あなたは知ってた?日本在住の外国人に言ってはいけない!12のNG発言

そんなつもりじゃなかったのに、相手を傷つけてしまったり、誤解を招くような発言をしてしまった…。そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

これを防ぐためには、まず発言をする前に「相手の立場になって考える」ことが重要ですが、相手が外国人だと、相手の立場に立つというのもなかなか難しいですよね。特に、日本在住の外国人に対しては、発言内容によっては相手のプライドを傷つけ、侮辱しているように思われるものもあります。

そこで今回は、外国人に言ってはいけないタブー発言のなかから特に、「日本在住の外国人には言わないほうがいいもの」を12集めました。あなたはこういう質問や発言が外国人を傷つけているって知っていましたか?


 

1アメリカ人ですか?
“Are you American?”

これはヨーロッパ人にはとても評判が悪い発言。「日本人は白人を見たらみんなアメリカ人だと思っているのか?」とフランス人やイギリス人に聞かれたことがあります。見た目だけでアメリカ人かどうかを見分けるのは難しいですが、「勝手にアメリカ人だと決めつけられた」と感じて不快に思う人が多いようです。これは、海外で日本人が「あなたは中国人ですか?」と聞かれるのと同じ感覚なのかもしれません。

相手の国籍を知りたいのなら、アメリカ人かどうかのYES/NOクエスチョンではなく、もっとシンプルに”Where are you from? ” と出身地を聞いてみましょう。

2何歳ですか?
“How old are you? “

日本人同士の会話では、目上なのか後輩なのかで言葉の敬語かタメ口かを使い分けるので、初対面の段階で年齢を知っておくことが必須です。相手の年齢を知ることによって、相手との関係性や距離の詰め方を見定めるので、日本社会では相手が自分より年上なのかどうかという情報は非常に重要です。

しかし、欧米人が相手の場合は日本とは違って、あまり年上・年下を意識しません。明らかに自分よりも年齢が上の人やクライアント、上司に対して”丁寧に”話すことはできますが、いわゆる「敬語」といった概念はなく、日本に比べてとてもフランクです。

なので、初対面の日本人と話すときのような感覚で、早い段階で外国人に年齢を聞いてしまうと、相手に怪訝な顔をされてしまうでしょう。年齢を聞いてどうするの?、幼く見られたってこと?、老けてるって言いたいの?と変に勘繰られてしまうかもしれません。

欧米社会では、実年齢よりも実績や能力が勝負。要するに、目の前の外国人が何歳かというよりも、あなたが抱いた印象が全てなので、年齢をわざわざ確認する必要はないのです。日本の英語の教科書には現在でも「自己紹介」の場面で、”How old are you?”と聞いているものがありますが、これは削除したほうが良いフレーズだなぁといつも思います。

3日本の料理は食べられる?
“Can you eat Japanese food?”

日本に住んでいるのだから、日本食を食べられて当たり前でしょう!というのが外国人の言い分です。というか、日本に住んでおきながら日本の食べ物を食べないほうが難しい!とのこと。まぁ、そういわれてみれば確かにそうですね…。アメリカ在住の日本人に、”Can you eat hot dogs?”と聞くのと同じかもしれません。

ちなみに、日本に住んでいる外国人はこれまで何回も “Can you eat Natto?”と聞かれたことがあるので、これも「またかよ!」とうんざりしてしまう質問なんだとか。

今まで食べた日本食のなかで何が苦手なのかを知りたい場合は、”What Japanese foods have you tried that you didn’t like?”と聞いてみましょう。

4箸を使うのが上手だね!
“You use chopsticks very well.”

