旦那には頼れず、自分一人で何でも切り盛りしなくちゃいけないという”孤独感”が生れてしまっても仕方がないと思います。それでも、きちんと家事をこなし、子どもの教育に真面目に向き合っていく日本の奥さんは、本当に素晴らしいです。

最近は共働き夫婦が日本でも増えてきており、「働き方の見直し」が行われてきているので、今後は夫婦の形や家事分担も変わってくるのかもしれません。しかし、現状ではやはり「家事や育児は妻の仕事」という感覚を持っている人が多いのではないでしょうか。

2毎朝手作りのお弁当

まるで芸術作品のような美しいお弁当を毎朝作る日本人妻には頭があがりません。スーパーで買ったサンドイッチを持たせる欧米人のお母さんとは違い、日本のお母さんのお弁当は手作り!しかも、単純に”詰めただけ”のお弁当ではなく、色とりどりで見た目も美しく、栄養価も高い。小さな子どもを喜ばせるために工夫した「キャラ弁」なんかは弁当を通り越して、芸術作品です。

ちなみに、筆者も最近、旦那に作り置き弁当を持たせ始めました。何の変哲もないフツーの弁当で、見た目や味も自己評価で「良くも悪くもない弁当」という感じなのですが、これがフランス人の間では大絶賛だそうです。旦那には感謝・感激され、会社の人には「お店開けるんじゃない?」と褒められました。んなことないだろっ!と心の中で突っ込んだのですが、このことからも欧米社会で求められる主婦力は日本よりも低いことがわかると思います。

3毎日の手の込んだ料理

日本人妻の作る毎日の食事は、本当に手が込んでいます。フランスの場合は、まず朝ご飯は手作りしません。シリアルやビスケット、クロワッサン、バゲットを焼いてジャムをつけたものなどで、基本的に箱から出して皿に並べるだけで、朝食の支度は完了です。昼食は夫も子どもも食堂で済まします。

夕飯は、簡単な煮込み料理や放ったらかしのオーブン料理、ビーフステーキ&ポテト&野菜のソテー、パスタ&スープなどが一般的です。冷凍食品のバラエティーが多く、これをうまく使って手抜きしている奥さんもいます。フランス人は共働きの両親のもとに育った人が多いので、時間のかからない簡単な料理を夕飯で食べることにあまり抵抗感がないようです。夕飯がクレープやラクレット、ハンバーガーのような究極の手抜き料理だったりすることもよくあります。

それに比べると、日本人妻が作る「和食」のなんと手が込んでいることか…。たまにネットで、「焼きそばやオムライス、冷やし中華は昼食に食べるもの」といったコメントを見かけると、本当に日本の奥さんは凄いなぁと感心します。

4幼稚園の入園グッズ

日本のママたちのインスタグラムやフェイスブックを見ていて、特に感心するのが手作りの入園グッズを載せた写真。全ての幼稚園ママが手作りしているわけではないでしょうが、「手作りのほうが愛情がこもっている」というような風潮が今でもあるような気がするのは筆者だけでしょうか。

ちなみにフランスでは、幼稚園や小学校の子どもに持たせるものは、他の子どもが間違えて持って帰ることもよくあるので、良いものはあまり持たせないらしいです。ほとんどのお母さんが買ってきたものを持たせ、手作りの洋服やバッグを持たせるお母さんのほうが珍しいと思います。

5手間のかかるゴミ問題

毎日のことだからこそ、できるだけ手間をかけずに終わらせたい家事。日本に住む奥さんがする家事のなかで、案外手間をとられてしまうのが「ゴミの処理」だと思います。


日本の場合は、可燃・不燃ごみに分別し、再生紙、缶、瓶、ペットボトルなど、かなり細かく分別しなくてはなりません。しかも、いつ出してもいいわけではなく、曜日と時間が地域によって細かく指定され、専用のごみ袋を購入して出さなければいけません。

欧米のごみ処理事情はもっとシンプルで、例えばマンションやアパート住まいなら、その建物内にあるゴミ置き場に24時間365日いつでも捨てることができます。ゴミの分別も可燃ごみ、リサイクル可能のごみ(缶、瓶、新聞などが含まれる)、粗大ごみの3種類しかありません。曜日ごとに分別して出す必要もなければ、夜中の2時に出そうが、昼の3時に出そうが24時間いつでもOKです。

ゴミ出しや分別というのは、案外時間と場所をとるものです。これを当たり前のようにこなしている日本の奥さんは凄いです。

 

まとめ

実際には、海外在住奥さんも子どもの送り迎えを10歳ごろまでしなくてはいけなかったり、子どもを一旦迎えに行ってお昼ご飯を家で食べるために食事の準備をしたり、Tシャツにもアイロンがけをするなど、日本にはない家事もあります。

しかし、やはり総合的に判断しても、

日本の奥さんは本当によく頑張ってます!

あなたのお母さん、奥さんに今一度感謝の気持ちを言葉にして伝えてみてください。家族の喜ぶ姿が彼女たちの何よりも勝る「報酬」なのですから。


6 コメント

  1. 欧米はゴミの分別が三種類というのは、ちょっとまとめ過ぎじゃないですか。国によって多少の違いがあると思います。
    私の住んでいる国(中欧にあります)は可燃ごみ、プラスチック、紙類、ビン類が基本の分別で、他に電池、全部使い切ることが出来なかった医薬品などは別に既定の場所へ捨てたり届けないといけません。

  2. 確かに凄いけれど、それを賛美するあまり、日本の女性、男性とも共倒れになるような社会を存続させることには反対です。日本人が、男性は仕事で女性は家庭という社会的役割の先入観から開放され、男性も女性も共にワークライフバランスを保てるような社会に変えなければいけないと思っています。

  3. 日本人は人生において、ずっと自分の「役割」を演じて生きているって言われていますよね。
    女の子の場合、下に兄弟ができれば「お姉ちゃん」、結婚すれば「奥さん」、子どもが生まれれば「お母さん」、孫が生まれれば「おばあちゃん」と呼ばれ方も変わるように、その都度その役割を演じなければならないという義務感が根底にあるような気がします。
    だから、皆それぞれが抱く「お母さん」像を必死に体現化しているのでしょう。

  4. 好きでこなせる人には褒め言葉ですが、日本人のカップルの女性、妻や母は本当に母性を求められているな~と感じます。本当に頑張っていると思います。
    外食したら料理取り分けも日本人ならやってもらうと気が利くな~となりますが、夫の場合は子供扱いされてる、と感じると言います。個人の性格かもしれませんが。
    沢山の料理を目の前に、手の込んだ事をする時間があるなら、もっと夫婦で会話を楽しみたいと思わないか?食事なんて簡単で良いんだと話し合った結婚初期を思い出します。良いか悪いかは別として、日本はとにかくきちんとしようとし過ぎだと言われ、文化が違うな~と当時びっくりしました。

  5. 夜遅くまで働く夫も凄いですよ。
    OECDの調査じゃ日本人男性は世界一働いてますからね。
    夫を褒めるメディアが少ないのは何故でしょうね。

    • 確かにそうですね。夫を褒めるメディアがもっとあってもいいと私も思います。働くお父さんの苦労ってのは、伝えにくいのかもしれませんが。

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