国際結婚で得する?欧米に嫁いだ日本人女が楽していること4つ

このブログでは、『国際結婚は大変だよー!』という内容の記事を多く紹介してきました。

確かに国際結婚は甘くないと思いますが、それと同時に、旦那さんが外国人だからこそ楽できていることがあるのも事実です。国際結婚は大変なところもありますが、国際結婚した奥さんだからこそ、免れている面倒なこともあります。


そこで今回は、発想の転換です。欧米人と結婚した国際結婚妻だからラクできることはどんなものなのかを紹介したいと思います。もちろん、一口に”欧米人に嫁いだ日本人妻”といっても、家族関係や文化によって様々なので、当てはまらない人もいます。ご理解のほど、よろしくお願いします。

 

1主婦力低くても責められない

たまに駐在の奥さんと話していて感じるのが、日本の奥さんは主婦力高そうだな…ということ。朝昼晩3食和食を作らなければならないと思うと、主婦力の低い私は「大変そうだなー」って思ってしまいます。芸能人ママの献立をSNSで見たり、気合の入ったキャラ弁をつくる友人の写真を見ると、みんなすごいなぁと感心します。

ちなみに、私は最近、旦那に作り置き弁当を持たせ始めました。何の変哲もないフツーの弁当で、見た目や味も自己評価で「良くも悪くもない弁当」という感じなのですが、これがフランス人の間では大絶賛だそうです。旦那には感謝・感激され、会社の人には「お店開けるんじゃない?」と褒められました。んなことないだろっ!と心の中で突っ込んだのですが、このことからも欧米社会で求められる主婦力は日本よりも低いことがわかると思います。

欧米は女性も外でバリバリ働く共働きが、もうずいぶん前から一般的ですからね。社会が主婦に求める家事力のレベルもそんなに高くないと思います。

2「外国人だから」で逃げられる

旦那家族との関係は、「外国人だから」で逃げられます。例えば、姑がする行動で、私には気にくわないことがあったとしても、「まぁ外国人だからしょうがないか!」で許してあげられます。これがもし、姑が日本人だったらこんなに簡単に許してあげられたか疑問です。逆もまた真なりで、おそらく姑も「この子は日本人だし、しょうがない」で、納得してくれているところもあるんじゃないかと思います。


このように、互いに「外国人だからよくわからない→しょうがない」という落としどころを持っているのは、旦那家族と良好な人間関係を保つのに非常に役立っていると思うんです。「外国人だから」で逃げられるって、旦那の家族にとっても、嫁の私にとっても、結局はプラスになっていると感じます。

3型にはめらず独自路線

私たち夫婦は、日本×フランスというカップル。これは、フランス社会のなかでも、ある意味特別な存在です。私がもしフランス人だったら、いくら個人主義の国だと言っても「フランスでのやり方」という型にはめられたり、先輩面して説教する人が出て来たり、干渉されることも多くなっていたのではないか?と思います。

しかし、日仏カップルというフランス人にもよくわからない枠組みに入っているおかげで、周りの人に「こうすべきよ」といったルールを押し付けられることなく、自分たちの意見を尊重してくれているように感じます。これは本当にありがたいです。周りの意見に翻弄されることなく、常に自分たちの意見を主軸に行動できる環境にいられるのは、とても気が楽です。

4適応努力アピールで好感度アップ

日本人の奥さんが相手の国で生活する場合、旦那さんのご家族は、「日本人のあなたが自分たちの国に適応できるか」をとても心配します。言葉が話せるようになるか、文化に対する理解はあるかなどをチェックする親もいるでしょう。これを面倒に感じることもありますが、裏を返せば、旦那の両親が求めていることが丸わかりな状態なんです。

「早くこの国に適応してほしい」という願いがあるのだから、それに向けた努力をしているところを見せればいいんです。言葉や文化に関する質問をしたり、旦那の家族が家に遊びに来るときは、トイレのドアに単語の暗記メモを貼っておくなどでも、効果は大です。家族のために一生懸命努力していることが伝われば、家族のあなたに対する評価が一気に上がります。

日本人と結婚した場合よりも、相手の家族が求めていることがわかりやすい。これはつまり、好感度を上げられるポイントがはっきりしているということです。だから、結果としては楽できるのではないでしょうか。

 

おわりに

以上が外国人と結婚した日本人妻が得する&楽できるポイントです。国際結婚というと、ついつい大変なところばかりが注目されがちですが、実際は楽しているところもあるんです。

もちろん、語学は一生やり続けなければいけないし、文化の違いやホームシックで悩まされることもあります。しかし、それも発想の転換で、国際結婚だからこそ人生が面白くなったところもたくさんあるはずです。両方の面から物事を捉えるって大切ですね。


3 コメント

  1. 結婚は得とか得じゃないでするものではないし
    まず(白人と)国際結婚するなら白人男性フェチじゃないといけません

    男性はどうしても白人が良かった、あった瞬間にこの人と結婚するんだろうなと惚れていたという女性が多いです
    逆に言えばそこまで白人が好きならメリットデメリットなんか気にしません

    「嫁ぐ」というのは大体デメリットです、しかも外国です
    国際結婚だと嫁ぐことがいきなりメリットに変わるわけないでしょう
    今回の記事で言われてるメリットはあなたが無理やり捻り出した後付に近いものですよ
    変な正当化はかっこ悪いだけです

    • >まず(白人と)国際結婚するなら白人男性フェチじゃないといけません
      >男性はどうしても白人が良かった、あった瞬間にこの人と結婚するんだろうなと惚れていたという女性が多いです
      何を根拠にしているのですか?ちなみに私は白人と結婚しましたが、全く当てはまりません。
      >逆に言えばそこまで白人が好きならメリットデメリットなんか気にしません
      いやいや、そんな女アホすぎるでしょwww。
      自分の人生の分岐点である結婚で、真剣に考えない女性はいないんじゃないですかね。
      いたとしても、一部のアホ女です。一緒にしないでほしいです。

  2. 結婚の形は人それぞれなのですが、なぜか色眼鏡で見られる事もありますね。私は夫以外は日本人としか付き合ったことがなかったので、周囲にビックリされたことを思い出します。中には「そんな人だったんだ」と陰でこそこそ話していた人もいて(良い印象の話なら面と向かって言うはずなので)、そんな人ってどんな人だろう?って当時傷つきました。
    りりーさんの記事「国際結婚」を「医者やIT企業社長」「三高(古い表現ですね!)」と置き換えたら、また別の視点からの先入観で批判する人もいるだろうと思うと面白いです。日本では、結局どんな相手を選んでも何か言う人はいます。国際結婚は結婚のスタイルのほんの一端であり、その中で「こんな事が良かったよ」とちょっと声に出すとからさんのような事を言う人は絶対出て来ます(笑)。夫と結婚して得した事、国内にも海外にも友達や親戚が沢山いる、それだけでもとても幸せなことです。それによって様々な物事に対する視点も変わった事も事実です。というと「上から視点」と言われるのでしょうけど、居心地の良さは人それぞれですし、結婚で得られた環境は(苦労はさておき)、私はどなたも素直に喜べばいいと思っています。
    リリーさんの過去に書かれた記事、今回合わせて拝見致しましたが、結婚するならこれぐらいの苦労を覚悟せよ、というのは同感です。しかし日本人同士でも同じはずで、「外国人よりは分かり合えるはず」という先入観で実際は皆さんも苦労しているのでは?と感じます。

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