外国人は日本人が想像する以上に、みんな箸使いが上手いです。特に、日本に住む外国人はほぼ毎食箸で食べているので、箸が使えて当たり前です。

初めて日本に来た観光客や生まれて初めて寿司を食べたという人に対して箸使いを褒めてあげると喜ばれますが、そうでない外国人の箸使いを褒めるのは逆に失礼です。前者のような箸を使い慣れていない外国人は「これ、こうやって食べるの?」と質問してきたり、ものすごく食べ辛そうにしているので見た目ですぐわかります。こういう人が上手く箸を使えた時に褒めるのはアリです。

しかし、普通に食事しているだけの外国人に対して「箸使いが上手いですね」と褒めるのは、バカにしているようにも捉えられます。筆者はフランス在住ですが、行く先々で「フォークとナイフを使うのが上手ね」と言われたら…と想像すると、彼らがうんざりする気持ちもわかります。

5どうして日本に来たの?
“Why did you come to Japan?”


これは人によっては、聞かれてイラッとする質問なのだとか。またかよ!と思うそうです。聞いている日本人としては「日本のアニメが好きだから」とか、「サムライ・忍者に憧れて~」のような理由を期待しているのかもしれませんが、この期待感が外国人をうんざりさせている原因だったりします。

さらに、日本人の私と外国人のあなたは違うはず!という無言のメッセージを伝え、バリアを感じさせる質問だという意見もあります。直接、なぜ日本に来たのかを聞くよりは”What do you do?”で職業をまず聞いて、「じゃ、元は学生ビザなの?」とか、「その仕事は日本で見つけたの?」と発展させて聞いていく方がいいでしょう。とにかく、一方的なインタビューにならない自然な会話の流れを意識することが大切です。

6日本は好き?
“Do you like Japan?”

日本人にこう聞かれたら、“YES”としか答えようがないだろー!というのが外国人の意見です。この質問にも飽き飽きしている外国人が多いです。しかし、日本人の側としては、そこから発展させた答えが返ってくると期待しているので、こういう質問をするのだと思います。

日本人は基本的に質問や発言が曖昧だということを知っておくといいかもしれません。例えば野球のヒーローインタビューなんかでも、日本人の場合は「今日は素晴らしいプレーでしたね」と言ってマイクを選手に向けるインタビュアーがいますが、こんな質問の仕方はあまり欧米ではありません。欧米人は「8回裏でヒットを飛ばした時はどんな気持ちだったのですか?」など、より具体的に知りたいことをピンポイントで聞いてきます。

なので、日本の好きなものを知りたい時は、例えば”What are some of the things you like most about living in Japan?”(日本で生活していて良いと思うものは何?)のような聞き方をすると、すんなりと受け入れられてもらえると思います。

7鼻が高いね!
“You have a big nose! “

日本人相手に「顔でかいね!」というのと同じくらい不快な発言です。欧米人は成長とともに大きくなる鼻を嫌い、目立つ鼻を不細工の象徴だと捉えています。鼻は白人に最も人気がある美容整形箇所のひとつで、小さく、目立たないようにする美容整形が人気なほどです。

え?こんなに違うの?白人と日本人の「美人の基準」の違い9つという記事でも紹介しましたが、欧米人とアジア人では美的感覚がかなり違うので注意しましょう。

8顔小さいー!
“You have a small face! “

欧米には「顔が小さい」という褒め言葉は存在しません。日本に住んでいる白人は度々日本人に「顔が小さいね!」「小顔でうらやましい」と褒められるそうですが、これの意味がわからない人が多いです。顔が小さい=頭が悪いって言いたいの?と勘繰られてしまう可能性すらあります。

これは外国人相手全体に言えることですが、日本人といる時のような感覚で、「うわぁ―足が長くて羨ましい!」とか、「細いね!」と身体的特徴を褒めるのはやめておいた方がいいです。相手の持ち物や、服が似合っているというような褒め方をするほうが無難です。

9あなたの国の人も○○ってするの?

アメリカ人にも温泉って人気なの?、アメリカ人もよくラーメン食べるの?のような質問ならまだわかりますが、明らかにわかりきった質問をされるとイラッとするそうです。

例えば、「アメリカ人も時差ボケするの?」とか、「アメリカ人もライスを食べるの?パンを食べるものだと思ってたよ!」のような発言。そんなことも知らないのかと、外国人をがっかりさせてしまうかもしれません。ここで一言、「外国のことはあんまり知らないからごめんね」と断っておくと相手に与える印象も変わってきますが、立て続けに的外れな質問ばかりされて嫌気がさすという心情も理解できます。

10あなたの国にも四季ってある?
“Does your country have four seasons?”

