言葉の壁│つまらない外国人の集まりを何とかやりすごす3つの考え方

海外在住者のみなさん、現地人との集まりを楽しめていますか。仕事あれプライベートであれ、言葉の壁を感じる場面というのは、あまり楽しいものではありません。

語学力が上達していない状態で「周りの人が何言ってるのかわからない場」に参加し、何時間もそこにいなくてはいけない状況というのは非常に疲れます。周りの人が笑うのと同じタイミングで笑顔をつくったり、聞くことに精一杯になっているだけなのに「おとなしいのね」と言われたり、1分が1時間のように感じたり…。なかなか自分のことがわかってもらえず、周りと打ち解けられず、苦痛に感じることも多いでしょう。


「だったら、語学力を上げるように勉強すればいい」と周りは(さも簡単そうに)言いますが、ネイティブスピーカーの会話に参加できるレベルに達するにはそれなりの時間がかかるもの。「今できない」状態だけれど、どうしても外国人の集まりに参加しなくてはいけないときは、どうにかその場をやりすごすしかありません。筆者も今では夫家族の集まりをそれなりに楽しめるようになりましたが、フランス語ができなかった時代はフランス人の集まりが退屈すぎて苦痛でした。

しかし今振り返ってみると、この退屈な時間を必要以上に「苦痛」にしていたのは自分の間違った考え方からくるのだと気が付きました。言葉がわからないのだから、その集まりが退屈なのは当たり前。しかし、考え方次第でつまらない夫家族の集まりを上手にやり過ごすことができるということを学びました。戻れるものなら、昔の自分に教えてあげたい気持ちです。

そこで今回は、言葉の壁がある国際結婚でありがちな「つまらない夫家族の集まり」をうまくやり過ごすための3つの考え方を紹介します。これを知れば、苦痛な夫家族の集まりがちょっとラクに感じられるかも…?

1実は周りもつまらないと思ってる

ジョークを言って周りはおかしそうに笑っているのに、自分だけ何がおかしいのかわからない。急に話をふられて、なんて答えればいいのかわからずドギマギしてしまう。もちろん、こんなことでヤキモキしているのは私だけ…。

こんな風に自分以外の全員が言葉を理解し、楽しそうにしていると「つまらないと思っているのは私だけ」と孤立した考え方が生れます。しかし、実際はそうではないかもしれません。案外、言葉を理解している人のなかにも「つまらないなぁ、早く帰りたいなぁ」と思っている人がいるかもしれないのです。

確かに、日本人同士の集まりでも「つまらない会」というのはありますよね。いくら言葉がわかったところでその集まりを存分に楽しんでいるかといえば、案外そうでもないのです。

筆者の場合、これに気が付いた時に少し救われた気がしました。「なぁんだ、つまらないのは私だけじゃないんだ」と思い、その場にいる「何となく退屈してそうな人」を探して勝手に親近感を抱いたりしました。大勢の中で自分だけ言葉がわからないというのは、とても孤立した気持ちになるものです。孤独感がどんどん増して、自分を閉ざしてしまう前に、そんな自分に少し距離を置く意味で「この場にいて退屈している人探し」をしてみることをお勧めします。結構、気持ちが楽になりますよ!


2誰も自分に注目していない

あまりしゃべらない人というのはよくしゃべる人に比べて、その発言一つ一つが注目され、妙に目立ってしまう気がします。言葉がわからないうちは発言数も少ないし、周りの人も会話に入れようと気を使って質問をしてきたりするので、その度に「うまく答えないと!」と多大なるプレッシャーを感じるものです。

筆者も夫家族に会うたびに「前回会った時よりもフランス語が上達したところを見せなくてはいけない」と勝手に自分にプレッシャーをかけて苦しんでいました。しかし、自分が思うほど、周りは自分のことをそう「見ていない」んですよ。みんなどちらかというと、自分が楽しむことで一生懸命。ここらへんの気配りの仕方は個人差がありますが、あなたという個人が全体に与える影響というのは思っているほど大したものではないんです。

自意識過剰になりすぎると、「つまらなそうな顔をしてる私のせいでみんなが楽しくない思いをしているのではないか」と不安になりますが、そんなことはありません。あなたがそうやって自分を追い込み、無理して“楽しそうなフリ”をしていることは、案外周りの人にバレています。自然体でいいんです。あなたのことばかり考えている人はいないんですから。

3そこに「いる」ことに意味がある

フランスに来たばかりの当時は、筆者も夫家族のつきあいが苦痛で苦痛で仕方なかったですが、8年経った今では「夫家族の一員」としてしっかりと中に入れている実感があります。家族としての繋がりや絆を感じることもあり、彼らと会うのをどこか楽しみにしているようになりました。

しかし、こう感じられるようになるために何か特別なことをしたわけではありません。フランス語学習は続けましたが、積極的に会話に参加しようと努力したわけでも、何か具体的に行動したわけでもありません。ただ、結婚式やクリスマスなど、家族の集まりがある時は必ず「そこに」いました。今振り返ってみると、この「同じ空間を共有する」という積み重ねに意味があったように思います。同じ思い出を共有し、年月が経って思い出が増え、家族になっていく。夫家族とはいえ、元々は赤の他人なのですから、そうすぐに家族になれるわけではありません。あなたが何か良いことを言ったり、やったりすることで家族になっていくわけではなく、時間がそうさせるのだと思います。

ですから、つまらない夫家族の集まりであなたがすべきことは、たったひとつ!そこにいればいいのです。そう考えると、かなり気が楽になりませんか?

 

おわりに
以上が、筆者が思う「つまらない夫家族の集まり」を何とかやり過ごす考え方です。語学力が足りないという事実は(現時点では)変えられないので、変えられるのはあなたの考え方。自分を追い込んで、必要以上に苦痛な時間にしないためのちょっとしたテクニックです。

そして今現在、旦那家族の集まりが苦痛で仕方がないという人も大丈夫。必要な努力(語学学習)を続けていれば、あとは時が解決してくれます。あとで振り返ると、「あんなこともあったなぁ~」と微笑ましく思えるものです。気楽に「いるだけ」を続けましょう~♪


1コメント

  1. 言葉がわからないつまらなさと、話が理解できるゆえのつまらなさはまた違うと思うのですが😅

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