筆者はこれまで、日本在住の外国人に「日本人は日本にしか四季がないと思っているの?」と聞かれたことが何度かあります。なぜ日本人は四季があることをそこまで誇らしげに語るのか、世界には四季がある国のほうが多いじゃないか、と彼らには疑問でしかないようです。

相手の国の季節や天候が知りたければ、”How would you compare the climate in your countryand Japan?” と聞いてみてはどうでしょうか。

11英語を教えてくれる?
“Will you teach me English?”

これも日本在住の外国人なら何十回と言われてきた質問です。そして、日本に住む外国人はほとんどが英語を教えることで生活しているので、ただで英語を教えたいと思っているとは殆どいません。せっかく友達として出会っても、このセリフを言われた途端にシャットアウトするという外国人もなかにはいます…。「またかよ!ボランティアをしてあげるほど暇じゃないんだよ!」と思われてしまいます。

実は筆者もフランスで、これに似たフランス人にたまに出会います。筆者が日本人と知ったとたんに(知り合って間もないのに)、日本語を教えろだの、布団を買いたいんだけどどれがいいだの、いとこが東京に行くから家族4人で1週間滞在するためのホテルを探してだの、本当に図々しいお願いをあれこれしてきて驚きます。

日本人でも海外在住者を無料の旅行ガイドかなんかだと思って、ホテル探してくれだの、レストランを予約してくれと言ってくる人がたまにいますが、全くどういう神経をしているのか理解できません。

12外国人と友だちになりたいの♪
“Iwant to make foreign friends.”

英語を勉強したての初心者がよく言うフレーズですが、これも外国人にとっては不快な発言です。”外国人だから”私と友だちになりたいと思っているの?、外国人なら誰でもいいの?と思われる可能性が高いです。

実は筆者も大学生の頃は、このセリフを恥ずかしげもなく堂々と英語で言っていました。今となっては恥ずかしい過去ですが、当時は単純に「自分とは違う価値観を持っていそうな外国人のことをもっと知りたい」と思い、それをそのまま口にしたつもりでいたのですが、受け取る側はそうはとらなかったのではないかと思います。

たまに、”I want to make friends with foreigners to improve English.” とまで言い切ってしまう人がいますが、これはもう最悪です。外国人と友だちになりたいと言えば言うほど、彼らは逃げていきます。

まとめ

こうして見てみると、日本在住の外国人にとって失礼な発言というのはある程度パターン化ができるように思います。

  1. 日本人と同じ感覚で会話して失敗するパターン(年齢を聞くなど)
  2. 外国人だと意識しすぎて失敗するパターン(日本食は食べれる?箸が上手いね!など)
  3. 質問や発言が曖昧すぎて言葉足らず(日本はすき?四季はある?など)
  4. 身体的特徴を褒めたつもり(顔小さい、鼻高いなど)
  5. 思ったことを口にしすぎ(英語教えて、外国人の友達が欲しいなど)

まぁ、とはいえ、実際にはこれらの質問をしても全くイラッとしない外国人もたくさんいますし、結局のところは人によるのですが…。それに、日本人ばかりが外国人に合わせて気を使わなければいけないというわけではありません。

しかし、外国人と仲良くしたい人や、日本人に対して良い印象を持ってほしいと思っている人はここで挙げた質問はしないほうが無難だと思います。

あなたはこれらのNG発言についてどう思いますか?コメント欄で教えてください。


9 コメント

  1. ここに書かれてる質問は、大半は欧米人を想定した物だと思いますが、アジア圏だと相手が年上か年下かどうかを日本よりも気にする国もありますから、年を聞くのは相手の文化圏によって使い分けるのもいいかもしれません。また、年齢が分かれば相手の国で起こった歴史的な出来事をその人が体験してるかどうか想定できますから、話題を膨らます上で年を聞くのはありだと思います。
    アメリカ人かどうかを聞く質問ですが、日本に来ているアメリカ人に出身地を聞くと、国では無く州を言ってくると言う話を聞いた事があります。同じ人種同士であれば割と違いが分かるようで、以前、水曜日のダウンタウンという番組でセイン・カミュが4人のヨーロッパ人がそれぞれどこの国かを言いあてていましたが、イギリス人は雰囲気とキチッとした服の着こなしから、ロシア人は肌の白さと身長の高さから、イタリア人はスタイリッシュな感じと若干黒い肌の色から、フランス人は国が近いイギリス人と肌の色が似ているという理由でした。

  2. 私もよく同じ話しを外国人(欧米人)から聞きますね。
    昔フランス人と付き合っていた時には、お祭りのアメリカンドッグの屋台のおにーちゃんが「ハロー アメリカンドック!アメリカンドック!」と叫んでいて、私が恥ずかしい思いをしたことがありますね。
    後は、狭い通路で彼にぶつかった日本人が「ソーリー」って言ってきたり。日本だから日本語で「すみません」って言えば良いのにって思ったり。

    日本はやはり欧米人に慣れてないので、そういう対応は仕方ないとは思いますが、いつも「何だかな~」という思いでがっかりする感じがありますね。

  3. 日本人でもこれらの質問をされて不快になる人は結構多いと思います。
    本音を言わない文化の反動か、なんでもはっきり思ったことを言えばいいと思ってる人とか…。気遣いとのバランスを考えて発言しないといけないな、と思いました。

  4. 年齢を聞く事を失礼だ。というのはよく聞きますが、実際はそれほどではないと思いますよ。私はイギリス人と付き合ってますが、彼もしょっちゅう「何歳ですか?」といろんな、いわゆるガイジンに対して聞いています。私自身も、外国人から年齢の質問はよく受けます。日本生活に慣れたせいとも思いません。しいていうなら、最も公平な質問だと思います。学歴や、職歴を聞くよりよっぽど嫌味のない質問だと思います。会話の途中で、「あの映画知っているなんて、一体何歳なの~?」って感じなら何も問題ないと思います。目くじら立てるほどの事ではないですし、答える方も言いたくなければ、「秘密よ~」という程度。失礼な質問はもっと別にあるでしょう。

  5. 他人に『外国人に言ってはいけないこと』を教える前に『外国人=皆欧米人』でないことを知ったおいた方が良いのでは…

  6. あれこれ聞かれてそんなにイライラするくらいなら日本に来なければいいのでは?としか言いようがない。
    自分はこれらの質問を海外に行ったときに、その国の人達から訊かれたが、別にイライラはしなかった。
    外見(黒髪)のことを誉めてもらえたり、その国の料理が食べられるか訊かれたり、気を使ってもらえるのはありがたいことだと思う。

  7. 北米在住の頃、現地の方から同じようなことをよく聞かれたけどイライラしなかったしそんなことでカリカリ怒る心の狭い人にも出会ったことはないけど…
    今までの経験上、日本に住んでいる外国人の方は日本という国の文化を知ろうとする好奇心のある方が多いと思うし、こういう質問をされてもそれが日本のカルチャーだと割り切っている方がほとんどだと思う。
    “日本在住の外国人”といっている割には欧米人目線の話ばかりな上に筆者がフランス在住?だからか偏り気味の内容でがっかり。

  8. よく聞く話が多いですね。白人を見たらすぐアメリカ人と決めつけるのは日本全体として悪い”癖”だと思います。あと外国人を見たらすぐ変なバカバカしいカタカナ英語で「ハロー」と話しかけてしまってそのあとはその外国人が聞きたい質問、例えば「Uhh, I want to get to Tokyo Tower, how would I get there?」と聞かれるとします。そのあやふやイングリッシュで聞いた人は東京タワーへの行き方を知っていてもその外国人が東京タワーがどうしたのかわかりません。それがもしそれ以外の人だったら申し訳ないと日本人の国民性だったら思ってしまうでしょう。

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